medu4を中心とした医師国家試験対策のススメ①
第112回医師国家試験の合格発表ありましたね。
みなさん、おつかれさまでした。
いくつかの記事に分けて、実際に僕がやってきたオススメの勉強方法についてご紹介したいと思います。
医師国家試験対策を取り巻く環境
具体的な話の前に、医師国家試験の勉強について全くご存知でない方のためにも、前提のお話からしたいと思います。
大学受験において多くの受験生が塾/予備校を利用するように、医師国家試験においても、予備校を活用した勉強をする方が多数派です。
残念ながら、大学の講義が中心の学習をしている方は少数派なのです(一部の大学では医師国家試験に特化した講義なども行っているようですが)。
古くからある大手予備校
中でも、MEC、TECOM、(古くはMACも)などの古くから存在する予備校を利用する(+大学講義)スタイルが最もメジャーな勉強スタイルです。
多くの大学同様、僕の大学にも、これら予備校の営業担当の方が来られて説明会を開き、仲介役の学生がいて(この役をやると割引で受講できるらしい)、大学単位で申し込むのが一般的でした。
浪人してこれらの予備校に通うと年間150万円超の金額がかかるようなのですが、現役生向けの講座は桁が2つほどお安いです。
理由としては、浪人生の受講する講座は最新版の講義である一方、大学で現役生相手に売り込む講座は年度の古いものを提供していることが関係していると推測します。
新進気鋭のサービスたち
また、近年では、病気がみえるなどをかかえる医学出版社であるメディックメディア社がQassistというサービスも提供しています。これは、同社の提供するQBonlineというサービスに付帯している動画講義サービスです。
いずれ有料で提供予定のようですが、2020年3月末まで無料で提供するようです。つまり、第113回医師国家試験を受験される方たちまで恩恵を受けられます。
正直、無料で提供していることは経営上マイナスの方が大きいと思います。予備校というサービスの性質上、合格した後は利用されないし、継続顧客となり得ないためです。
なぜこのようなことを行っているか理解しかねますが、ユーザーにとっては当然関係ない話ですので、大いに無料で活用したらよいと思います。
最後に、これら医学予備校の業界に最も遅く参入してきたのがmedu4です。medu4は、前述のMECで講師をしていたDr.穂澄が独立し2016年に立ち上げた映像講義サービスです。
来る4月で3年目を迎えます。昨年は、medu4.comという学習サイトも立ち上げ、講義をネット視聴し問題演習もネット上で完結するというメディックメディア社と同様のサービスを展開しています。
2社の違いとしては、過去問問題集を長らく販売してきた出版社であるメディックメディア社が問題演習サイトを軸として動画講義にチャレンジしている一方、medu4は映像講義サービスを軸としてスタートし、問題演習サービスをはじめた点でしょうか。
この違いは、具体的には、メディックメディア社の問題演習サイト(QBonline)の方が解説が詳しく充実している一方、講義の一貫性、勉強のしやすさではmedu4に軍配があがると個人的には思っています。
以上まとめますと、医師国家試験対策の予備校業界には
・MEC
・TECOM
・MAC
・Qassist by メディックメディア社
・medu4
5社が存在します。
この内、僕が勉強の主軸に置いたのは、medu4です。
長くなりましたので、ここで一旦区切り、次回から具体的にmedu4をどのように活用したかについてご紹介したいと思います。
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