たいせつな原点【羽根木プレーパーク】
はるか昔から、
私は「居場所づくり」というものに
興味がある。
ほんとは、この言葉も
「コミュニティづくり」という言葉も
まだしっくりきてないんだけど、
やりたいことを口にすると、
人がだいたいその2つで区分してくれるから
世の中的には、たぶんそういうことが
私の興味範疇なのだと思う。
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原点は
「羽根木プレーパーク」で遊んだ2年間だと思う。(記憶のある中では。)
小学校受験を失敗し、
たくさんの習い事をこなす中、
友達に連れて行ってもらった
プレーパークで
手作りの滑り台やツリーハウスに
魅せられた。
お気に入りのさくらんぼのワンピースを
着た日は、
その服を絶対汚したくなかったけど
どうしても遊びたくて、
ワンピースをまくしあげて遊んだ。
同い年くらいの子も、
自分より小さい子も大きい子も
思い思いに遊んでた。
お腹がすいたら
近くの売店で、みんなで持ってたお金を集めて
大きな駄菓子を買って、
みんなで食べた。
食べ終わる頃に
手を洗い忘れたことに気づいて
公園の中のトイレに行ったら
そこから水かけっこが始まっちゃって
管理人に怒られたことがあったりして。
(我ながらひどい。)
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そんな、
どこかではよくあるのかもしれない光景が
窮屈な私の日常には特別で貴重だった。
誰にも指示されない、
誰にも見つからない、
秘密基地のような
安全地帯のような
とくべつな場所。
そのくせに
閉じてないってところが好きだった。
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こんな感じの体験を、
同じように日常に窮屈さを感じてる人と分かち合いたい。子どもとでも大人とでも。
分かち合うだけで、その日常の中でも少し息ができるようになることもあるから。
時に「提供したい」って思わず言っちゃうけどそれだとなんかちょっと遠くて、
どっちかって言うと
「そこにあるから(用意してあるから)行っておいでー!見ておいでー!」という感じがいい。笑
だからか、
20代前半の時は、「80歳くらいになったら、儲かってるか儲かってないかわからない駄菓子屋始める!」とか言ってたのだけれど、
ある時、「それって今からはできないの?」と、素朴に聞かれ一念発起。
「今から、できることからやってみよう!」と決めた。
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ということで、
今はまず、
「ご飯」を口実に、
「寄っておいでー!見ておいで!」を提供中。
大好きな飲食業界に帰ってきた。
日常の中にすっと紛れこめるような
「ほっ」を演出できることを目指して
日々邁進中。
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そこに楽しみを見出して早3年。
最近は原点に帰り、
もう一歩踏み出したくなってきて、
2つのコミュニティの運営を始めた。
・mochiカフェ
・SPACE
次回はこの2つについて書こうと思う。
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