それって、あなたの感想ですよね。に、対する僕なりの答え

それって、あなたの感想ですよね。
この言葉は、2022年の小学生の流行語ランキングの1位になった「ひろゆき」こと西村博之さんの言葉。

当時、この言葉が流行語になったと知った時に強烈な違和感を覚えました。
前後の文脈を完全に無視した状態で、この言葉だけが一人歩きし流行語にもなった事に対しても、嫌悪感を隠せなかった事を覚えています。

しかし、自分自身なぜそんなにも嫌悪感を覚えたのがが分かりませんでしたが、今日たまたま養老孟司さんの言葉を聞いて頭の中で沢山の情報が繋がったので、共有したいと思います。

そのYouTubeがこちら


みんなそれぞれ、異なる”考え方”や”人生背景”があるからこそ、受けて側の解釈も異なるのが当然だと僕は考えています。

しかし、日本は島国という特性上、ある特定のコミュニティで、特定の概念にふれる機会が多い場合、本来は個人の解釈である感想や意見が集団的な概念として許容され同調圧力が形成されるのかもしれません。

自然と向き合う事を生業としている身としては、抽象的な意味での”同じ”は存在するけど、全てが同じという”絶対的な同じ”状況は存在しないと感じています。

なぜならば、時間という概念が存在する以上は、
受け手も、与え手も、その環境も、全てが同じ状況で物事を比較する事も、検証する事も、存在する事も不可能だからです。

今後、デジタル、AI、ビックデータ、さまざまコンピューターの世界が飛躍的に進歩し、身近になってくるのは間違いないと思います。
その時に、”それって、あなたの感想ですよね。”と言われたら、どう反応しますか?

僕だったら、
『そうです。これが僕の感想です。どうして、そう感じたか聞いていただけますか?』と、答えたいと思います。
逆に、他の人が感想を述べてきた際には、
『なぜ、その様な感想になったのか、興味があるので教えていただけますか?』と、さらに対話を重ねて行きたい。
そう、強く思いました。

全ての人が違う概念を持っているからこそ、相手を尊重し”討論”ではなく”対話”を心掛け、相手の”概念”を知ろうと、歩み寄ろうとする敬意と心の姿勢が大事なんだと感じました。

そして、僕が声を大にして言いたい事がもう一つ。
デジタルが良い悪いとか、リアルが良い悪いとか、言うつもりは毛頭ありませんが、デジタルが進化すればするほど、リアルが重要になってくると僕は思っています。

今後もひとりでも多くの人に、全身全霊で自然を感じていただける様な活動を今後も行って行きたいですね♪




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