ダムタイプ展(アーティゾン美術館)
概要
『第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展
ダムタイプ|2022: remap』
アーティゾン美術館
2023年2月 25日(土)~5月14日(日)※月曜日休館
10:00~18:00※5月5日を除く金曜日は20:00まで
(入館は閉館の30分前まで)
これから行かれるための楽しみのために、あえて写真は載せていません
訪問時間
日曜日(開催58日目)
晴れ
11:00到着
当日券は並ばず購入可能な状況
無料ロッカーあり
授乳室・おむつ換え用ベッドあり
会場の様子
チケットは当日券でも並ばずに買える。
説明を読むような展示ではないので見難さなどはない。
ほぼ写真撮影OK。
子連れはいなかった。
感想
第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館展示で発表されたダムタイプの新作《2022》を、《2022: remap》として再構築したもの。
アーティゾン美術館に合わせて再配置をするために、90%の比率で縮小され、日本館が配置されていた際の方位と合わせてあるそう。
注目すべきは、今回から坂本龍一氏がダムタイプの新たなメンバーに加わっていたこと。
彼の呼びかけで各地でフィールドレコーディングされた音が、ターンテーブルを通して聞くことができる。
近寄っても聞こえないような音、心地よい自然界の音、それらは、すべて採取された場所の日本からの方位に合わせて配置されているとのことだった。
空間に巡らされているテキストや微かな音声をどう感じ取るか、人によっても、その時の心理的状態によっても左右されるんだろうなと思う展示だった。
ちなみに、アーティゾン美術館では同時期に『アートを楽しむ ー見る、感じる、学ぶ』開催していて、そちらも同じチケット内で観ることができる。
「肖像画のひとコマ ―絵や彫刻の人になってみよう」
「風景画への旅 ―描かれた景色に浸ってみよう」
「印象派の日常空間 ―近代都市パリに行ってみよう」
という3つのセクションに分かれて、有名な画家の作品を観ることができる。
セクションごとに作られている解説パンフレットもとても丁寧に作られているので、寄った際は3種全て頂いてくるのがオススメ。