DMEDHのすゝめ
どうも初めまして,マグロんと申します.近頃紙のオタクこと,DMP界隈では各種団体の炎上やら批判の記事が多く見かけられますよね.そんな「記事を書く」という流行りに乗っかりたいけども,そんな団体に興味もないし付け焼刃の知識なんて披露する価値もない....
そんな時友人から「マグロん式edh旧QED統率の構築論」を提案されたので,とりあえずそれで書こうということでnoteを立ち上げました.肩の力を抜いて,ゆっくりしていってくださいな.
~DMEDHってなんぞ?~
このnoteを開いて下さった方の大半?がこの疑問を抱いているかと思います.ですので,今回の記事はDMEDHの入門書みたいな感じでかいていこうかと思います.
DMEDHは,一言でいうならDM版多人数戦のことです.2ブロック構築や殿堂ゼロのような感じと思ってもらえば差し支えないと思います.通常レギュレーションとは異なるルールのもとデッキを構築し対戦するので,通常とも2ブロとも違った,新鮮な感覚が味わうことができるかと思います.そんな特殊ルールの構築を紹介していきます.
~DMEDHの特殊ルール~
さて,DMEDHの構築を紹介するにあたってDMEDHの特殊ルールについて説明が必要です.ここでは重要な項目のみに絞って説明していきます.
①超次元,GR,禁断以外のクリーチャーを1枚「統率者」して選ぶ.
選ばれた統率者は「統率者領域」に置かれ.自分のターンであれば正規の手順通りに召喚することができ,統率者の相手プレイヤーに向けた攻撃がブロックされなければ1枚ドローすることができます.また統率者がバトルゾーン以外の領域に移動するとき統率者領域に戻すことができます.このようにして統率者領域に戻った場合,次に召喚するときに必要なコストは+2されます.
(例) 「霞み妖精ジャスミン」を統率者にした場合
① 2マナ払って統率者領域からジャスミンを召喚
② ジャスミン効果でブーストしつつ自壊
③ 墓地にいったので統率者領域に移動(コスト+2)
④ 次ターンに4マナ払ってもう一度ジャスミンを召喚
②デッキは60枚ハイランダー構築
デッキは統率者を含め60枚で構築され,その構築はハイランダー(同名カードは1枚のみ)となっています.また,そのデッキは統率者が持つ文明のカードしか使うことができません.ゼロ文明,超次元,GRゾーンのクリーチャーは統率者の文明にかかわらず構築することができます.レギュレーションは通常のものとは異なるレギュレーションを使用します.
(例)
「霞み妖精ジャスミン」を統率者にした場合,自然文明単色,ゼロ文明のカードでデッキを構築する.
(例)
「タイム1 ドレミ」を統率者にした場合,水文明単色,光文明単色,水&光の多色カード,ゼロ文明のカードでデッキを構築する
③カード効果でゲームに勝つことはできず,追加ターンも得ることができない
EXWinやボルバルザークの効果で追加ターンはもらえないということです.ちなみに強制敗北を回避するルールではないので,QQQXの能力で敗北しますしLOもします.させらせましたし.※LO:ライブラリアウト
④マナゾーンのカードは,ターン開始時のタイミングでしかアンタップできず,マナゾーンの染色,数値の変更はできない.
エクスや柳生でアンタップしたり,コートニーで染色,サファリチャンネルで大量展開はできないっていうことです.
⑤同名カードは1ターンに1度しか使えない
これが通常レギュレーションと最も異なるルールだと思います.ジアースで殴ってチェンジ剣もう一度ジアースや,ヒラメキウォズレッグウェーイということが出来ないということです.ちなみにツインパクトはどちらか片方の効果しか使用することが出来ません.
(例) マッド・デーモン閣下/デーモンハンド のマッド・デーモン閣下を使ったターンはマッド・デーモン閣下の呪文面であるデーモンハンドは使えないが,呪文単体のデーモンハンドは使うことができる
このルールによって,QQQXは呪文として使ってしまうとクリーチャーはしては出すことが出来ません...悲しき....
これらが重要なルールになります.詳しいルールやレギュレーションはアカシックレコード様のほうで公開されてますので,ぜひそちらをご覧になってください.
~デッキの紹介がしたいんですが.....~
ここまで何割の人が見てくれたでしょうか.見てくれた方,本当にありがとうございます.ようやく本題.「マグロん式edh旧QED統率の構築」の紹介,といきたいんですが....ここでもう一度DMEDHのルールを振り返ってみましょう.
①超次元,GR,禁断以外のクリーチャーを1枚「統率者」して選ぶ.
超次元,GR,禁断以外のクリーチャーを1枚「統率者」して選ぶ.
超次元,GR,禁断以外のクリーチャーを1枚「統率者」して選ぶ.
....はい,今回紹介するQED統率.レギュレーション違反しちゃってるんですよね.
やってた人ならわかると思いますし,アカシックレコード様のサイトにも「超次元統率者」の項目はあります.(消されてますけども) GRクリーチャーの出現に伴い,統率者に関するルールが一新されたんですの.おのれGR.
ここまで見てくれた方,本当にありがとうございました。この記事は
「現在使用不可のデッキ紹介」となります.
一応弁明しますと,DMEDHの殿堂レギュレーションは「義務」ではなく「推奨」なんです.なので一緒にやるメンバーが承認してくれたのなら使っても問題ありません.でもまあ,できる限り守ったほうがいいのは確かなので,そこらへんは自己責任ってことで....
「使用不可のデッキ」の紹介なんてどこに需要があるんだ?バカじゃねぇの??と自問自答しながら書いておりますゆえ,この先はさらに肩の力をおとして,ついでのIQも50くらいさげてゆっくりしていってね.
~マグロん式edh旧QED統率の構築論~
そんなわけでようやく本題です.ここまで書くのになぜか2300字も費やしていますが,気にせず行きましょう.
「構築論」なんて大それた言葉使ってますけど,要は「自分はこんなこと考えて構築してますよ」という感覚で書いてますので,よろしくお願いします.
さて,構築を考えるにあたって一番大切なことは「環境」だと自分は思います.ここでの「環境」は通常レギュレーションや2ブロック構築戦における強さを表す「環境」ではなく,「どのようなメンバーで卓を囲むのか」ということを指しています.どういうことかといいますと
俺の身内血の気多すぎ,バーサーカーなのか?戦闘民族か??
ということです.マジで.システムクリーチャーなんて機能するわけないし,少し煽ったら盾全部消されるし,軽い煽りでお互い盾なくなるまでど突きあうし,停戦協定結ぶふりしてキルしにくるし,進化獣軸に組んだら進化元根絶やしにされるし......ひとたび標的決めたらとなりが暴れる用意しててもこっちきますからね.闘牛かなにかでしょうか?
そんな環境で自分が出した結論は「ちまちま微アド稼いぐよりも運要素があっても爆アドを狙いに行く」だったんですよ.それを念頭において組んだのが次のリストになります.
基本的な動きは,序盤はチャージャーでマナ加速したり,手札補充なんかで基盤調整,中盤ホーガンブラスター打って,終盤QEDの踏み倒しで圧殺する,こんな感じです.すべてのカードに焦点を当てていくときりがないので,絞って紹介していきます.
Q1.なんでGRクリーチャー入ってないの?
A1.調整してないからです.
キーカード① ホーガンブラスター
このデッキの核になります.序盤はこのカードを探しにいくことが優先事項となります.デッキをみればわかる通り,8コスト以上のカードが20枚,つまりデッキの1/3を占めているわけです.高コストのカードって強いですよね?つまり当たりが1/3もあるんです.そりゃ優先するでしょ.大当たりは完全不明ですね.ガンガンヘイトためていきましょう.
キーカード② 龍素王 Q.E.D
このデッキの今は亡き統率者になります.ハンドと盤面次第ですが,基本7マナたまったら,こいつを出して大型水呪文踏み倒しを行います.Q.E.Dを出したターンは水のクリーチャーの踏み倒しはできないのでそこは注意しましょう.もしこいつが生き残れたのなら,その甘えを容赦なく叩きに行きましょう.慈悲で生かされたのであれば,相手に感謝しつつ容赦なく叩きに行きましょう.狙う組み合わせは「イッツ・ショータイム」+「伝説の正体 ギュウジン丸」か「イッツ・ショータイム」+「夢の変形 デュエランド」です.前者はDMEDHのルール上,EXWinはできませんが,デザイナーズコンボだけあってなかなかの破壊力を有します.相手の大量展開もサポートしますけど.後者はうまくいけば大量展開ができるカードです.相手がギュウジン丸を警戒してクリーチャーを出さなかったのなら,こいつでこちらが大量展開してやりましょう.EXWinはできませんが.
キーカード③ 甲型龍帝式 キリコ3 & エンペラー・キリコ
最後のピックアップはこのキリコ姉妹となります.通常レギュレーションではプレミアム殿堂となってしまっているエンペラー・キリコですが,DMEDHでは使用することができます,やったぜ.ホーガンブラスターの項でも述べた通り,あたりは1/3あるので何かしら強いのはめくれるはずです.キリコ3の場合自分のハンドを犠牲にしてしまうので,運用には十分注意しましょう.キリコ3の場合はフオーコが,キリコの場合はエメラルが最も扱いやすい進化元となります.
~最後に~
ここまで見てくれたかたがいたとしたら,こんな約4000字の駄文にお付き合いいただき,本当にありがとうございました.見返してみるとタメになることがほとんどないような気もしますが,あまり気にしないでおきましょう.この記事で少しでもDMEDHに興味持っていただけたのなら,自分は満足です.何か疑問などございましたら,気軽にTwitterのリプやDMで声をかけてください.また.新潟県を中心にデュエマしておりますので,やってみたいけどデッキがない...,そんな方がおられましたら是非声をかけてください.
長くなりましたが,ここらで終いにさせていただきます.では.
P.S 記事書いてたらものすごくEDHしたくなってきたので,帰省したら飽きるほどやりたいよね.
友人たち曰く,自分がこのカードをプレイしてる時の顔が一番イキイキしててヤバイらしいです.ホーガンブラスターは最高だぜ.
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