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すてる勇気

今週は
火曜日にmochiカフェ
金曜日にSPACEと
どちらも大好きなコミュニティでの集まりがあった。(しかも永田町のお店で!)

どちらのコミュニティにも
共通しているのが、
「他業種」の集団であるということ。

前提が違う人との意見交換の中では
自分の見解と相手の見解が
違うことが当たり前だし、
違うからこそ
意見が混ざっていいものが生まれたり、

自分が自分で決めた「当たり前」に
苦しんでいたことに気づけて
安心できたり、
またその逆で、自信になったりしてる。

そんな時間を持てることで、
現実に向き合えたり、変えようとするエネルギーが生まれたりする。

少なくとも私にとって
この2つのコミュニティの意義はこうで
これからも大切にしていきたいと思えている。

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最近よく、カンボジア人と働いていた時のことを思い出す。

彼らとは、文化が違うし言語も違う。
でも、
同じ目標に向かって走らなきゃいけない。

彼らが「年上のいうことが絶対。」という文化で育ってきているなんて知らなかった私は、チームで最年長だったがゆえに、

初日から何が質問しようにも
(え、、私にききます?)という反応をされ答えをもらえない日々に苦労した。

そんな日が続いたある時、
「年上なんだからもっとしっかりしてください。」と言われた。そこで気づいた。
彼らがそういうスタンスであることに。

ならば私が変わろう。

MTGで、私のスタンスを伝えた。

それからは意見がよくぶつかった。
でも、衝突はほんと最初だけで、そのうちはあうんの呼吸で仕事ができていった。

意見が出て、それが擦り合わさって、理解が伴う行動で目標を達成していって、それが給与に反映されて、次の目標が生まれる。

時間はかかったかもしれないけれど、
全スタッフの納得感と彼らの目標がわかりながら進む毎日は楽しかった。充実していた。

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そんなことを思い出すうちに、
【この成功体験が私を邪魔している。】
と考えるようになった。

構成要員が違うのだから、
同じメソッドがきくとは限らない。

こんな当たり前のことに、
ようやく気づけてきた。

冒頭で書いた2つのコミュニティの中で、
色んなチームづくりや組織の仕組みの話が出る。そこで(あぁ、そうか。)と。

文化や背景が違う、言語が違う、

いくつもの要素が
「私たちは違って当たり前」というベースを
つくっていたあの頃。

(今日はいいか。)と私が意見を出すことを控えたら「そんなのいつものりえじゃない。」と言われ、意見がまとまるまで、スタッフが帰らない。

10人が10人そんなだったけど、

出勤したと思ったら泣き出したスタッフから、病院の治療費が払えないから給与を前借りさせてくれ、って言われたりとか、

学費を払うにはもう少し給与をあげたいから、もう少し働かせてくれ、とか、

その時はあって、今はないことも多いんだから。

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今のチームでもベストで、
かつ最速の方法を見つけたい。
まっさらな頭で
考え直して、早く成功体験をつみたい。

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「家庭料理」という手段を使って
「やさしさが連鎖する経済圏をつくる」

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そんなミッションの元で、
私が今からできることは、

その「コト」に私が100%で向き合って、
あらゆる手立てを考えて、動いて、出てきた結果を擦り合わせることな気がする。

目的をシンプルに捉えて、
いつも「人」にむけてきた自分のエネルギーを「コト」にむけてみようと思う。

きっと確実に一歩進める。

楽しかった日々との比較ではなく、
これからも違う
楽しい日々を生み出さないといけない。

ようやくこの事実を
ポジティブに捉えられるようになってきた。

2つのコミュニティ(いばしょ)のおかげ。
これからも大切にしていきたいと思ってる。

mochiカフェについては
発起人がまとめてる記事があるので
詳しくはそちらでどうぞ。


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