一般社団法人Colabo及び仁藤夢乃さんが民事訴訟を提起~原告訴訟代理人である神原元弁護士のこぼれ話〜
一般社団法人Colabo及び代表の仁藤夢乃さんが民事訴訟提起記者会見を実施
一般社団法人Colabo及び代表の仁藤夢乃さんが原告となって、あるツイッターアカウントの人物に対して民事訴訟を提起し、その記者会見が行われました。
私がこの会見で最も問題であると感じた部分は次の部分ですが、市民オンブズマンではない人物が行政や税金の使いみちに関心を持って調査し、調査結果を公表するのは制度の濫用なのでしょうか。
「すぐ懲戒請求してくる」者に敗訴している神原元弁護士
この記者会見の中で非常に興味深い発言があります。「すぐ懲戒請求してくるでしょ」という神原元弁護士の発言です。この「すぐ懲戒請求する」者はいわゆるブログ「余命3年時事日記」シンパを指しているものと思われますが、神原元弁護士は「余命シンパ」らの懲戒請求をめぐった民事訴訟で敗訴した数少ない弁護士の一人であるからです。「余命シンパ」らに大量懲戒請求された神原元弁護士、神原元弁護士が所長を務める武蔵小杉合同法律事務所に所属する宋惠燕弁護士、姜文江弁護士は、平成30年に神原元弁護士を代理人として「余命シンパ」らに対して和解を呼びかけ、何名かと和解しました。神原元弁護士は、自身と宋惠燕弁護士の訴訟代理人として和解に至らなかったその他の「余命シンパ」らに対して民事訴訟を提起したものの、神原元弁護士が書証として提出された和解を証する書面によって、すでに訴訟前になされた和解によって受け取った金員によって損害が補填されているとして、東京地方裁判所は神原元弁護士と宋惠燕弁護士の請求を棄却、神原元弁護士と宋惠燕弁護士は控訴することなく敗訴が確定しています。
神原元弁護士は「正義は勝つ」とおっしゃいますが、その命題からは「負けた者は正義ではない」という結論が導き出されます。つまり、神原元弁護士ご自身の論理によると、神原元弁護士はとっくに「正義」ではないことになってしまうわけです。