カンボジアを母国と呼ぶ理由 part2
帰国の日となりました。
「暑い暑い」と聞いていたのに
着いてからずっと曇り。
この時期に見られる夕焼けも
飛行機の横で少し見られただけでしたー。
残念。
さて、タイトルについて。
前提として、私はカンボジアにいた頃、結構な頻度で発熱をしていました。
体感温度40度を超えるオープンエアーのお店で立っていると、どこに汗がいくのか、、
時々すっと汗をかかなくなり、数日後に熱が出ます。
今思えば人体の不思議です〜
そういう時、自宅で寝込むと、、
1.大家さん
どこで知ったのか、
最速で、勢いよくドアを叩きにきます。
そのまますごい形相でフルーツ差し出されます。そしておでこ触られ、カンボジア語のシャワーを浴びます。
それが毎日続きます。
熱が下がったらこちらから報告にいきます。
2.道の向こう側に住む先生
意識が朦朧とするレベルになり、カンボジア語が暗号に聞こえるようになると、私はその先生に電話をかけます。
するとすぐに車が到着します。
車に乗り込みますが、運転手が大家さんとたわいもない話を5分近くするのでそれを聞きながら眠りにつきます。
先生の家で、犬に挟まれながら寝ます。
気づいたらすっかり元気。
むくっと起きると犬が喜んで先生を呼びにいきます。
3.スタッフ
熱で休むとなると、「大丈夫か?」と
電話をかけてきます。
「たくさん寝てね」
「たくさん食べてね」
「ココナッツ届けようか?」
「何か欲しいものある?」
と言われます。
話すのも辛いことも多いのですが、
電話の向こう側の顔が浮かぶので
「うん」「そうだね」「そうする」
と言ってるうちに寝落ちします。
職場に戻るとみんなにおでこ触られます。
4.料理屋の店長
「熱出した」と治ったあと、ただ報告しに行く(駆け込む)店がありました。
「またかよ!」と突っ込まれますが
しばらくすると美味しいご飯が出てきます。
時々難しい顔をしてお金を数えていました。
「熱出るよ」と言うと
「あんたじゃないんだから!!」と笑われて
しばらくしたらご機嫌になり、
一緒の席に座ってくれました。
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海を越えた先に
私はこんな場所があります。
(これ下の方使う機会があるー??!!)
って笑ったり
(握った瞬間手ベタベタになったーーー)
って思ったら
「ソーリーソーリー」って言って手拭かれて
(自分で拭けるしw)
って笑ったり
大盛りにしてくれたはいいけど開けた瞬間爆発して困らせられたり、、
ずーっと静かだったのに
お金払った瞬間
「ワタシ チョット 日本語 勉強しました」
からの超流暢な日本語聞いて、
この人なんでドライバーやってるんだろうって考えたり、、
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生まれた国、日本にいる時よりも
ずっとずっと感情が揺さぶられます。
たくさん笑い、泣いて、怒って
もうほんとに忙しいです。
彼らの中でも田舎の育ちの子たちは
特に表情が伝わりにくい。
だから私もたくさん努力しました。
口角が上がったのは彼女たちとコミュニケーションを取りたかったからに他なりません。
たった2年。
今まで通った時間を含めてもたった2年半しかカンボジアにはいませんが、
私にとってカンボジアはとても大切な国です。
日本でも時々、カンボジアの赤土の上をバイクで走ってる夢を見ます。
私から見えるカンボジアでよかったら、ぜひ案内させてください。
日記終わり!!!笑
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