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衆議院千葉県第5区補欠選挙で当選した英利アルフィヤさんについて

 衆議院千葉県第5区補欠選挙は、自由民主党の英利アルフィヤさんが当選しました。

 自民前職の「政治とカネ」の問題が引き金となった衆院千葉5区補選では、自民新人の英利アルフィヤさん(34)が接戦の末に、野党5党がそれぞれ擁立するなどした新人元職の6人を破り初当選を果たした。
 英利さんは、事務所に集まった支援者らを前に「まだ信じられない状況だ。クリーンな政治を進め有権者の信頼を勝ち取っていく」と喜びを語った。
 前職の薗浦健太郎氏=自民党を離党=は、政治資金収支報告書へのパーティー収入の過少記載が発覚し議員辞職。不祥事の逆風をかわしたい自民は「クリーンでしがらみのない候補を」と元国連職員の英利さんを2月下旬に公募で選んだ。
 千葉5区と縁がない「落下傘候補」で、保守層も含めて地元での浸透が不足。地元選出の元県議で前回総選挙では薗浦氏に次点で敗れた立民新人の矢崎堅太郎さん(55)に対し、序盤は劣勢も報じられた。ただ、低投票率が見込まれる中「自公支持層を固められれば当選ラインに届く。後半戦勝負だ」(陣営幹部)との公算があった。岸田文雄首相のほか、麻生太郎元首相、菅義偉前首相らが応援に入り、知名度不足解消を図った。
 立民は告示前、「野党で候補を一本化すれば勝てる」と野党各党に共闘を呼びかけたが、統一地方選や今後の総選挙を見据えた党勢拡大の思惑もあり実現できず、自民批判票が分散した。矢崎さんは「力不足で申し訳ない。皆さまの思いを受け止め今後も活動する」と敗戦の弁を述べた。

東京新聞「衆院千葉5区は自民・英利アルフィヤさんが当選 自民前職が『政治とカネ』で辞職も批判票分散」

 英利アルフィヤさんには政治経験がありませんから、有権者からの期待が票に結び付いて当選したものと思います。これから政治の世界で仕事をしていく中でよい政治家であるかどうかが明らかになってくるものと思いますが、個人的にはよい政治家であってほしいと願っていますし、よい政治家として国民の信頼を得るようになると英利アルフィヤさんのウイグル系日本人というルーツが大きな意味を持つようになってきます。それは、ウイグルやチベットで民族浄化を行っている中国に対する日本国民の意思表示といってもよいかもしれません。中国により民族そのものが消滅させられようとしているといってよいウイグル人にとって、日本でウイグル系日本人が国会議員となっているということは希望となるわけですし、中国政府への抵抗運動にも力となるかもしれません。英利アルフィヤさんには有権者の寄せた期待を実績に変えるご活躍を期待しています。