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2年半付き合ったネバーループを540°変えた一本のギターの話【思い出話】

ご無沙汰しております声人です。
少し今昔話をさせて下さい。

グルメ墓地の殿堂から約半年が経過しました。
自分が最後にした優勝報告は奇しくもグルメの死刑宣告日でした。
あの日私は大阪まで足を運び夕方からのCSに参加していました。
ドンデンブタイが名実共に認められ、グルメ墓地というデッキが環境の一角として認められて幾許かの日々が過ぎた環境だったと記憶しています。
そんな中でも自分の心の内ではグルメ墓地はまだ半年は使えるデッキであるだろうと考え続けていました。
そんな中事前に告知されていた殿堂発表生放送が開始されたのを横目に私は目の前のCSに集中していました。
その日の大会は予選のみの大会な為、道中で一度でも白星を落とすと優勝の目が消えるという非情なルールになっています。
一つ勝っては先を見据え気が遠くなり、もう一つ勝っては未だ気が遠いまま。
神経をすり減らしながら五回戦目を迎えようと精神を整えていたその時、自分の耳に衝撃的な情報が飛び込んで来ました。

「巨大設計図殿堂!!」

そうか、、逝ったか、、、

まあ無傷で終わらない結末もあるよなぁ。。
(・ω・`)

そう冷静にリペア出来るかなと考えながら集中を取り戻そうとしていたその時、、

「樹食の超人殿堂!!」

、、、、、え?
、、は?

いやマジで

本当に死んだ
もうマジ無理
いや逆にグロいよ

仕方ないとは思うんですよ。
強かったしね?
いや誰よりも強さを知ってたつもりはあったけどさ、そんなに評価されてるとは思わんやん

平静を保つべきとは思ってたけど流石にリアクション取らずにはいられなかった。
身内からの報告、悲しみの声、煽り…

その動揺に水を打ったのはとある一声でした。

「第五回戦のマッチング発表しました」

そうだCS中だ忘れてた
そして4-0中だ忘れてた

マッチングを確認したら全勝は3人
そして1番卓
これが意味する事は大きく一つ
下の階段で全勝者が負けた場合この1番卓が事実上の決勝戦を意味するという事。

この日最も動揺しているタイミング
動揺には緊張が追随する。

緊張の中久方ぶりの1番卓に座り対面への挨拶を済ませ、これまでの4戦を共にしたデッキを取り出す。

なにも緊張する事は無い。
これまでやってきた事と同じ事をすれば良いだけ。
グルメなら巨大設計図から始めてブラキオで締めるだけで良い。

そう、グルメなら。

そうして取り出した手元にあるのは信頼しきったグルメ墓地ソでは無かった。

この日の使用デッキはネバーループ

自分が十王編の頭から執拗に使い続けた地雷デッキ
グルメ墓地に触れるまで使っていたデッキであり、グルメの登場と同時にそっと鞄の隅へ仕舞い込んだデッキだった。

グルメの立役者である巨大設計図が収録されたパックには同時に彼女が封入されていた。

本当にダメだと思った

0コス呪文全面封印の登場によりネバーループは本当に終わりを迎えた様に感じた。

そこから一年弱の期間グルメ墓地と共に過ごし、ある意味記念日になるこの余命宣告日に俺はネバーなんか使ってんだ。

この時本当に思っていた。
環境的立ち位置が良かったのはわかってる。
だから握ってんだ。

そう自問自答を繰り返しながら五回戦目を迎え、夢中になりながらネバーループに向き合った。
ある意味ネバーで良かったのかも知れない。
もしグルメだったら情が邪魔をし手なりで甘いプレイをして負けていたかもしれない。

そうして意識して作った集中は千載一遇の白星をもたらしてくれた。

そうして決まった優勝という麻酔と共にいつの間にか帰路に着いていた。

帰り道の電車の中でふと頭を過ぎった
「来季何使おう」

この時は予想だにしなかった。
ラフルルラブで死んだと確信したこの山を最もラフルルラブの多いアドバンスで面と向かって使い続ける日が来るとは。


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ここまで読んで頂きありがとうございます。
さらっと書き出し程度にしようと思っていたらかの日を思い出してついつい書いてしまいました笑
本記事はエレキギター型のネバーループを使用し続けた調整録になる筈でした。
勿論調整録を書くのですが前置きが長くなってしまい、ここから記事を書くと見づらくて仕方ないと思いますので、解説は別の記事にさせて下さい。笑
その為、あくまでこれは思い出話として受け取って下さい。

じゃあ無くてよかったじゃないかと言われればそれまでなんですが、書きたかったので許してください笑

大変長い前置きとなりましたが、
「2年半付き合ったネバーループを540°変えた一本のギターの話」
始まります。
もし宜しければお付き合い下さい。


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