見出し画像

ジョーカー

「お疲れ様でーす」

そう言ってお店を定時にあがるメンバーに

「私、ジョーカー見たの!好きだと思う!おすすめ!」って突然声をかけた。

もう一度見たいと思ったくらい、あれは私の
「好きなタイプ」の映画だった。

---------------------

先日、映画『JOKER』を見た。

パートナーには絶句されたが、先月まで、私は「バットマン」を知らなかった。

自称、私は無類の映画館好きで、
一人でも映画を見に行く。

けれど、アクション系は一切見てこなかった。

MARVELシリーズの存在を知ったのもここ1年で、スターウォーズもその1年前に知った。

そんな私が、『JOKER』の予告を見て、

踊る彼に、
歩く彼に、
心惹かれるものがあって、
『ダークナイト』を予習。

その翌日には映画館に出向いていた。

---------------------

見た感想として正しいのかわからないが、
映画は「爽快」だった。

誰にでも、転がり落ちる引き金がある

その引き金がすぐそばにある人と、
まるで見えていない人がいる

久しぶりにそんなことを思い出した。

世の中には、どんな出来事も《ポジティブ》にとらえる人がいる

その逆で、
全てが《ネガティブ》に映る人もいる

『ジョーカー』はその後者だ。

---------------------

連休があけ、職場である厨房に戻ると、

「どうせ生きるなら笑える方がいい」
「失敗しても次がなければいい」
「早く行くなら一人で、遠くに行くならみんなで」

と、未来や今を《ポジティブ》に《協力的に》語るメンバーがうちのお店には多いことに気づける。

キャラクターと比較するのはあれだけど笑
思わず「ジョーカー」と比べてしまった。

---------------------

お店と出会って、
メンバーと時間を過ごして早3年。

つい先日、「古賀さんと出会ってもうすぐで丸3年です!」と声をかけてくれたメンバーがいた。

その時の満面の笑みからするに、
出会えたことはよかったこと
という意だったんだと思う。

(私も、あなたと出会えてよかったよ。)

心からそう思ったけど、「、、、おう!」と男子高校生みたいに応えてしまった。笑

---------------------

「どうせ一緒にいるなら、楽しい方がいい」
「どうせ生きなきゃいけないなら、笑っていた方がいい」

いつか、そんなことを言える大人になれるだろうか?と思ってきた。

10代、20代はそういう風に声をかけてくれる人と、自分を比べながら生きてきた。

《ポジティブ》に世界が見えている人たちと、自分の違いを考えてきた。

今の職場に出会い、
《ポジティブ》に揉まれる中で、私は少し、
その世界が見えてきているような気がした。

---------------------

長い前フリは終わり。
お店のnoteを、無事書き始められました。
少し毛色の違う切り口になっているのが
我ながら面白いので笑

既にこちらのnoteに出会ってくださってる方、
もしよければ、今後少しずつ進むであろうお店の方も覗いてみてください。
https://note.mu/tinypeacekitchen


よろしければサポートをお願いします。背中を押してもらったと思って、励みにしていきます。