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心のブレーキ

しばらくです。

理由はわかりませんが今日は背中がとても痛い…

さて、最近テニスに夢中になっていました。
楽しみのなかったサラリーマン生活に、惰性で生きていた人生の週末に彩りが出てきました。

ほとんどの土日はテニスが時間軸になり、あまりの時間で他の予定を立てます。

平日仕事を終えてからも余裕があれば、いや、心に余裕がないときほどテニスをします。

テニスを始めたのは去年の8月のことでした。

ずっとやりたいと心の片隅では思っていたのですが、後回しにしてきました。

「今はそんなことをしている場合ではないだろう」

「仕事がうまく行っていないのに趣味探し?」

こんな感じの思考が頭の中をグルグルしていました。

何故そんな思考の状態で始めることができたのかはわかりませんが、ふとした思いつきでスクールの体験に行きました。

体験内容はただ、レッスンに参加する形ではなく、コートの端の狭いスペースで1人、体験担当のコーチが手出しで球出しをしてそれを打つだけのものでしたが、迷いなく入会を決めました。

高校生の時にソフトテニスをしていました。
今は硬式テニスです。

人生の中で成功体験とは?と聞かれると真っ先に高校生の時のテニスが頭に浮かびます。

世間的な成功は何も収めていませんが、自分の中で凄く上手くいった体験でした。

大人になった僕はその感覚を忘れ、上手くいかないと悶々としながら生活をしていました。

多分、体験の時に無意識に良い体験が蘇ったのだと思います。

ただボールを打つだけで喜びを感じ、至福の時となりました。

なぜ、このことを話したかというと、
さっきふと気づいたのですが、、、

テニスを始めて初めの頃は上手くいかなくても、上手にできなくてもその行為自体をしているだけで幸せでした。

ただ最近は頑張ってしまっているなと思ったのです。

やっているうちに競争心が生まれ、欲が生まれ、どんどん上手くいかない部分にフォーカスするようになりました。

頻繁にプレーしている動画を撮影するのですが、最初に比べたら全体的に明らかに上達しています。

なのに、心のなかでは「なぜうまくいかないんだろう」が6割くらいを占めていました。

昔の自分ならこの6割の段階で気づけていないだろうなと思うと、それも成長なのでしょうか。

少し「おっと、危ない。頑張ってしまっていた。」と少しブレーキを掛け、今日は背中が痛いけど行きたかったテニスをいかないことを決めました。

このまま気づいていなかったら、また、
元の生活に逆戻りになっていただろうと思うと、

ホッとしました。


気分次第でまた書きます。

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