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インターナショナルラブ💞

007 DIE IN HEAVEN @Beijing

何しろ10年以上前なのと、英語の会話であったことも含めて記憶がややあいまいです。
ご了承ください。

第1話 出会い編

彼女との出会いは、それは僕は25歳くらいの時、まだ肌寒さが残る4~5月くらいだった。
友人から「新宿で飲んでるよ~」の一声で向かった飲み会に彼女はいた。
彼女の名前は(愛称)Apple、(本名)ジョングチャイチャイクルさんである。
 ※タイ人は名前が長いので、みな愛称を持っている。
タイ人であるが華僑なので色白で可愛らしい女の子だ。

見てすぐにかわいいと感じた僕はなれない英語で話しかける。
言葉が詰まらると終わってしまう気がして必死にで言葉を紡ぐ。
聞けば、日本に2週間旅行中で、東京に1週間・京都に1週間滞在するとのことであった。
京都には翌日の午後の新幹線で向かうらしく、東京最後の夜のようだ。
英語力の問題もあり、日本に来るのは何回目なのか?とか日本はどう?とかどこ行ったの?とか
くそつまらない質問しかしてないが、彼女はものすごく話をひろげてくれてわかりやすい英語で返答してくれた。
話せば話すほどとにかくいい子で僕はとにかく惹かれていった。

彼女のおかげとお酒の力もあり、いつのまに僕らはいい感じで意気投合していた。
そして次の日の東京最終日の午前に一緒に大江戸温泉行くことになった。

次の日、待ち合わせの場所まで車を走らせ彼女をピックアップして大江戸温泉物語まで一緒に向かった。
2人きりではなく昨夜のメンバーと一緒だ。
細かいことは忘れたが、別々に温泉に入った後は浴衣姿で一緒に射的をしたり足湯に入ったりしてとにかく盛り上がった。

そして京都に向かう新幹線に乗る直前に僕らは僕とAppleは隠れてキスをした。

第2話 北京旅行編

彼女は、京都に旅立ち、さらに1週間後にタイに帰国した。

僕らは毎日SkypeでWEBカメラのビデオ通話やチャットで話していた。
タイと日本の時差は2時間だ。日本時間の23時~25時までが二人の会話時間だった。
今日会ったことを話したり、一緒にSkypeごしに映画をみたり。楽しい時間だった。
彼女は僕のことを「Oniichan」と呼んでいた。2歳年上だからだ。日本で覚えた単語のようだ。

とある時、Appleが言った
「Oniichan,Let's go on a trip somewhere next time.」
次の夏の休暇でどこかで旅行しに行こうということだ。
もちろん賛成だ。僕もAppleに会いたかった。

場所は北京に決まった。お互いいったことがないところ、近場という選択肢だ。
僕が日本から北京へ、Appleがたい バンコクから北京へ。
綿密に予定を立てた。お互いの飛行機の時間、どこに行くか。日程は6泊7日だ。時間はたっぷりある。

1つ問題があった。
ホテルだ。部屋は2つ取るのか、1つにするのか。1つならツインだよね?(キスしかしてないし・・・)
予定も詰まったころAppleがすかさず聞いてきた
「Oniichan,I have a question、We have to researve 2 rooms?if so,its expensive」
要は、2つ部屋取ると費用がたけーぞということだ。なんて気が利く助け舟。
すかさず、「ツインを取るつもりだがどうか?」と返信した。OKだった。

北京旅行当日…
僕らはホテルのロビーで待ち合わせした。
待ち合わせといっても渋谷ではない。北京のとあるホテルのロビーだ。片方は日本から、片方はタイから。
ホテルで相手のことを認識した瞬間、僕らはぎこちなかった。
なにしろチャットで話しているとはいえ、会うのは2回目。しかも日本旅行から3か月も前のことだった。

僕らは事前に綿密に立てた旅行計画の元いろんなスポットを回った。
おいしいものも食べた。普通に楽しかった。

1日目の夜を迎えた。別々にシャワーを浴びて寝る準備万端…。
ツインルームなのでお互いの別途で寝る。何かが起きるのか。何かが起きても不思議ではない。
声をかけるべきなのかどうかモジモジしながら5分が過ぎた。
僕は寝てしまった。移動で疲れていたのである。

2日目。同様に昼は観光。夜を迎えた。別々にシャワーを浴びて寝る準備万端…。
ツインルームなのでお互いの別途で寝る。何かが起きるのか。何かが起きても不思議ではない。
しかも、今日は眠くない。5分が過ぎた。声をかけた「Have you slept yet?(もう寝た?)」
Apple「not yet」 僕は、「それならこっちおいで。」といってAppleは僕のベッドに潜り込んだ。
3か月ぶりのキスだった。そして結ばれた。

そこからはお互いに猿だった。
北京の夏は暑い。途中に休憩でホテルに戻りシャワーを浴びれば、Appleはそのまましゃがみ込み僕のものを咥え込んだ。
ソファーの上でベッドの中で、棚に手をつきながら立ったまま…。
北京動物園に行った日は動物のように求めあい、雑技団を見た後は、アクロバットに求めあい、万里の長城よりも長く求めあい。。。

細切れの睡眠の中で僕らは求めあった。やりすぎて、どちらが上でどちらが下か右か左かわからなくなるくらいだった。

彼女はベッドの中で俺にいった。
「I'll tell you my secret」(私の秘密を教えてあげるわ)
「I have died in heaven」(天国で死んだわ = 昇天したわ」(多分ですけど)

帰りの飛行機での別れ際にキスをして僕らの6泊7日、いや10発7日くらいの旅行は終わった。

次回、遠隔WEBテレワーク○○〇 編 の予定です。