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禁止制限発表!感想と振り返り。禁止カード編

お世話になっております。ここんです。
3/8.19時半頃。ついに待ちに待った禁止制限の発表でしたね。X(旧Twitter)にてそわそわしているポストをよく見ました。個人的には来週かもうちょい先だと思っていたんですが、思っていたより急でしたね。改定の量が多すぎたので禁止になったカードとそれ以外の2回記事を書かせていただきます。
制限編はまた後日。
制限改定初日に投稿ができなかったのが悔しいです。

そんなもんで改定対象のカードはこちら。

禁止カード10枚。制限カード8枚。
禁止ペア1組。制限解除4枚

計20枚声の異例の改定数にびびりちらかして職場で大声が出ました笑。その日働いていた従業員にどうしたって目で見られたのはナイショの話。
禁止ペアに関しては前回のネクストプラン発表で公開されていたので把握していたのですがまさかこれほどとは。
この量から察するに今季は本当にやばい環境だったんですね…苦笑。

今回の改定の基準は3つ。
大会環境でさらに多くのデッキが使用できるよう、ループのような大会運営に支障が出るデッキや、使用率と勝率が高いデッキに対しての禁止制限

相手の行動を大きく阻害するメタカードのうち、手元やミラージュなど対策が困難な領域で発揮する効果については、ゲーム展開やデッキ構築の幅を狭めてしまう可能性が高い点について改善が必要と考えての禁止制限

新シリーズ『契約編:真』での「契約創界神ネクサス」の登場に伴い、創界神ネクサスの運用や《顕現》による効果での召喚が重要となるため、『契約編:真』での想定されるゲーム環境を考慮したうえで、バランスを損なう可能性の高いカードについて事前に禁止制限を行い、新しい環境の整備

公式サイトや公式Xを参照
異例の20枚越え。Xは大はしゃぎ。

この3点。個人的に内容に関しては概ね悪くはないんじゃないかなと思っています。実際復帰して2か月蒼契約や超星がいまだにうようよいたり、メタが激しい環境で遊ぶことにうんざりしていました。バタフライジャマーやヴァンピーアヴォルグなど一部制限にかけるのが遅かったカードはありましたが、今回の制限の理由に記載がある通り必要枠だったと思います。そいつらカードがある環境よりない環境のほうが平和であることに間違いないと思います。

今回の禁止なったカードについて
今回の記事では禁止になったカードの使われたデッキや感想を私念込みではありますがつらつらと書き連ねていこうと思います。お口が悪くなりますが、こいつやられたんや草wぐらいで見ていってください。


ダークイニシエーション

これ使われ始めたら負けを悟る極悪カード。個人的にはやっと逝ったかの気持ち。

言わずもがなループデッキを烈火伝のころから支え続けてきたカード。
今回は一発禁止になったので機能停止になったループは多かったんじゃないかなと思います。一応リペアは不可能ではないんですが、既存のデッキより要求枚数が増えることになりますので受け札の問題や事故率は今まで以上に上がると思います。それほどこのカードは悪用され多くの犠牲者を出したカードとなります。僕も神煌臨編環境で呪鬼対面で嫌なほど見ました。

このカードのトラッシュ回収効果はスピリットならコスト系統も関係なく拾えるので基本的に何でも回収できます。破壊時効果が強力なシュタイン・ボルグ(リバイバル)ジェラシックドールとの相性がベストマッチすぎましたね。

代案は身代ノ術とデスヘイズなどの自戒を組み合わせた身代ループになるんじゃないかなと思います。ただこのカード1枚でできたことが何枚もカードが必要になりますので実践的かどうかは不明です。

これもそのうち召されそうだなぁ…効果がガバいもん…
自戒ならだれでも。カード1枚で複数自戒できるほうがお得。

使用された主なデッキは呪鬼キャスゴなどのリソースが付きにくいデッキやループデッキ(オボロループやつららループなど)に採用されていました。
約8~9年間お疲れさまでした。ゆっくり温泉につかってください。

七大英雄獣ヘクトル

出た当初からあんまり好きじゃなかったっす。

アクセルを使うだけでとんでもなく強力なメタを繰り出すことができるカード。これを出されるだけで赤、紫、黄、青のドローがメインの契約スピリットデッキは発狂します。今ぱっと思いつくのはグロウなどの緋炎デッキ、オボロなどの血晶、シャックなどの蒼波とかになります。えぐいですね。先1でおかれたら投了したくなりますね。
特に蒼契約とかWBSでこれポン置きされたら次からシャックのアタックでC+2と手札1枚破棄ですからね。ばかげてる。
またこのカードカテゴリーで指定しているので創界神ネクサスだろうがドローを止めることができるのでたまったもんじゃありません。次の契約ネクサスにも悪影響を及ぼしかねません。

また、対象がスピリット/ネクサスなのでアルティメットに採用すると鬼に金棒になります。獄契約がこれを採用してテロを起こすことができるという…。これとジャマーエッジをミラージュに最速でセットすると大体の契約デッキは泡を吹いて倒れます。無理すぎる。

過去の話ですがアレックスの使用率が高い頃、逆転の1枚を引くためにバーストで開いた6コスのアレックスが強制的にコアを増やす効果に変更されたのもいい(?)思い出ですね。皇獣を握っていた時に俊太や馬神トッパのドローをこいつに阻止されたこともあるので思い返しても当時から嫌いなカードですw

他にも相手に対するメタに特化しているだけでなく、このカードはコンボとしても使えるカードとなってます。それは「相手は手札をすべて破棄し、X枚ドローさせる。」効果を持った対象色のスピリットと組み合わせるとヘクトルの効果でドローができなくなり、お手軽全ハンデスになります。

主な例はアポカリモンやアイオンになります。

こっちはまあまあ有名なコンボ。
まれにXの非公認優勝ポストでみるカード。ケルビモンと組み合わせるとスピッツァーやカシウスで妨害されない限り受け煌臨で全ハンデスができる。よく見つけたなこんなん…

主に使用されたデッキは剣獣デッキ、獄契約(メタ型)、緑GS、コンセプトデッキ。

一応代用カードは何個かありますがどれもヘクトルと比べて使い勝手は悪く縛りの範囲もどれもヘクトルほどではないものとなっています。使い勝手に関してはこのカードは手元にあるだけなので処理しにくく、ほかのミラージュやバースト、フィールドが自由あることというガバ要素があり、悪い意味でこれ以上のカードを作り出すことはいろんな意味で難しいのではないでしょうか?

代用一例
シールド・ビートル
障壁の兵騎士隊オオズアント
・創界神アレックス
・豚人チョウハッカイ
・ドローンアント(制限)
・スカラベビートルドローン(制限)
どれもヘクトルよりは強力ではないですがもしメタを握りたい場合は参考程度に。

割と昔から被害を食らったので私念ではありますが二度と見たくないので無理せずゆっくり温泉に浸かっててください。お疲れさまでした。

・スワロウテイル セクシーバズーカ

ゴキブリと同じぐらいかそれ以上に嫌い
Uダ・ゴンとかの時代にちょっとだけ活躍したリバ前。
収録弾が投稿主の初めて開けたBOXでもあるのでそこそこ思い入れのあるカード。
ストレングスのデッキでよく見たカード。スワテリバ後とどっこいぐらいで嫌い。

条件付きでスピ/アルの召喚時とだいたいの神託を止めるカード。
その条件とやらがライフ3以上。馬鹿か?
僕個人的に真転醒編が一番しょーもなく感じた時期はこの2枚とボーンシャーク号がフル投入できたアルパラ時代だと思います。歴代を通してこの3枚のカードは開発陣にドロップキックをかませてやりたいぐらい個人的ヘイトが向いたカードです。

ミラージュで貼っているせいで処理が難しく、アタックを背ざる負えなくなります。そうしてアタックをすると今度はビャク・ガロウXやロストソード、魁の餌食になるという…。今でもごくまれにこのカード2種とボーンシャーク号の3枚を採用した構築を見ます。またスワロウテイルは最悪メイン効果で手札交換に使えば腐らないという有能っぷり。ヤバすぎ。

今回禁止になった理由は後述するバタフライジャマー、バインドエッジ同様で②と③の両方。先ほども記載した通り現状ミラージュへの対策が難しく、この手のメタは簡単に対戦相手のデッキコンセプトを否定することができます。先述したヘクトルも同様です。さらには新ギミックの契約ネクサスを使ったデッキに対しても強力なメタカードとしての働きがありこんなのが残っていて先行でどっちか引かれていたら遊べない新環境とか楽しくないでしょ?という理由。完全に使用不可になりました。まあこれの禁止も妥当だと思います。

ボーンシャーク号が生き残っていますがあのカードがこの2種と違い、破壊がミラージュと比べて比較的簡単ということでまだ生き残っていますが、あちらはライフが関係なくさらにはシンボルが立つのでかなり生き残っちゃヤバイと思っています。正直ネクサスの処理が難しい赤と白以外の契約神/創界神ネクサスを使うデッキからしたらこのカードが出るだけで普通に致命傷だと思うのでそのうち召されそうな気がします。

リバイバル前はいつもの被害者。いつも思うんですがこの制度デジカやワンピみたいにカードの型番できないんですかね?このカードだとBS28-083とBS56-RV006とかで別名分ける的な。
ブレイドラとかグラン・ウォーデンとかヤシウムとかどうにかなりません?ヤシウムはグレーだけど。

というわけでR.I.P。2度と面みせんな。マジで。

・ヴァンピーアヴォルグ

真転醒編のカード。またか。こいつもたいがい嫌い。
スワテよりは100倍マシだが。

契約編最強ともいってもいいぐらい強かったメタカード。
契約編は煌臨をメインとしたギミックでして、必ずソウルコアの動きが必要となってきます。このカードはそのギミックを完全否定し、アドを取っていくというなかなかやばいことをやっていました。夜族が偶に成績を残していた理由の一端もこのカードが担っていました。

主に使われたのはスロットのある紫のデッキ全般。呪契約と夜族はマストで入っていたような印象があります。またつい最近元紫のガーディアン坂口周平さんプロデュースしたカルマギアで釣り上げることもでき、なぜか強化ももらう始末。おそらくこれを放置したら次は幽契約でとんでもない暴れ方をすると思います。また新メインギミックの《顕現》にもソウルコアを必要とし、次の環境にも大きな被害を出すこと間違いなしなので今止めたのは英断だったと思います。

お世話にもなり、とんでもない被害も食らいました。ゆっくり温泉に浸かっててください。お疲れさまでした。

・バインドエッジ バタフライジャマー

このカードミラージュ効果以前にすべての効果が強いんよ
お前も大概。フラッシュ効果が雑に強い。

契約カードに対して強力なメタカード。この環境はアタックすることでカウントを伸ばしたり、煌臨してアドを取ることがほとんどだったのですがその必要な動作すべてを完全否定したのがこの2枚。
アタックができなければカウントを貯めることができず、そのまま流れで負けるなんてザラにありました。

正直ディザイアタンなどが禁止になったタイミングで触ってもよかったんかなって思ったんですが…。何はともあれ禁止カードになりました。

採用されていたデッキは緑を含む色ならだいたいというのとメタ型に構築された獄契約なんかにも採用されていました。赤色のデッキが赤の世界、フェニブラーニ規制され大きく弱体化したのに対してこちらはノータッチだったので赤のデッキに勝ち目は相当少なかったと感じました。
アタック時にカウントをためる効果を持っている契約デッキを握っている人からしたら結構ヘイトが向いたカードだったと思います。僕も嫌いでした。

またついでのように創界神からコアを6個取り除くので普通に次の環境の邪魔もできるのでもうテキストすべてが罪みたいなところがありました。
まあなんにせよ。お疲れさまでした。僕はグロウもWBSも好きだったこともありかなり被害を食らいましたので2度と見たくないです。

・月鬼城

呪契約の核。

呪契約にて自身のオンミョウジャやタ・ブーを破壊し、ゴク・オボロ煌臨ターンを加速させたこの月鬼城も今回の改定で禁止カードに。
理由はゴク・オボロの煌臨ターンを速めたから…ではなく、3の理由。

《顕現》の効果が「自分のカウントが条件で指定されたカウント以上のとき、ソウルコアをトラッシュに置き、条件で指定された創界神ネクサスのコア1個をトラッシュに置くことで召喚コストを支払い、手札にあるそのカードを召喚できる効果」となっており簡単に妨害も自身のコアブも可能になってしまいます。

例えばこういうありえる状態

後攻2ターン目かな。

この状態だとすると月鬼城の効果で本来のコストを支払わなければ召喚できないのでアポローンの上からコアを7個トラッシュに置かなければ召喚できないのでアポロニア・ヴァーンを《顕現》することができません。もう召喚と変わらないんですよね。詳しい裁定は後日出ると思いますが、おそらくこの裁定だと思います。
リザーブも使える裁定だったら画像の条件なら召喚はできます。

これから新しいキーワード能力を使ってみんなに遊んでもらうぞ!ってところで先行1ターン目にスピリットよりも除去が難しいネクサスのポン置きのせいで遊びたいデッキが遊べないなんてどう思います?
駄目だと思いませんか?駄目だったんですよ。
実際オンネンダマは許されていますし、破壊しても復帰しやすいこのカードは運営から問題視されていたんだと思います。

また、紫のデッキだと軽減も取れるので顕現を使ってコアを増やし、次のターン豊富なコアで手札は増やすわ、生き物くそほど並ぶわで決めきれなかったらムドウでも投げたらいいんじゃないすかね笑
ある意味相手にはとことんしんどい効果を叩きつけて自分はごっそりアドを取るみたいなことが起こるんですよ。そうなると新テーマの否定ですよね。ってので禁止です。

スピッツァーやカシウスなどの誘発カードを阻止して、このカードを起点に自分のやりたい動きをとことん相手に押し付け、アドを取ってたので呪契約はこのカードの禁止により大幅な弱体化をするように感じました。突然デッキの核を奪われた呪契約はリペアできるのでしょうか…

余談ですが僕はモリア教授の動画のファンでしてブレイドラの制限の動画から見ており、新しい動画が投稿された日に必ず動画を見るんですが、禁止改定の動画でゴク・オボロの後ろにある月鬼城が燃えているのを初めて知りました。
(いつも楽しく動画見させていただいております!)

確かに燃えとるやん…なるほど伏線やったか…
ってなるかい!!

短い間ですが、お疲れさまでした。ゆっくり温泉に浸かっててください。

・宇宙世紀憲章

ついにコラボカードで禁止カードが…

来期は創界神テーマを軸に商品展開をします!なんていっちゃったらこんなカード野放しにできないですよね。これも一部カードでしか破棄できず除去が非常に困難な上、強力なメタカードとしての働きがあります。コラボ初のカードがガンダムUCで宇宙世紀憲章なんてUCを知っている人ならわかりますがかなり皮肉が効いてますね笑

これにはバナージ君も涙を隠せない。

語ることもないです。適当に2枚ドローしたと思ったらデッキコンセプト否定されたらやめたくなりますよね。そういうことです。

終わりに

実に6000文字越えの文章を書きましたが、いかがだったでしょうか。
僕は書いてる分には楽しかったですが同時に疲れましたw
まだ次回いつになるかわかりませんが、制限編も残っていますので投稿されたらご一読してくださると幸いです。

んじゃまた。

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