インプットしすぎる病気

情報の波に飲まれすぎて何も出来なくなってる自分がいる。
無駄なものはないをモットーにずっと生きているのだけど、最近は興味のある情報をばくばく食べすぎて少々過食気味になっている。きちんと消化できていれば良いのだけど、さながら過食症のように食べては吐き、食べては吐きと情報を出し入れしているだけになっている。
それは、なぜなのか。思うに、自身の情報の代謝が悪くなっているからではないか。
つまり、上手く外に情報を出せていないからこそ、余計に情報を取り入れることにやっきになっているのではないのかということだ。情報習慣の乱れである。
今こうして文章を書いているのは、アウトプットのリハビリのためと言って過言でない。
そんなリハビリならば、特に文章を書く必要はないのかもしれない。しかし、個人的には会話中に自分の考えを伝えることなどほとんどないのだ。希薄な会話の応酬である。会話したことだけが思い出され、何を話したかなど大したことではないのだ。それが悪いということではないが、要はバランスの問題である。ファストフードばかり食べていたということだ。
そのようなことで、誰に宛てるでもない文章をこうやってつらつらと書いているのだ。しかし、この文章は一人で精進料理をぱくぱくと食べているにすぎない。出来るのであれば、大勢で家庭料理をわいわいと食べたいものである。

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