ダイビングショップの探し方(Cカード取得・オープンウォーター講習)

筆者は、年末に伊豆でダイビングのオープンウォーター講習を受けて、いわゆるCカードを取得しました。
そのときのダイビングショップの探し方について記載します。

都市型ショップと現地型ショップ

ネットで情報を集めると、どのサイトにも、都市型ショップと現地型ショップの説明が記載されていました。
ダイビングショップには、都市型ショップといって、渋谷や新宿などの街中にお店があって、海に潜るときには、そちらから車で海へ向かうという都市型ショップと、現地型ショップといって、海の近くにあるお店があるようです。
まず、ご自身で、どちらにしようか決めることになります。
筆者は現地型ショップで取得しました。理由は現地型の方が拘束時間が短いと思ったからです。

都市型ショップでのオープンウォーター講習とは?

お店ごとに方法は違うと思いますが、筆者が調べたときに持ったイメージは下記のような印象でした。
都市型ダイビングショップでのオープンウォーター講習は、まず学科講習を受けるために、何回かお店に通います。
その後で、ダイビング用の深いプールがある施設へ行って、実技講習を受けます。
その後でようやく海へ向かって実技講習を受けて、Cカードの申請となる。
※学科講習は、オンラインで行う方法もあって、+2万円くらいだったと思います。
都市型ダイビングショップに利用した方に話を聞いてみたり、口コミなどを読んでみると、ダイビング機材の押し売りがあったり、押し売りではないけれども自前のダイビング器材を揃える前提だったりするそうです。
現地型ショップよりも講習費用はちょっと高かったけれども、仕事帰りに学科講習受けることができて便利だったという話も聞きました。ダイビング器材を揃えるつもりの方や学科講習をショップで受けたいという方には、都市型ダイビングショップがおすすめなのかもしれません。

都市型のおすすめダイビングショップは?

都市型のダイビングショップとしては、パパラギを利用した方から話を聞いたことがあります。
感想としては、悪くないよとのことでした。ダイビングショップが沖縄やい伊豆などへツアーを組んでくれるそうなのですが、ダイビング器材は自前が前提という話でした。

都市型ダイビングショップの怖い噂

都市型ダイビングショップの怖い噂としては、いわゆる悪徳ショップの存在です。検索ワードとして、ダイビングショップと入れると、悪徳ショップとか押し売りとか出てきたので、怖いなと思いました。
お店を決めたら、口コミなどを調べた方が良さそうです。

現地型ショップでのオープンウォーター講習とは?

現地型ショップでのオープンウォーター講習は、下記のようなイメージを持っています。
まずテキストとDVDが送られてきて事前に勉強します。
筆者はこの勉強に丸一日かかりました。
その後で、現地へ行って、午前中、学科講習を受けます。午後から海に入って実技講習を受けます。(プールで行うお店もあるようです。)
現地型ショップでのオープンウォーター講習は、2日間のパターンと3日間パターンがあり、2日間は体力に自信がある方向けらしいです。
筆者は、3日間にしました。
選択方式の学科試験もあります。まんべんなく勉強したつもりでも、抜けがあって、焦りました。
※学科講習は、オンラインで行う方法もあって、+2万円くらいだったと思います。

現地型ダイビングショップの探し方

現地型ショップは、かなりの数があります。どのお店にすればよいのか迷うと思います。
筆者は、「地域+ダイビングショップ」で検索して、良さそうなお店を探していきました。
筆者が気にしたポイントは、季節が年末だったのでドライスーツのレンタルがあるところと、女性がいるところでした。

東京から伊豆へ向けてのダイビングエリアとしては、葉山、伊豆山、熱海、宇佐美、伊東、川奈、富戸、伊豆海洋公園(いわゆるIOP)、稲取、下田、獅子浜、大瀬崎、黄金崎があるようでした。
というわけで、まず「葉山 ダイビングショップ」で検索して、出てきたお店の値段、オーナーやスタッフ紹介、ブログやインスタ、YouTube、口コミを調べることから始まりました。
葉山にも良さそうなお店はありました。でも、葉山は「海に入るところまでが遠い」といった口コミがあったので、保留。
次は「伊豆山 ダイビングショップ」で検索。伊豆山港は今、使えないとのことで、次のエリアへ。といった形で探していき、結局、川奈というエリアのショップにしました。
お店の数が多すぎてどのお店にすればよいのか、訳わからなくなっていたのですが、最終的な決め手は、オーナーが女性で猫好きということ。猫好きに悪い人いないでしょということで、問い合わせフォームから日程の候補をいくつか挙げて予約してみました。

何故、女性がいるところが良かったのか

ダイビングショップを探すときに気にしたこととして、女性がいることを挙げましたが、何故、女性がいるところが良かったのかについて、記載しておきます。
単に、筆者が女性だからです。お店の方も女性の方が、女性用の更衣室とかトイレとか説明してもらえそうと思いましたし、季節が冬だったので、寒さ対策なども教えてもらえそうだなと思ったからです。

結局、どこのショップにしたのか

川奈のテイクシーというお店にしました。
川奈は、東京方面から行くと、熱海駅の先の伊東駅のさらに先の駅となります。
筆者は電車移動なので、指定された時間(9時過ぎ)に川奈駅まで迎えきてもらいました。渋谷や新宿駅を6時過ぎに出ると9時過ぎに着きます。電車賃は2,000円くらいでした。(新幹線を使うと7時過ぎ出発で4,500円くらい。新幹線だと精算が必要なこともあるかと思います。川奈駅で精算が必要な場合には、朝は駅員さんがいないので、ちょっと面倒かもしれません。)
熱海までは新幹線も通っていますし、伊東駅も1時間に数本、電車走っていたと思いますが、川奈駅は、ほとんど電車は来ません。1時間に一本とかそれ以下とかだったと思いますので、時間を調べて行く必要があります。
テイクシーでは、帰りは伊東駅まで送ってくれましたので、帰りの電車の心配はありませんでした。
伊東駅からは、特急踊り子号に乗ることができ、新幹線より安くて便利だと思いました。伊東駅から横浜駅までの特急料金は1000円(指定席のみ)くらいです。1000円の価値があるのかは、それぞれの判断ですが、ダイビングをして疲れているときに、確実に座れますし、荷物は上に置けますし、机もあるので講習で習ったことをメモしたりできます。踊り子号では、ビール飲んでいる方も多いので、伊東駅の売店で、伊豆高原ビールとつまみを買って乗り込むのもよいのかもしれません。
踊り子号は、たまに池袋行きが走っていて、そちらに乗ると渋谷や新宿まで乗り換えなしで帰れるようです。

オープンウォーター講習の感想

オープンウォーター講習の感想としては、「疲れた」の一言です。でも、これで体験ダイビングから卒業できるので、ワクワクします。

3日間の講習の場所としては、1日目平沢ビーチ、2,3日目は川奈ビーチでした。
平沢ビーチは、目の前に富士山が見えました。設備が綺麗で、休憩スペースも広くて、街中のカフェっぽい感じでした。

川奈ビーチは、猫がいました。川奈ビーチは、女性用のトイレや更衣室などが綺麗で充実しています。いわゆる休憩スペースはなく、その代わりにテントが張ってありました。駐車場に止めた車の近くに椅子やテーブルを設置して、休憩するのが、川奈でのスタイルのようでした。

川奈のときは、ファンダイブの方もいたので、ファンダイブ→講習→ファンダイブ→講習→ファンダイブみたいな感じで、ファンダイブをしている間は講習の人は休憩といったかたちで、休憩時間がありました。

川奈の駐車場は日が当たると年末でも暖かかったですし、トイレも近くにありますし、誰からも干渉されないし、川奈ビーチに集まるダイビングショップの方々は雰囲気が良かったので、休憩時間は、全然嫌ではなく、むしろ快適に過ごせました。
川奈でライセンス取るの、おすすめします。
今回お世話になったテイクシーも良かったです。最も良かった点は、落ち着いている点です。
サークルや体育会系のノリには馴染めないし、家庭的過ぎるのも嫌だなと思っていたので、適度な距離感で落ち着いているテイクシーの雰囲気、好きでした。

ライセンス取得後

筆者はもう少し自分で自分をコントロールできるようになりたいと思ったので、後日、アドバンス講習も申し込みました。
アドバンス講習は2日間で、必修科目2つ(コンパスとディープ)と選択科目3つ。アドバンス講習に申し込むとテキストが送られてきます。
選択科目をどれにしようか迷ったのですが、筆者は中性浮力、ドライスーツ、エンリッチドエアにしました。

そのうち、ディープ、ドライスーツ、エンリッチドエアのSP取ろうと思っています。

ファンダイブ

武者修行しに行こうと思って、アドバンス講習の前に、一回大瀬崎へファンダイブに行ってみました。
ファンダイブの感想は、自分の身は自分で守るということ。そのために、ダイブコンピューターとマスク、シュノーケルを買うことにしました。

申し込みの際に、Cカード取ったばかりで、初めてのファンダイブなので少人数でお願いしますと伝えました。
ガイド(インストラクター)1人に対して、お客さん2人という好待遇にしてくれたのですが、それでも、色々なことが起こりました。
でも、行ってよかったです。2本潜ったのですが、1本目は潜ろうとしても浮いてしまったり、耳抜きが出来なくてルート変更してもらったりとバタバタしてしまいました。でも、2本目は、手ごたえがありました。潜れたし、耳抜きも出来たし、息を吸ったら身体が浮かぶという感覚も何回か体験できて、楽しかったです。

当初の予定では、大瀬崎で潜った後、三島で一泊して、東伊豆で潜ってから帰ろうかなとか考えていたのですが、疲れちゃったので、三島で夕飯食べて、そのまま帰りました。

大瀬崎への行き方をご紹介しておきます。今回依頼したダイビングショップはJR三島駅から送迎してくれるところでした。新宿から三島への行き方は、なんと乗り換え1回で着きます。集合時間は8時40分頃だったのですが、5時40分新宿発の小田急線に乗ると小田原で東海道線に乗り換えるだけで三島に着くきます。(1600円くらい)もっと遅い便だと熱海乗り換えなどになるようでした。せっかくなので、早めに行って、三島駅で朝ごはん食べていました。

帰りも乗り換え1回でした。18時過ぎに三島を出る東海道本線に乗るとその車両が上野東京ラインになるようで、戸塚あたりで、湘南新宿ラインに乗り換えるだけで、新宿に戻ってこれます。(2300円くらい)

小田原から三島へ向かうときも、三島から新宿に戻ってくるときも、JR東日本とJR東海を跨いでの利用となるので、入場はできますが、出場の際にICカードはエラーとなりますので、出るときには駅員のいる窓口へ行って精算することになります。