2ヶ月経過

B型事業所を開所して2ヶ月が過ぎて、数名ですが毎日利用者さんが来てくれるようになりました。そして一生懸命に清掃業務を頑張ってくれています。

僕たちが「めんどくさいな〜」と思ってしまうような細かい部分の掃除まで丁寧に根気よく作業をしてくれます。そして最初はできなかった作業が徐々にできるようになったり。毎日いろんな変化や成長(時に後戻り)がたった2ヶ月でも見られていて、支援することの楽しさを感じる毎日です。

そこで今一度、僕が忘れてはいけない事は「僕たちは支援者かもしれないが、利用者より上の立場ではない」ということなのです。

僕が今まで見てきたB型の職員さんはどうしても指導員や上司という感じで利用者さんに接していてそこにすごく違和感を感じていました。明らかに利用者さんより年下の職員が命令口調だったり、タメ口だったり、横柄な態度だったり…。一般社会ではそんな事しないですよね?でも福祉の世界ではあるあるな気がしています。(僕が知っている所がそうなだけかもしれませんが)

僕はそれが嫌いなのです。障がいがあってもなくても1人の人。自分より年上の人には敬意を払うべきだと思うし、自分が逆の立場だったら嫌な気持ちになると思うのです。でも蔓延しています。なぜでしょう?

障がいって見方を変えると障がい者が健常者になり得るものだと思っています。つまり、みんな障がい者であって、みんな健常者なのです。例えば掃除が上手な障がい者と大の苦手の健常者の方がいたとして、「掃除が苦手な人は障がい者」という定義ができたとしたら、健常者と言われてた彼は障がい者になってしまい、障がい者と言われてた彼は健常者になります。極端で非現実的な例え話ですが。

うちの事業所では、障がい者とか健常者とかの壁はなく同じ目的を達成するためのチームの一員として仕事に取り組んでいます。お互いがお互いの立場に立って物事を考える。お互いの存在を尊重する。それが結果として良い仕事につながる。そう信じて一歩ずつ進んでいます。福祉の名のもと不正をする事業所も知っています。そんな事業所には絶対ならないように、初心を忘れないように書き残しています。

いつも書きながら途中で何が書きたかったのかわからなくなって、結局同じような事を書いていますが笑。

でも自分の心の中の思いを書くと結局同じような内容に落ち着くのかもしれません笑

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