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神戸弟子教会牧師、特定非営利活動法人ホザナ・ハウス代表者の森康彦容疑者が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕

森康彦容疑者の逮捕と神戸市と兵庫県が早急に対応しなければならないタスクと

 神戸弟子教会の牧師で特定非営利活動法人ホザナ・ハウス代表者の森康彦容疑者が覚せい剤取締法違反で逮捕されました。

兵庫県警は12月8日、牧師、森康彦容疑者(64)を覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで緊急逮捕した。森容疑者は指定暴力団の組員幹部から牧師に転身した異色の経歴を持っている。

集英社オンライン

 この事件においては森康彦容疑者は容疑を否認していますので、被疑事実があったのかなかったのかについて断言することは避けますが、ただ、森康彦容疑者が代表者となっている特定非営利活動法人ホザナ・ハウスについて気になる受託事業があります。それは一時保護委託収益です。2017年の活動計算書に一時保護委託収益として3,355,472円が計上され、2021年の活動報告書には福祉支援収益となって他の福祉関連の収益と合算した額が計上されていますが、この一時保護委託は、被虐待、非行などの児童の今後の措置を決めるまでの間、安心安全な環境の中で生活させるとともに、児童福祉司や児童心理司と密接な連絡をとりながら児童本人、保護者などとの面接を繰り返して適切な支援の方法を探っていくというものです。当然のことながら児童本人や家庭の状況がわからない時点での生活となりますから、一緒に一時保護されている他の児童との関係性や保護時点でわからなかいかもしれない児童本人の発達障害など非常に神経を遣う業務であるといえます。
 このような一時保護委託の委託先は、児童相談所が細心の注意を払って選定すべきものですが、森康彦容疑者の被疑事実の有無がいずれであろとも、代表者の逮捕という事態によって受託先の職員などが動揺していないかなどを考えて今後も委託していくかどうかを児童相談所は考えなければならないでしょう。