Product Manager conference 2019 その2

コミュニティマネジメント: プロダクトの開発と展開をコミュニティが加速させる 馬田 隆明

https://www.slideshare.net/takaumada/community-management-for-product-manager

ユーザーコミュニティとどう付き合うか、活用するか、成長させるかという話だった。

コミュニティ担当を置く
以下の人たちのつながりをどうするか
オーディエンス⇔コミュニティ
会社⇔ユーザー

コミュニティマネージメントはAWSが上手

ユーザー同士、コミュニティでのサポートが必要
悪いFBを聞けるようにする
ユーザー同士が本音を話せるようにする
当日中に機能のFBを貰える人が5−10人くらいいると違う

コミュニティは長期になるとROIが高い
良い製品が良いコミュニティを作る。
中心は製品。

コミュニティ戦略があると効果的、社内で承認してもらう。

コミュニティの構造デザイン
最初は小さく熱狂的な人を集める。
150人の壁をどうするか。名前をつけたサブグループをつける。

企業が求めるプロダクトマネージャーとその人材戦略

PMとはミニCEO
PMごとにそれぞれ違う強みがあるといい

PMアサイン失敗
外からPDMをとって失敗した、社内の新卒出身の子をアサインしたらうまくいっった。
何をつくるべきかを提示できなかった。

企業文化を理解した上で経営者との信頼関係があり価値観、ミッションに共感する人を採用。
同じ志を目指せるか、プロダクトに愛があるかが必要。
採用したなら
最初のPJはお膳立てが必要。採用者のスキルを見極めつつ成功体験をさせる。
入社3週間はチューニング期間、3ヶ月以内に成果を出せるようにする。
採用→採用後のフォローも大事、異動も同じ

ポジションにこだわる人は採用しない。必要なのはプロダクトを成長させること。愛。突破力。直感力。全てなくても良い。

感想
PMはまずは企業文化馴染み、プロダクトの立ち位置等を理解しないといけない。情報量が膨大なので誰かのサポートは必要。PM自身もアウトプットを早く出すために企業文化やプロダクトの立ち位置を理解するように努める必要があると思った。外から来た人の発言に何を言ってるんだ!?ってことって割とあると思うので、新しい会社、組織に入っていきなり何かを決定していくしかも上の人の承認を得ようとするのってかなり難易度高い仕事だよなって思った。
いきなり新しいところでPDMの経験を積むよりかは馴染みのある組織、プロダクトでPDMの経験を積んで行くほうがまだ現実的だと思った。

発明、ドッグフーディング、プロダクトマネジメント 増井 俊之

自分で使いたいものを作ってバグ、改良点を見つけたらすぐに修正してプロダクトを成長させているという話だった。
ドッグフーディングとは開発者自ら自社製品を日常的に使うこと。

簡単に使えるものじゃないと普及しない。
製品をまず使ってもらうフェイズだと認証情報は入れさせない。
気に入ってもらったら認証情報を追加してもらうとか。

発想には常に製品の事を考えたり、製品に関する類似情報を手に入れたりする。
https://scrapbox.io/masui/PMコンファレンス2019講演

感想
自分の担当サービスは使い倒すことが大事。使い倒したくなるようなものを作る。
作ってみないとわからない。考えるのに時間を使うより作るの、触るのに時間を使うのが大事だとおもった。

Keynote Session Harry D. Moseley

Zoomのお話。Zoomはストレスフリーなコミュニケーションプラットフォーム
遠距離恋愛がもとで生まれた。
自分が使いたいものを作ると成功する法則

ZoomのPDM
スピーディにアイディアを製品化させる
ZoomのPM組織はCPOの下に各プロダクトにPMを設置
PMは業界の専門知識、Zoomのカルチャーへの適応、チームとの協調性、そして情熱が必要。
顧客がどうプロダクトに感謝するか想像する。何がほしいではなく、何を必要としているか。
規律主義から脱却、自らを開発、自分の強みがプロダクト開発に活かせるように合わせる。自分の成長、自分の強みを仕事似合わせる。

成功にはビジネスではなく顧客視点で考えることが重要。

変化の激しいプロジェクトを成功に導くには - 会議ドリブンなプロジェクトマネジメントメソッド 定金 基

https://blog.copilot.jp/entry/SuperGoodMeetings_ProjectSprint_02

会議だるい、いらない文化ではなく会議をどうプロジェクトマネージメントに活かすかという話だった。会議を見たらそのプロジェクトが上手く進んでいるかわかるそうな。

特に良さそうなメソッド
・会議で議論することとしないことを会議で決める
・全員がアジェンダを記入するようにする
・アジェンダを書いた内容がどうまとまると良いのかをアジェンダに明記する
(決定してほしいのか、案がほしいのかとか)
・会議でタスクを決める(持ち帰らない)
・会議でPJがどこにいるのか示す(毎回同じスライドを使って少しずつ進んでいるのがわかると良い)
・前回から進んだところを話す
・会議から次回までにやることを示す
・進行する人と、議事録書ひと2人アサインしてMTGごとに変える
・議事はなるべくMTGで書き終える、共有する、みんなで納得して終える
・MTGを中心にPJを進める。第X回のMTGではこういう議論ができていると良いとか

PJの期間から週1回MTGあるとすると何回MTGが出来るかわかる。
どのMTGをどう進めれば良いかおおよそ計画たてれる。
MTGはただ報告、相談する場ではなくMTGはPJに変化をもたらす場。
変化の大きいPJが多いので同じ形式でMTGをしているとMTGが意味なくなる。

感想
MTGを有効な場にできるかできないかもPMの手腕の一つだと思った。
担当のPJでも知らないことが増えると自分のPJ感がしなくなるし、
担当PJの状況がよく分かると色々こうすればいいんじゃないかとアドバイスもしやすくなるし。PJ期間中に製品を良くしていくためにはオープンな情報交換を心がけ意見交換が活発に行えるPJにしていく必要があると思った。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?