生後8か月 社会の中で生きる

保育園。陽光が差し込む清潔な広い部屋。メリーが穏やかに揺れ、先生方の溌剌とした声が赤ちゃんたちを褒める。季節や栄養が考え抜かれたおいしそうな給食。元気に遊ぶ頼もしい先輩園児たち。すれ違う先輩パパママの明るい挨拶。子どものための、優しい、優しい、安心な空間。

あーーーーーんなに寂しかった気持ち、不安だった気持ち、一瞬で消えた。コロナのため中までは見学できなかった(そもそも臨月だったので園見学も夫あひるが行った)園だったけど、本当に良い園でよかった!
園の空間自体も、先生方のご対応も、「あ、これは、プロそのものだ!」と、入園前のクヨクヨはすぐ信頼と安心に変わりました。
人見知り・場所見知りが激しい気難し屋の赤ちゃんあひるも、意外に一瞬で慣れ、ご機嫌で遊んだりお昼寝したりしているようです。保育士さん、すごいなほんと…尊すぎるご職業です。

・赤ちゃんあひるの修行と楽しみ
1人座りで色んなおもちゃで遊べるようになりました。ハイハインの掴み食べがうまい。色々な子音が連続して話せるようになったほか、音楽に合わせて体をブンブン揺するのが好きで、最近は映画『魔法にかけられて』の『想いを伝えて』がお気に入り。保育園の連絡帳で先生方が伝えてくれる日中の様子(「○○をじっと見ていました」「○○でごきげんでした」等)も癒しです。
入園してから夜ぐずりがち…という話を同じクラスの他のお母さん方がしていたのだけれど、赤ちゃんあひるは家でも終始安定しており、まあ、少し甘えんぼになったかな?というくらい。
ただ、一晩中ずっと添い乳抱っこだからかもしれない。そして最近、添い乳は歯並びが悪くなるのでは…と母あひるは悩んでいる。うーーーん。歯はまだ生えてないけど、うーーーーん…

・大人あひるの修行と楽しみ
大人あひるたちは慣らし保育の時間中、ひたすら大掃除を決行。正期産の時期に入ってから体がしんどすぎて早く産みたくて、とにかく体を動かそうと思い(今思うとバカ)、家を掃除しまくってたのですが、産まれてから家が荒れる一方だったので、これを機にピカピカにしました!
赤ちゃんあひるが動き回る日も近そうなので、洗面所やキッチンの棚にロックをつけたり、電池や細かいものは撤去したり。
災害に備えて、色んな備蓄品や持ち出しバッグを揃えたり、棚に耐震マットを入れたりもしました。ふーーー、一安心。これらはほんとは妊娠中にやっとくべきだったね。
夫婦2人でのごはんが久しぶりだったので、とりあえず焼肉!食べに行きました。一口じゅわっと噛んで、おいしくて震えた。
ほか、私はついにエヴァーを見に行った。長かったけど、その価値あり。音楽も素晴らしかったなあ…贅沢な時間でした。

職場復帰、かなり不安もありますが、一足先に社会に出てたくさん成長していく赤ちゃんあひるを見習います。授乳中は赤ちゃんあひるにムンズと腕を掴まれて、小さな丸い頭を撫でさせられるのですが(赤ちゃんってすごいね)、ああかわいい、撫でさせてくれてありがとう、ほんとに賢いね、偉いね、かわいいね、とやにさがる呑気な母あひるでした。


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