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最近のパーマブームについて 

最近Netflix(ネットフリックス)で韓国ドラマを観たりしますが、出演者や世界観がお洒落でカッコいいなと思います。

Instagramなどでヘアデザインをリサーチすると、公衆電話や使い捨てカメラのカラー写真風の撮り方などお洒落だけど昔は普通に使っていたなと思ってしまう年齢(アラフォー)になってしまった自分がいます。

そんな昭和の時代のパーマ全盛期だった頃に香栄化学の代表的なパーマケア美容室専用システムトリートメントを発売し、以後美容室で講習会やパーマの技術練習を行なってきました。

ヘアケアメーカーとしてのパーマをかける際のお勧めの美容室の選び方、とパーマが失敗する理由をお話します。

「パーマする美容室の選び方」

①パーマのメニューが豊富にある

髪質やデザインに合ったメニューを選択でき、希望のデザインに対する誤差が少ない。その髪質に合った施術やダメージ ケアができる確率が高い。

②パーマのヘアスタイルがたくさん投稿されている美容室
その美容室の得意とするパーマのデザインが共有でき、
なりたいデザインや髪質との誤差が少ない。

③口コミ
パーマの満足度や良いコメントが多いほど事前にチェックができ、
安心してパーマをかけられる。

④パーマの長持ち、デザインの美しさがどれくらい保つか
良いデザインはやはりセットがしやすかったり、長持ちする。
パーマをかける方に将来髪が伸びてきた時もマッチしたデザインで
長くデザインを楽しめる。

⑤パーマケアの処理剤を使用したメニューや技術の紹介、ヘアケア商品があるか
パーマのデザインを長く美しく保つアフターケアのヘアケアトリートメント
メニューやヘアケア商品が豊富にある。

「パーマが失敗する理由と対策」

・パーマのスタイルが長続きしない。
健康毛や剛毛の場合、アルカリ、薬剤の選択が合っていない。
ダメージ毛の場合、そもそも髪の内部がヘチマのように空洞化して
しまっておりパーマが掛かる部分の髪の栄養が足りていない。

・異なる髪のダメージがあり、硬さ、太さ、毛量は普通で、クセはない
根元、中間、毛先でカラーの施術が異なったりダメージが違ったり薬剤選定が難しい。

毛髪診断と使用する薬液を絞ってカテゴリー化する。

・デザインのイメージとの隔離
チオグリコール酸・システィン・システィアミンの髪質や質感の違いが
髪質、髪のダメージ具合、デザインに合っていない。

・ハイダメージ毛やブリーチ毛でパーマの薬剤選定が難しい。
薬剤の塗り分け、追加、プレ軟化、チェックなどを織り交ぜて対処すること
で、結果的に早く施術ができる。

ダメージレベルに対して施術できる範囲の
pHを知っておくと、薬剤選定の際に役立ちます。

ブリーチヘアの場合はドライとウエットで髪のダメージ具合を確認します。ウエットで弾力やハリが残っているかチェックします。

・髪や頭皮のダメージが気になる。
目的と髪の状態に合わせたアルカリ剤と還元剤のバランスが重要です。

頭皮は残留薬剤によって頭皮がかゆくなったり、シミたりしないよう処理剤などで頭皮を保護、およびデトックスします。

その他諸々髪質やダメージ具合、施術履歴と原因と対策があるかと思います。そもそもここがいろいろあっててむずかしいところかなと思います。

しかし、前処理のトリートメントを行うことで、髪のダメージやムラ、根元〜毛先の異なる髪質やダメージを均一に近づけ、パーマの施術を簡単にし、失敗のリスクを減らしてくれるアイテムがあります。

そんなパーマ全盛期時代にパーマの施術をもっと簡単に、もっと美しくというストーリーで誕生したのが「ケラト」というシステムトリートメントになります。

「韓国でのデザインについて」
ハイトーン、コントラストの強いカラーが多い印象があります。

パーマやカラーをして艶を出すためにヘアオイルを使用します。
韓国人のヘアの方が毛量が多く太くてしっかりしています。

日本人はくせ毛が多く髪質が細い、毛量が少ないので韓国人風にするには
重さが必要な場合が多いです。

韓国ではホット系パーマやストレートパーマをかけることが多いそうです。日本の女性は自宅で上手にスタイリングをしているイメージです。

韓国の女性は手入れをしやすくするためにパーマをかける傾向にあります。

自分でアイロンで巻くよりは、美容室に行ってカットをしなくてもブローをしてもらったり、巻いてもらったりが手軽にできるので美容室を頻繁に活用します。

韓国では美髪、ツヤをかなり力を入れているので、パーマやカラーの施術後はシステムトリートメントなど美容室でトリートトメントする傾向があります。

スタイリングがプロの技術であり美容室で行うメニューであるということは日本のパーマ全盛期の頃の昭和の時代と共通するところがあり、そんなコンセプトで作られたシステムトリートメントで「ケラト」という商品が弊社にはございます。

「トリートメントユーザーの再生とキュアメントの創出のために。」

「ケラト」という業務用のトリートメント

ケラトシステムトリートメント 

生体物質であり、成分分解度はなんと100%です。
人にやさしい、地球にやさしい、無公害なトリートメントになります。

ネーミングの由来は ケラト=「角・つの」 「角質」「角膜」の

意味になります。「ケラチン」という意味も含んでいます。

こちらのトリートメントは キュアメント=「治療」「癒す」こと。 

医師の仕事のカテゴリーである治療のためのトリートメントというパーマをした髪を全力で修復することに力を注いだ2浴式のトリートメントになります。

「ケラトone」
1液(ケラトone)は繊維素も大量に含むが髪をメインに構成しているタンパク質を細かくして髪に浸透できるPPTという成分に加え、ペプチド残鎖に対して「残鎖結合因子」を飛躍的に強化したもの。ようは髪にくっついて髪化すること。

リンス・トリートメント的な使い方での単品使用に好適で、ノンオイル、ノンシリコンならではの自然なツヤ、髪のおさまりは抜群。

髪本来の髪の強度とヘアセットをした時の造形美の美しさ、シェルエットを保つ。

簡単にいうとセットがめっちゃ簡単に決まるという独特な特徴があります。

「ケラトtwo」
2液(ケラトtwo)はタンパク質を細かくしてネックレスみたいにつなげたPPTとハチミツを高濃度で配合、ケラチンタンパク質、コラーゲンタンパク質を多く含む内容になります。

それにより「残鎖結合」が強くなり、「角化速度」は瞬間的といえるほど

はやくなった。ようはめっちゃはやく髪化する特徴があります。

しかし一方で水の次にハチミツが多く配合されており、製造当時ハチミツの

原料屋さんが「ハチミツ作るのですか?」とあきれていたエピソードもあります。🐝

それほどトリートメントなのに生ま物なので雑菌に弱く、

熱と直射日光に弱い欠点もあります。

【こんな方におすすめ】
・パーマをしてダメージが気になる。よれてきた、リッチのダレをもとに
 戻したい。
 パーマデザインのリッチをしっかり定着させた美しさを保ちたい。

・ヘアオルやスタイリング剤など少量でもサラっとセットの再現性ができる
 髪質にしたい。

・素髪感のナチュラルな美しさをを追求したい。

・ブリーチをしたダメージを根本から修復したい。

・猫っ毛、髪のボリュームを出したい。

・ヘアセットを簡単に決まる、デザインの再現性を高めたい。

・ヘアカラーをして髪がダメージしている感じがある。

・縮毛矯正のデザインを長持ちさせたい。

【技法】
ケラト「ケラチナイズ」=コーミングがいるのは「ケラトone」だけで、瞬間的に「ケラチナイズ(ケラチン化)するので、「ケラトtwo」は毛束に塗布するだけで良いです。

 髪にしっかり馴染ませることが大切 

【かたまりのでき方と性質】
ケラト「ケラチナイズ」=角質化・ケラチン化・・・水分を排出して

角質化していくことが進むので15分くらいで固形化が完成します。

角質化した「ケラチナイズ」

            

これを実際に燃やしてみると、爪を焼いたときの匂いがしてケラチンの部分であることを物語っています。

【重量と質感】
ケラト=長い髪では重くなり、短い髪では軽くなると言われてます。

これは、「ケラトtwo」の使用量10ml当たり、0.96gは確実にケラチン物質が髪の中に入っていることと、これがNMF(保水)の働きをするために5-12gくら位推移分の含有量が増えるためです。

つまり、傷みが治って、自然な地毛の状態に戻ったためである。短い髪が軽くなると言われるのは、髪に弾力が戻って、髪が立ち上がるためです。

【結果】
ケラト=プラスの評価が高い。どんな髪に対してもツヤ、柔らかい仕上がり、すべすべの手感触りという特徴は、何回重ねて使っても変化はない。

また、癖毛が伸びる、髪が広がらない、毛先が跳ねずに、スタイルのおさまりが良いというのは、ケラト独自のものです。

【傷みの治る度合いと持ち】
朝シャンをしていない中学生の髪を100%としたとき、そこに戻るのを回復度100%としましょう。

ケラトを使って良くならない髪はないが、毛状によっては限度があって
1.生まれながらの乾燥毛・・・80%
2.黒人並みの強い癖毛・・・85%
3.染めたロングの超損消耗・・・85%
4.細毛のパーマ+毛染め毛・・・90%
5.ブロー過剰の毛・・・95%
6.ロングのパーマ毛・・・95%

といったところまでしか回復させられない。それ以外の髪は、2~3回「使用すること」で100%に近い域まで回復させることができます。

ケラトは何らかの抗原活性を持っておらず、従って粘膜、皮膚や髪の毛に対して全く刺激を与えない成分で成り立つております。

前処理で使用することで、

毛髪のブリーチ処理の場合も、又、コールドウェーブ時においてもキューティクルへのコールド剤(パーマ剤)の侵撃が、減少することを確認し得ました。

コールドウエーブの際の毛髪の損傷は、そのアルカリ性溶液への溶解性の増大にも現れます。つまり毛髪のアルカリ液への溶解性を低下させることにより著しい保護作用を発揮します。

パーマ前に前処理として髪に塗布することで、毛髪の膨潤

(キューティクルの広がり)はケラトを使用した場合、決定的に減少することがわかりました。

よって髪に負担をかけずにパーマの施術ができます。

毛先まで角質化することで、パーマのかかりが良くなり、アルカリによるキューティクルの膨潤の負担を軽減する

         
【吸着性】

毛髪に直接的に吸着をする、純粋な意味でのフィルム形成能力のみだけでなく毛髪の損傷度に応じた一定限度の毛髪組織への浸透もします。

損傷の程度が大きい程、吸着能力も大きいという特徴があります。

【ケラトトリートメントの特徴】
皮膚や毛髪に吸収され界面活性剤やヘアートリートメントなどの有害作用から保護すると共に、損傷を受けた構造を修復し、皮膚や毛髪の自然再生力を促します。

ケラトは皮膚タンパクと大きな親和性を持っているので、皮膚、毛髪、または粘膜を保護します。

頭皮と髪を薬剤から守り、根元のボリュームもしっかり出る

          
・無刺激性
・抗原活性がない
・無毒性
・吸着性
・他物質の刺激低減
・分散効果
・起泡性の改善
・泡安定性の改善
・皮膚や毛髪の状態への好ましい影響
・保水性の改善
・皮膜の形成
・損傷したケラチン構造の改善
・生体物質であり、成分分解度は100%です。
人にやさしい、地球にやさしい、無公害なトリートメントです。

香栄化学のポリシーであるピュアなクリニック理念に基づき、薬品にこだわり、天然素材による、保湿効果、イオンバランス、皮膜形成作用等により毛髪と皮膚が健康で安定性のある等電帯にバランスコントロールし自然で美しく、手入れのしやすい高品位なシステムを程唱致します。

【ケラトの効果的な使い道】

ケラトのキュアメントには、ケラト効果といわれる次のような効果的な使い方があります。

ほぼハチミツとケラチンタンパクコラーゲンタンパクで構成

        
1.前処理効果

パーマとカラーリングの際に前処理として行います。
非常にキュアメント効果の高い用法ですが、化学的にはこれによってパーマの掛かりが悪くなるということは認められないものの、感覚的に、どうもウエーブの入りが良くない場合があります。

一つにはオーバータイムのリスク、ダメージを回避でき、毛髪の痛みがこれによって治り、かつ、傷みが予防できるからです。

また、髪内部に入りきらなかったPPTの繊維質(白い粒)を取り除いてからワインディングしてください。繊維質が髪に残っていると薬剤の浸透を防げるおそれがあります。それだけ濃く配合してます。※水巻を推奨します。

2.後処理効果
前処理で実現できるキュアメント効果に比べますとやや効果は弱いですが、あらゆる施術は今まで通りで、それが終わってから行うことで髪のダメージ補充を行えます。

3.加重効果
乾いた物を箱に詰めるような時でも、トントンと箱を叩くとすき間が埋まって、もっと入るようになりますが、ケラトを使った場合のケラチナイズも、すっかり水分を分離してほぼ乾いたときの大きさになるまでに、約40分はかかります。

つまり一回のキュアメントで間充物質の流失したすき間を埋めきってしまうのは不可能なのです。そこで、やや時間を置いたり、加温するなどしてからもう一度キュアメントを施した方が効果が大きくなります。これを加重効果といいます。

二つの行い方があります。

①オンリーキュアメント
キュアメント→加温5〜10分→キュアメント

②施術後のパーマ毛、ヘアダイ毛がゴムのように伸縮するような状態だったときは、後処理をオンリーキュアメントと同じ処理をします。
・パーマ
・キュアメントパーマ
・カラリング
・ヘアダイ毛へのパーマ
キュアメント→加温5〜10分→キュアメント

4.希釈効果
キュアメントの目的で使うときは希釈しないほうが大きな効果が得られますが、次のような目的のためには、薄めて使う使い道もあります。

・キュアメントカット
「ケラトone」を3倍くらいに希釈し、これで充分に髪全体をウエットにしてからカットを行い、原液の「ケラトtwo」を塗布して5分間加温してからシャンプーに入ります。

こちらの施術プロセスにより、カットの美しさと造形美を極めた美しさを追求できます。

「ケラトシステムトリートメント」は多くの芸能人の方や美容師様に使用していただいております。