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仁藤夢乃さんは「シリーズ キモい日本共産党党員」の動画を配信しないのか

一般社団法人Colabo代表理事仁藤夢乃さんの動画番組「シリーズ キモイおじさん」

 一般社団法人Colabo代表理事の仁藤夢乃さんは、辛淑玉さんらが共同代表を務めるのりこえねっとが運営するYouTubeチャンネル「のりこえねっとTube」において、「シリーズキモイおじさん」という動画番組を配信していました。

仁藤夢乃
「こんにちは。
仁藤夢乃です。
いよいよ始まりました、この番組『シリーズキモいおじさん』。
この番組では学校や職場、街中などあらゆる場面出会うキモいおじさんのキモさやもやもやを流さずに、そのキモさは何なのか問題を解説、言葉にしていきます。
日常の中であふれているおじさんたちのキモいエピソードやキモいおじさんについて言いたいことを十代の皆から募集して、そのキモさやもやもやを言葉にしていきます。
私も幼い頃からおじさんたちの性的な視線にさらされているということを感じて生きてきました。
この番組ではキモイおじさんの何が問題なのか何がキモいのかを考えておじさんたちにそれはダメっていう風に言っていきたいと思います。

今日のテーマはセクハラおじさん!

一緒にトークをするお二人を紹介します。
かなちゃんとおにちゃんです。」
かなちゃん、おにちゃん「願いします。」
仁藤夢乃「二人には今日キモいと思ったポイントでこの札を上げてもらいます。」

のりこえねっとTube「シリーズキモイおじさん」

 私にはまったく生産性のない動画としか思えませんが、誰か男性が「シリーズキモいおばさん」と題して同じような動画を配信したとすれば、仁藤夢乃さんは容認するのでしょうか。なお、この番組に十代の女性二人「かなちゃん」と「おにちゃん」が出演しており、この女性のうちの一人が児童相談所に一時保護されていたなどと述べていますが、保護女性のプライバシーを守ることを心掛けている仁藤夢乃さんのことですから、保護した女性又は保護期間が完了して自宅に戻った女性を出演させているはずもありません。
 なお、この動画において、仁藤夢乃さんが「ラブライブ!サンシャイン!!」とコラボして宣伝した西浦みかんや、「宇崎ちゃんは遊びたい」とコラボした献血の宣伝を燃やしていることを付け加えておきます。

仁藤夢乃さんの「シリーズ キモいおじさん」を擁護する北原みのりさん

 この仁藤夢乃さんには力強い味方がいらっしゃるようです。

 若年女性支援団体Colaboに対する攻撃が続いている。ネット上で始まった攻撃は、シェルターや代表の住所を明かすような加害にも広がっている。今後、刑事告訴などもしていくとのことだが、Colaboが受けた被害は計り知れない。
 先日、Colaboを批判する中心に立ってきた男性が東京都に対して出した住民監査請求に対する結果が公表された。結論をいえば、21年の事業費について請求人の訴えが認められたものはほとんどなく、妥当性が疑われる内容については2月までに再調査を東京都に勧告し、内容によってはColaboに返金を求めるというものだった。とはいえ、女性たちを「タコ部屋」に押し込めている、生活保護のお金を取り上げているといったデマの影響はいまだに尾を引き、監査請求の結果が出た後でも、Colaboが税金を使った不正があったかのような声はSNS上に根深い。

 若年女性支援に関わる福祉団体が、ここまで激しい批判にさらされたことは前代未聞だろう。私自身、女性支援団体に取材したり、また実際に関わったりすることもあるが、現場は誰もがみな人生を削るように仕事をしている。凄絶な暴力の末に命からがら逃げてくるような女性たちを、文字通り命がけで守る現場に、「彼女たちは地獄を見ている」と思うこともある。そういう現場で働くソーシャルワーカーたちの声は、ほとんど聞かれることはない。プライバシー保護の観点もあるが、そもそも「声をあげる」余力すらないのが実態だろう。そういうなかでColaboという被害当事者が中心となってつくられた団体は、支援者の声を通した当事者の声ではなく、当事者そのものの声を社会に伝える重要な役割を担っている。

 6年前に代表の仁藤夢乃さんを長期にわたって取材したことがある。当時の取材ノートを振り返り、改めてColaboの存在意義の重さを感じている。

 仁藤さんのそもそもの原点は、東日本大震災後のボランティア活動だ。大学生だった仁藤さんは、宮城県石巻市の避難所で長期滞在し、避難所で出会った高校生たちの声を聞いてきた。高校生たちの「何かしたい」という思いを支援しようと、地元の製菓会社にかけあい、女川高校の生徒たちと「たまげ大福だっちゃ」という和菓子のプロデュースに奔走した。「たまげ大福だっちゃ」は、2011年の9月に発売されたが、被災地の高校生が自ら復興支援にたちあがったこの活動を、多くのメディアが希望として報道したものだった。Colaboは、このプロジェクトをきっかけにつくられた。
仁藤さん自身が、街をサバイブしてきた女の子だった。「15歳でも働けるよ」と街で男に誘われ、はやり始めていたメイドカフェでアルバイトをしたこともある。「ずっと、身を守ることばかり考えていました」と取材中に話してくれたことが、私の心には残っている。そういう仁藤さんの人生を変えたのが、フィリピン旅行をしたときに見た日本人の買春男性たちだった。彼らは、かつて渋谷で女子高校生だった自分に声をかけてきた男たちと同じ顔をしていたという。なぜ渋谷で起きていることと、フィリピンで起きていることが同じなのだろう。社会の仕組みを知りたい。そういう思いで必死に学び、大学卒業間際の3ケ月間で書き上げたのが『難民高校生』(英治出版)だ。手にした印税75万円を頼りに、大学卒業後も就職ではなくColaboの活動を続けてきたのだ。

 仁藤さんが大学を卒業した翌年、2014年にアメリカ国務省は、日本のJKビジネスが人身取引の温床になっているとの調査報告を発表している。当時、秋葉原を中心にJKを売りにした散歩や、添い寝、マッサージなどの店が次々にオープンしていた。「観光の仕事」というアルバイトかと思って応募したら、男性客に「性器触ったらいくら?」「キスはいくら?」などと聞かれる、男たちが交渉できる店だったりすることは、よくある話、だった。そういうなか、仁藤さんは夜の街に出かけては、「帰るとこある?」「ご飯食べてる?」と女の子たちに声をかけ始めた。時には自宅に泊め、食事を作り話を聞き、必要な支援につなげることもあった。警察に保護された女の子を迎えに行ったことは数え切れない。

 私が仁藤さんの名前を知ったのは、2016年に女性たち自らが企画した、「私たちは『買われた』展」だ。女性たちが自らの体験を文章にし、思いを写真にして展示したもので、今も各地で行われている。ブランドものほしさ、遊ぶ金ほしさに「売っている」と考えられていた女性たちが必死に出した声。「売った」のではなく「買われた」と言いかえることで見えてきたことはあまりに大きかった。

「買う男の人は率直にキモイです。あの人たちは女の人を下に見ているから」

 仁藤さんを通して、そんな話をしてくれる女性たちに会ってきた。「ご飯をごちそうする」と言われコンビニでおにぎりを1個もらい、そのまま男の家に連れて行かれた女の子の話は強烈だった。中学生にしか見えない彼女の手をにぎり、堂々と交番の前を歩いたという。そういう男たちのずるさ、傲慢さ、暴力性を「キモイ」と力強く表現することが、彼女たちの唯一の抵抗でもあった。

 仁藤さんに話を聞くなかで、彼女が差別的なものを感じると瞬時に、「キモイ」と言ってスッと心を閉ざす瞬間を何度か見てきた。それはまるでサバイブするための本能のように、仁藤さんのなかにあるセンサーなのだと思う。そのセンサーがあるからこそ、仁藤さんは女性たちを守れ、そして女性自身にあるそのセンサーを、鈍らせなくていいんだよ、と言い続けているのだ。女の子が「キモイ」と感じられる感性は、自分を守るための大切な直感だから。もう身を守るために緊張しなくていい、ご飯を食べて、話をして、安心してぐっすり眠れる場。食い物にする大人ではなく、対等に話せる優しい関係があるのだと信じられる場をつくってきたのが、Colaboだ。そういう仁藤さんが、政治問題に率直に発信し、買春する男性をまっすぐに批判するのは当然だろう。

AERAdot.「Colabo仁藤夢乃さんの「キモイ」は女性を守るセンサー 少しでもマシな世界になりますように」

 この記事を執筆した北原みのりさんはかつて「ウリセン」なる風俗に行かれたことがあるようです。「ウリセン」という言葉は初めて聞きましたが、どのようなものなのでしょうか。仁藤夢乃さんを擁護している北原みのりさんのことですから「キモい」などと批判されるようなものではないことは確定していると言ってもよいでしょう。

久々にウリセンに行ってよくわかった自分の好み。色が白くて胸板があってデコルテがきれいで開襟シャツの似合う清潔な黒髪で腕のつけねが適度に太くしなやかな筋肉のある人。って、昨晩の復習のためつぶやいてみた。やはり、ジャニーズじゃ、だめなのよ。

@miorikitahara

そんな男、めんどくせーっ!! ウリセンご一緒した時もそうでしたが、男の趣味がまったく違い過ぎて、おかしいくらいです♡RT @nakamurausagi 完璧な男より、ちょっと暗い影や傷を持つ男のほうがモテる、という法則ね。

@minorikitahara

仁藤夢乃さんは「シリーズ キモい日本共産党党員」を配信しないのか

 この動画においては、一部の中年男性の言動をもって中年男性全体に対して「キモい」と言っているわけですが、一部の日本共産党党員が女性の人権や人格を完全に損なうような行為である盗撮をしたとして逮捕されています。

千葉県警千葉中央署は12日、JR西千葉駅構内の女子トイレで盗撮したとして、建造物侵入と県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで、同県市川市大野町の共産党員、大西航(わたる)容疑者(42)を逮捕した。「間違いない」などと容疑を認めている。

逮捕容疑は昨年10月23日午後8時5分ごろ、同駅の女子トイレに侵入し、10代の女子高生が使用している個室の上からスマートフォンで動画を撮影したとしている。

署によると、大西容疑者は昨年11月21日にJR千葉駅で女性の後ろ姿を盗撮したところを目撃者に110番通報された。そこでスマートフォンから今回の事件の動画が見つかり、被害者の特定などを経て逮捕に至ったという。同署は余罪もあるとみて捜査を進める。

共産党千葉県委員会によると、大西容疑者は県委員会の書記長として中心的な役割を果たし、平成29年の衆院選では千葉12区から出馬して落選していた。

県委員会の小倉忠平委員長は産経新聞の取材に対し、「事実なら党の機関の役員としてあるまじきことで、厳正に対処する」と話した。

産経新聞「盗撮容疑で共産党千葉県委幹部を逮捕 過去に衆院選出馬」

 仁藤夢乃さんは「シリーズキモいおじさん」と同様に「シリーズキモい日本共産党党員」と題して、

今日のテーマは、盗撮日本共産党党員!

という具合に少数の日本共産党党員の言動をもって日本共産党党員全体がそのような者ばかりであるかのような動画を配信するようなことはなさらないのでしょうか。