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しあわせなじかん《タイニー当日編》

なんということ。

「これ見れるー?」という文字付きで
同僚から送られてきたファイルを

無防備にも
電車で、何の気なしに開いてしまった。

それがあまりにも不意打ちで
思わず泣いてしまった。

それをごまかそうと、
同僚の手作りサンドイッチを食べたら

それが美味しくてまた泣いてしまった。

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2019年8月24日18時半。
私は永田町のとあるカフェで
結婚お披露目パーティーを開いた。
(開いてもらった。)

表参道での挙式を開いた夜に
場所を変えてやったパーティー。

それを一般的には
「二次会」と呼ぶのかもしれない。

でも、私にとってあの時間は特別で、
「二次会」という名前では語りたくない。
語りつくせない。

だから、私はあの時間を
「結婚お披露目パーティー」と呼んでます。

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なぜやったか
どういう経緯があったか
どんなことがあったか

とかを《準備編》として綴ってたら
長くなりすぎて
アップロードできなかったので笑
また他のタイミングで。

今は《当日編》をつらつらと続けてみる。

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そのファイルには

こんなにも笑ってる自分がいた。

いつものように話しかけてる様子や

昔よく見た光景も映ってた。

いつものテーブルと
いつものカウンター。

でもそこにはいつもと違う顔ぶれもあって、
新鮮だった。

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その日たくさん食べた
いつもよりも卵もマヨも増し増しの
ポテトサラダや
(メッセージつき!)

アメリカから取り寄せてくれたという
「日本の湿気にやられて鼻がつぶれた人形の乗ったケーキ」という長い名前のケーキも。

特大のお皿に作られたレアチーズケーキとその作成者も。

前に私が、いつもの4倍は食べた好物の冷製トマトソースのカジキのソテーや、みんなの大好きなからあげも。
(新郎のあだなの入ったメッセージつき!)

ひとつだけこじゃれた名前がついてた
ペンネも。

ぜんぶぜんぶ残してくれてた。

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こんなにも手づくりであったかくて
「美味しい!」と
「楽しい!」と
「おめでとう!」と
「久しぶり(!?)」が
詰まった時間は
生まれて初めてだった。

そう思えてしまった。

最近気づいたのだけれど、
私は自分のことに関する感動が
だいぶ後から来る。

その日、頭では感じた
「ありがとう」と
「幸せ!」という感覚は
たしかにあって、

でももし向き合ったら
消えてしまうような気がして、

24日から2日に至る今の今まで、
そっとしてきた。

だけどいとも簡単に、
こんなにもたくさんの写真の力で
一気に引き出されてしまった。

今日もまた
私は眠れないのかもしれない。笑

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「ファミリー感あるね。」
「親戚の集まりじゃないよね?」

とみんなが笑った集合写真も
たまらない。

この感情が一度落ち着いたら
《タイニー準備編》も改めて
書き残そうと思う。

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準備に奮闘してくれたみんな。
当日盛り上げてくれたみんな。
駆けつけてくれたみんな。

そしてたくさんの子どもたち。

「お色直しだね。」と言ってもらえた
ティアラ授与式もちゃんと残ってた。

とても嬉しい。

覗きにきた同僚の娘ちゃんも、

どこかアメリカの雰囲気をただよわせるバルーンもたまらないね。

あの時間と空間を一緒に過ごせて
私はとてもとても幸せでした。

ありがとう。

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