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一般社団法人Colabo「生活保護不正受給」名誉毀損裁判第2回口頭弁論 ~原告主尋問その2~

原告及び原告代表者仁藤夢乃当事者尋問 主尋問その2

神原弁護士「『タコ部屋』という投稿による影響は。」
仁藤「ショックを受けている者や怒りを表明する者もいました。Colaboに関する投稿で被告がデマを書くことでシェルターの位置を特定しようとする者が現れました。」
神原弁護士「運営に影響はありましたか。」
仁藤「シェルターを閉めざるをえない結果となりました。」
神原弁護士「その影響は。」
仁藤「シェルターにいた少女にとってシェルターは故郷のようなもので、辛くなったり苦しいときに帰ってくるようなものです。少女たちはそこから学校に通い、近所の人と触れ合うなど地域と共に暮らしていました。そのような実家のような場所が無くなるのですから辛いと思います。」
神原弁護士「アウトリーチへの影響は。」
仁藤「男性が近づいて『税金泥棒』と言ったりバスカフェに近づこうとする者いました。バスカフェを襲撃した者が被告の発言と同じ『公金チャーチュー』と言っていましたから、被告の影響を受けたものと考えています。」
神原弁護士「周囲への影響は。」
仁藤「支持表明をした者、在日コリアンやネットに名刺が流れていた税理士に対して誹謗中傷が来ました。弁当を提供している企業に対しても嫌がらせがありました。」
神原弁護士「経営への影響は。」
仁藤「寄付が減り、サポーターの企業が辞退を申し出ることもありました。」
神原弁護士「東京都の事業に関する影響は。」
仁藤「23年に補助事業化され、Colaboは応募を辞退しました。」
神原弁護士「収入への影響は。」
仁藤「約5000万円減りました。」
神原弁護士「個人に対する影響は。」
仁藤「殺害やレイプ予告がありました。他にも講演会が中止となったり、私だけzoomになったりすることもありました。」
神原弁護士「今回の裁判のきっかけとなった出来事は何ですか。」
仁藤「2022年10月18日に駐車場でバスカフェを確認したところ、バスに切りつけるという器物損壊があったことがわかりました。それがきっかけです。」
神原弁護士「後ありますか。」
仁藤「はい。」
神原弁護士「もっと苦痛に感じるようなことがあれば。」
仁藤「繋がる少女への影響があります。デマがデマのまま残り、影響が残ります(ここから仁藤夢乃さんの云々始まる。神原弁護士は困った顔)。」
神原弁護士「この裁判において最後に言っておきたいことがあれば。」
仁藤「被告は裁判のカンパで1億3000万円ものお金を集めています。また、ネットでさまざまな商材を販売していて経済的にまったく困りません。少女を守るためにもできるだけ大きな損害賠償を命じていただきたくお願いします。」
神原弁護士「終わります。」