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【0】「神様」とか「天使」とか「天国」とか、「宇宙」とかの話。

 最初にお伝えしますが、私は仏教徒の家で育ちましたし洗礼を受けていませんので、キリスト教徒ではありませんし、どの聖書にも経典にも詳しくありません。
 この話に出てくる単語は、「その存在に当てはめることが出来る唯一の日本語」として使っているだけで、「概念としてのその存在を指す言葉」ではありません。
 よって、この話に出て来る存在に対して偏った見方をしている訳ではありませんし、「私が知っている私の知識」としての存在の話を、しているだけです。
 どんな宗教、どんな信仰にも一切の関係はありません。

「あなたは神を信じますか?」
 たくさんのひとが、一度はこの言葉を聞いたことがあると思います。
 私も、気が付けばこの言葉は小学生の冗談にのぼるくらいの常套句として、知っています。
 ただ、この話を読んで下さっている大多数の方は日本人で、日本で生まれ育った方だと思います。
 だから、この「神」という言葉が、日本古来の「神様」ではないことを、理解されていることと思います。
 日本古来の「神様」は、「八百万の神々」と呼ばれるように、おひとりではありませんから。

「あなたは神を信じますか?」
 私はこの言葉を、「イエスでありノー」であると答えます。
 一般的に解釈されている「神」は唯一神のことで、「存在しているか?」と問われれば「イエス」で、「実在しているか?」と問われれば「ノー」だからです。
 そしてこの「神」については、恐らくこの話を読まれている方はご存知かと思いますが、「創造主」とか「ソース」とか「宇宙」であると、言われています。
(神≠ゼウス≠シヴァ≠天帝であることは、先にお知らせしておきます)

 私がこれからお話する「神」という存在が、何をしていて何を目指しているのか、ということは、今のスピリチュアル界でもあまり公にされていないことですので、意味が分からないことも多いかと思いますが、その場合は頭に入らないと思われますので、読むのを止めて下さっても結構です。
 必要になった時に、頭に入って来るようになりますので、その時まで温めておいて頂ければ幸いです。

 この話は、「宇宙」というものがどういうものか、「天国」が何か、「神」が何をしているのか、その使いであるとされる「天使」の存在の意味、堕天した暁の明星、「地獄」というところ、その住民たち、「地球」にヒトが生まれた意味、ヒトの役目、ヒトの魂が向かうところがどこなのか、そしてヒトの魂がどうなるのかということを、これから、長い時間をかけてお伝えしていきます。

 最後がいつになるのか見当もつきませんが、お付き合い頂けましたら、幸いです。

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