見出し画像

どんなに問題が大きかろうと、解決する方法は、だいたい小さい。

人にはそれぞれ、問題を抱えています。

例えば
・お金(貯金)がない
・売り上げが上がらない
・人間関係に困っている

などなど、個々人が感じる問題は
多種多様なものが多いですよね。

僕も個人的には「太った」という
大きな問題を抱えています。笑

そんな個人や、団体にとって
とてつもなく大きな問題を解決する方法が

チップハース・ダンハース著書
「スイッチ!”変われない”を変える方法」

に書いてありましたので、共有します。

大きな問題を解決するための方法を知り、
問題がない素敵な未来を手に入れるためには
どうすればいいのか。


私たちは、問題にぶち当たるとまず、原因を探します。

例えば「貯金ができない」と言う問題にぶち当たった場合、
貯金が”なぜ”できないのか。という原因を探します。

「外食が多いから貯金ができないのだ!」というように。

しかし、ここでは逆のアプローチを取ります。
”なぜ”できないのか。という原因を探さず、

”うまく行った時”はどんなことをしていたのか。
を考えるのです。

上の例でいくと、
・「貯金ができていた時」は何をしていたか
を考え行動します。

これを「ブライトスポット理論」と呼びます。

この理論での事例を1つ紹介します。

アメリカのある中学校では、ある一人の生徒に手を焼いていました。
授業中に大声をあげたり、暴れたり、問題の生徒でした。

そこで、ある先生はその問題を解決するために
その生徒が「おとなしくしてる時」を見つけることから始めました。
それは、他の先生たちとは違ったアプローチでした。

すると、C先生の授業の時だけ、その生徒は大人しく授業に参加していたことに気づきます。

そこで、なぜC先生の授業の時は、おとなしいのか。C先生はその生徒に対して、何をやっているのかを探しました。

「C先生は、すれ違い時に必ずその生徒に笑顔で挨拶をする」
「C先生は、授業時に、その生徒にも質問をわかりやすく投げかける」

というように、他の生徒と変わらない態度を行なっていたのです。

これらの発見から、
先生たち全員に、その生徒とすれ違うタイミングは、必ず笑顔で挨拶すること。他の生徒と変わらない態度で優しく接すること。
を解決策として行いました。

結果的に、その生徒の態度は急変し、成績も上がって解決しました。

上記の例から、
原因よりも成功例を探してマネていく方が、スピードも効果も高いことがわかりますね。

ブライトスポット理論。どんな問題でも使える考え方なのでぜひやってみてください。

「問題は大きくても、解決策は小さいもの」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?