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それぞれが見えていない世界があり、それぞれが見えている世界がある

実は僕は気象病がひどい。
特に、近年影響が出やすくなった。

歳のせいなのか、体力のせいなのか、
それとも寒暖差が原因なのか
理由はわからないが、
近年、非常に影響が出やすくなった事は確か。

僕の場合はこう見えて(?)
体調がすぐれない日が多い。

気象病を簡単にいうと
体調が天気に左右される病気だ。

僕の場合は頭痛がひどく
倦怠感が突如おき
それが低気圧や台風とともに訪れる。

現在では漢方を処方していただき
体質改善を心がけている。

この漢方が体質に合っていたおかげで
少しずつではあるが体調は改善。

体温の循環が良くなり
体の凝りは良くなった。

しかし、その反動なのか
前線通過に伴う体調不良は
より顕著に現れる様に…。

ちなみに
サイトを調べてみると

○国内潜在患者人数が推定で1000万人以上
○頭痛、めまい、倦怠感、関節痛、気分の落ち込み等、症状は様々
○雨や曇りの日、季節の変わり目などに起こる体調不良

とある。

現代の生活においては、
天候が悪くなり、その都度体調悪化となり
日常生活に影響を及ぼし

会社に行けない、パフォーマンスが落ちる、

など、広い範囲に影響を及ぼす。

気象病は内耳が不調に関係しているらしく
気象病研究の第一人者で医師”佐藤純”さんの
記事によると”気象病”は遺伝性も強く、
親が気象病だった場合に
子供に遺伝する確率は25%にも及ぶ。
と、記事に書いてあった。

・・・

確かに僕の母親も気象病の傾向が強かった。
そして、僕自身も小さな頃から気象病の影響があり、
天気が悪くなると喘息を出し
具合が悪い中で、
いつも以上に機嫌の悪い母親から
仮病を使うな!
と、ひどく叱責されていたことを覚えている。

当時はわからなかったが
親が気象病で体調が悪い時に、
子供も体調が悪く、しかも自分では何もできない。
その状態で、機嫌よくいるいる事は
確かに難しかったのかもしれない。
気象病の認知が広がったのが、この10年前後らしく
40年近く前は世の中に認知すらされておらず、
親自身も悩まされていたに違いない。

ここでも、思うのが
僕がいつも気に留めている

”それぞれが見えていない世界があり、
それぞれが見えている世界がある。”


この事をいつも意識して
固定概念を持たず
対話を重ねていきたいと改めて思った。

同時に、全人口の8%以上、つまり約1000万人にも及ぶ
潜在患者数がいる気象病から学べる事もあるはず?
と、感じている。

気象病は本当に『悪い』ことなのか?

次回は、この件は人間が生き抜くにあたり
生物としての勘をかたちづくっている気もしているので
掘り下げていきたいと思う。

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