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原告暇空茜さん、被告のりこえねっと民事訴訟口頭弁論

裁判所の構成及び出頭者

東京地方裁判所民事第40部
原告 暇空茜さん
被告 のりこえねっと、若森資朗さん

裁判長裁判官 中島基至
裁判官 小田誉太郎
裁判官 古賀千尋
書記官 岡本聡子

出頭者
原告訴訟代理人 垣鍔晶弁護士
被告訴訟代理人 神原元弁護士

 数多くの民事訴訟を抱える神原元弁護士ですが、中目黒庁舎は勝手が違ったのか、法廷のある3階で第309号法廷を探してぐるぐるとキャリーケースを引っ張りながら一周していたようです。
 また、のりこえねっとの代表者について当事者間でやり取りがあったようですが、のりこえねっとの銀行口座の代表者となっている若森資朗さんが代表者として民事訴訟に臨んでいることは予想された結果でした。

経過

中島基至裁判長(以下「裁判長」)「開廷します。弁論準備手続の結果を陳述します。6月5日付け訴状訂正申立書を陳述します。原告側から提出された甲第1号証から甲第11号証までを取り調べます。こちらは写しでよろしいですか。」
垣鍔晶弁護士(以下「垣鍔弁護士)「はい。」
裁判長「被告側から提出された乙第号証から乙第号証までを取り調べます。こちらは原本ということですが原本はお持ちですか。」
神原元弁護士(以下「神原弁護士」)「はい。」
(岡本聡子書記官に原本を渡す。)
裁判長「原告は確認されますか。」
垣鍔弁護士「結構です。」
裁判長「被告から著作権の譲渡も含めた準備書面が提出されています。今回で終結したいと思いますが、原告のご意見はいかがですか。」
垣鍔弁護士「構いません。」
裁判長「訴訟の維持についてはいかがですか。」
垣鍔弁護士「維持します。」
神原弁護士「第1準備書面の訂正をお願いしますを2頁の下から2行目ですが、『表現を狙い』という部分を『表情を狙い』に訂正をお願いします。」
古賀千尋裁判官「著作権に関する主張に関しては原告が調べるのは難しい面もあったかと思います。この民事訴訟では、被告から反訴という話もあったわけですが、訴訟の維持ということでよろしいですか。」
垣鍔弁護士「はい。」
裁判長「弁論を終結し、次回は判決を言い渡します。8月24日13時15分です。」

訴訟の見通しに関する私見

 訴状や証拠を見ていないので断言はできませんが、裁判長裁判官、左陪席裁判官から訴訟の取下げをなすかどうかという問いかけが原告に対してなされていたことからも、原告に厳しい判決になるのではないかという印象を持ちました。