ジョーカー
「お疲れ様でーす」
そう言ってお店を定時にあがるメンバーに
「私、ジョーカー見たの!好きだと思う!おすすめ!」って突然声をかけた。
もう一度見たいと思ったくらい、あれは私の
「好きなタイプ」の映画だった。
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先日、映画『JOKER』を見た。
パートナーには絶句されたが、先月まで、私は「バットマン」を知らなかった。
自称、私は無類の映画館好きで、
一人でも映画を見に行く。
けれど、アクション系は一切見てこなかった。
MARVELシリーズの存在を知ったのもここ1年で、スターウォーズもその1年前に知った。
そんな私が、『JOKER』の予告を見て、
踊る彼に、
歩く彼に、
心惹かれるものがあって、
『ダークナイト』を予習。
その翌日には映画館に出向いていた。
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見た感想として正しいのかわからないが、
映画は「爽快」だった。
誰にでも、転がり落ちる引き金がある
その引き金がすぐそばにある人と、
まるで見えていない人がいる
久しぶりにそんなことを思い出した。
世の中には、どんな出来事も《ポジティブ》にとらえる人がいる
その逆で、
全てが《ネガティブ》に映る人もいる
『ジョーカー』はその後者だ。
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連休があけ、職場である厨房に戻ると、
「どうせ生きるなら笑える方がいい」
「失敗しても次がなければいい」
「早く行くなら一人で、遠くに行くならみんなで」
と、未来や今を《ポジティブ》に《協力的に》語るメンバーがうちのお店には多いことに気づける。
キャラクターと比較するのはあれだけど笑
思わず「ジョーカー」と比べてしまった。
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お店と出会って、
メンバーと時間を過ごして早3年。
つい先日、「古賀さんと出会ってもうすぐで丸3年です!」と声をかけてくれたメンバーがいた。
その時の満面の笑みからするに、
出会えたことはよかったこと
という意だったんだと思う。
(私も、あなたと出会えてよかったよ。)
心からそう思ったけど、「、、、おう!」と男子高校生みたいに応えてしまった。笑
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「どうせ一緒にいるなら、楽しい方がいい」
「どうせ生きなきゃいけないなら、笑っていた方がいい」
いつか、そんなことを言える大人になれるだろうか?と思ってきた。
10代、20代はそういう風に声をかけてくれる人と、自分を比べながら生きてきた。
《ポジティブ》に世界が見えている人たちと、自分の違いを考えてきた。
今の職場に出会い、
《ポジティブ》に揉まれる中で、私は少し、
その世界が見えてきているような気がした。
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長い前フリは終わり。
お店のnoteを、無事書き始められました。
少し毛色の違う切り口になっているのが
我ながら面白いので笑
既にこちらのnoteに出会ってくださってる方、
もしよければ、今後少しずつ進むであろうお店の方も覗いてみてください。
https://note.mu/tinypeacekitchen
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