タカシの独り言 最終話 〜恋愛工学卒業の断固たる決意〜

こんにちは。タカシです。
突然のお知らせになり恐縮ですが、今回でこのメルマガ「タカシの独り言」の最終話とさせていただきます。理由は、自分の中から「恋愛工学をアンインストールしよう」と決意したからです。

元々、僕が恋愛活動を始めた目的は「婚活」でした。
もっと具体的な目標を言うと「暖かい家庭を作る」というのが僕の目的でした。


色んな事情があり、僕は人より「恋愛経験が少ない」というのがコンプレックスでした。
そして、大好きな彼女に振られて、恋愛も全くうまくいかなくなり、僕は「どうしたら相思相愛の彼女ができるのか」と途方に暮れました。
そんな中、婚活を始めた僕の手引きになったのが、金融日記でした。


そこに掲載されていたのは「恋愛工学」を学ぶ男たちの奮闘記でした。
金融日記には、いい歳をした大人たちが不器用ながら「恋愛」に打ち込む、そんな物語が寄せ集められていました。


全く恋愛経験がない人。
遊び始めたばかりの人。
結婚生活がうまくいってない人。
凄腕の恋愛プレイヤー。
色んな人達がいました。


恋愛工学研究所の所長である「藤沢さん」は合理的な人で、振り切ったアドバイスをします。
ある意味で痛快で、ある意味で危なっかしいアドバイスです。
盲信するのは危険だなと思いながらも、恋愛初心者の僕には、そうした力強いアドバイスに勇気付けられました。


僕は、力が湧き出てきて、数々の出会いの場所に行くようになりました。
そして、本当に多くのことを経験しました。
 大好きな彼女ができたり。
 だけど大好きになり過ぎて振られたり。
 出会い系や合コン、ナンパも試したり。
 複数恋愛をしているのがバレて彼女から泣かれたり。
ここに書ききれないたくさんの経験をしました。


1年1年が、5年にも10年にも感じるくらいの、たくさんの経験をしました。
自分なりの信念を持って活動していたと思いますが、結果的に多くの人を喜ばせたり、笑わせたり、泣かせたり、傷つけたと思います。


そして、たくさんの恋愛経験をして、どうすれば「モテ」るのかを少しずつ習得することができました。


だけど、そうしているうちに、道に迷ってきました。


「恋愛をできる自分」を好きになれるのと同時に、
「恋愛している相手」を信じられなくなってきたのです。


色んな女性と出会うと、女性の見たくない部分も見ます。
 彼氏がいても平気で他の男と関係を持つ女性もいます。
 嘘が得意な女性だってたくさんいます。


昔の様に、素直に人を信じて、素直に人を愛することができなくなっていたのです。



だから、「恋愛工学生」の中には、女遊びを正当化して、「女遊びは彼女のためだ」と自分に言い聞かせてる人がいます。
僕もきっとそんな考え方に影響を受けていたんじゃないかと思います。


だけど、僕は女遊びを終えてから「彼女」に会うと、とても心が傷むことに気付いていました。
大切な人を探すために始めた恋愛活動で、大切な人や自分自身の気持ちを傷つける様になってしまったのです。

だから、僕は複数恋愛を公言することもありました。
チャラいことを事前に知ってもらった上で付き合ってもらえば、うまくいくんじゃないかと思いました。
だけど、いつまで経っても「彼女」の悲しそうな顔は消えませんでした。


次は、うまく隠し通そうとしました。
だけど、僕はどうしても嘘が下手で、何度も見つかり、その度に彼女を悲しませました。
「バレなければ良いと思っているの?それに気付く度に、私は心を痛めているの。」
という言葉が心の中に残りました。


僕は、当初の目的を忘れていたのです。
「素敵な人を見つける」という目的は、いつの間にか
「女遊びを楽しみたい」という目的に変わっていました。


「好きな人と素敵な関係を築く」という努力目標は、いつの間にか
「好きな人との関係が壊れても良い様に他に関係を築いておこう」という努力目標に変わっていました。


「恋愛」を止めれない言い訳を「次世代のモテのためだ」と言い訳をして、
「恋愛工学」の考えを捨てきれないのを「ビジネスのためだ」と言い訳をしてきました。


だけど少しの間情報を遮断して女遊びから身を引いて、考えてみました。
そして「こんな生活をしていてはいつまで経っても暖かい家庭は築けない」ということを悟りました。


時を同じくして、大切な人が大きな事故に遭いました。


 お見舞いに行く機会がありました。
 病院には、愛情故に必死に看病する「家族」の姿がありました。
僕も、やっぱり困った時に助け合える「損得勘定なしに信頼し合える家族が欲しいな」と心から思いました。そして、そんな家族と共に幸せな家庭を築きたいという当初の目標を思い出しました。


そりゃ、女遊びをしながら彼女とうまくやっている方が効率的です。
複数恋愛して、リスクヘッジした方が、傷つかないで済みます。


だけど、必死に自分を守っていてばかりでは、相手を守れないんじゃないかと思い始めました。
自分の気持ちばっかり考えていたら、相手の気持ちを考えられない冷たい男になるんじゃないかと思い始めました。
そんなんじゃ愛は育たないんじゃないかと思ってきました。


そして、何よりも、愛する人が悲しむ顔はもう見たくありません。
愛する人が、安心して本当に幸せを感じれる様に、そしてそんな女を心から愛せる男へと成長していきたいと思います。

だから、僕は「恋愛工学」を捨てて、断固たる決意を持って「女遊び」から卒業します。
一途な男として、「彼女」と向き合っていきたいと思います。


石原さとみから誘惑されても断ります!!

(たぶん・・・)


「恋愛」をきっかけとしてたくさんの友人ができました。
本当に感謝しています!!
また、この「タカシの独り言」を読んでくださって皆様。
暖かい応援をしてくださった皆様。
ありがとうございました!!



なんだか、熱い話になってしまったので、肝心の有料部分は全然関係ない話を書いていきたいと思います。


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