私の「美」の根っこ

バレエを習わせてもらったことは、私の財産だ。

お嬢様の習い事、上流階級の芸術、みたいなイメージがあるし、「バレエを習っていた」というとやたら大袈裟な反応をされたりする。

でもね、私は全くそんなことを思っていなくて(不自由なく習わせてくれた両親のおかげではもちろんあるけど)、この芸術に「踊り手」としても「鑑賞者」としても関われたことに本当に感謝しているし、出会えてよかったと思う。

音楽、踊り、ストーリー、舞台美術、衣装、劇場空間全てがバレエを構成していて、観るたびにその美しさや素晴らしさにクラクラするぐらい胸いっぱいになる。

バレエの振付は人間の体を一番綺麗に見せる動きだと思うし、バレエダンサーの体はどんな表現者よりアスリートより美しいと信じてやまない。贔屓目ですが。

この感覚を得られることが嬉しくて、バレエをやめて5年以上経ってもずっとバレエが好きなんだろうなと思う。

それに、速く走れなくても、ボールが10mしか飛ばなくても、自分は美しい体の動かし方を知っているということが誇らしくて全くコンプレックスに感じずに生きてこれた感、ある。
(私と小鳥と鈴と、ってこういうこと?)

幼い頃からミュージカルや美術館によく連れて行ってもらったけど、私の「美しさ」の価値観の一番根源にあるのは絶対にバレエ。

私の世界を広げてくれてありがとう。愛してる。

2019年夏からの留学資金として、応援をお願い致します〜〜がんばるので〜〜〜