見出し画像

次環境へのヒント!?:「ライン型機竜」徹底解説!

全国のバトスピ バトラーの皆様、こんにちは! G.P.と申します!
今回はたっくん杯にて準優勝できたので、そちらで使った機竜デッキの解説記事となります!  
現環境の終わりということで全文無料になりますので、是非お読み下さい!


1.このデッキを選択した理由と戦績  

今回のたっくん杯は2デッキ制でした。環境最終盤ということで自信があった紫ノヴァは確定していたのですが、相方のデッキがアレックスと氷刃が使えない上でのデッキ選択となり、候補がかなり狭まりました。2大防御札を使えないということは、自分の動きを押し通すよりも相手の動きをジャミングしつつ戦う側に回った方が有利と思えたので、土地基盤の破壊と召喚時メタを織り交ぜた機竜を選択しました。  

結果準優勝という形で終わることができたので個人的にはすごく満足していますし、次の環境へのヒントとなるような事柄も沢山発見することができました。  

現環境もあと数日で終わり契約編へと移りますが、是非このノートの内容からヒントとなるものを得ていただければと思います!

2.デッキレシピと採用カードの紹介  

実際に使用したレシピが以下のものになります。

採用カードを1種類ごとに紹介していきます。

・ロケッドラ  

言わずと知れた機竜のドローソース。直接的なドローだけでなく、0コストであるおかげでエスパシオンのレベル2着地が1ターン早くなるという間接的なドローソースにもなるのが強いです。

・コスモレッドドラゴン

ネクサス破壊部隊の一員。
手札が枯渇しやすい機竜においては回収効果が本当にありがたく感じます。アステロイダート以外に中堅アタッカーが存在しないので、たまにアタッカーにもなります。そのため、相手にネクサスがあるからといってすぐに使うのではなく、手札の他のカードとのバランスを考えて運用しましょう。  

また、後述のドラゴンズミラージュも同じなのですが、このカードのもう一つの役割は「相手の初動を歪ませること」です。

先行1ターンでミラージュセットすることで相手に「本当にネクサスを貼っていいのか?」と揺さぶりをかけることができ、他のスピリットの召喚などに方針転換を無理矢理させることもできます。もし自分の手札に赤の世界があれば、次のターンに出されたスピリットを破壊し、完全に流れを自分のものにしていくことも可能です。このように、後攻を取って流れを作るだけでなく、先行展開も重要になることもおさえて下さい。  

よくトラッシュでの存在を忘れてしまうので注意です。

・竜星アステロイダート/竜星アステロイダート -ドラグフォーム-  

アストラドラゴンへの最短ルート兼手札増強カード。
この二つの仕事は言わずもがな、赤の世界を絡めて単独でのリーサルを取ったり(3+2点)、ズィークを早く展開することで盤面を強固にしていくプランも取れます。 一つ覚えておきたいのは、赤のミラージュをセットした状態で敢えてアステロイダート1体だけを召喚し、アタックせずにターンを渡す戦法です。相手によって除去されることで転醒し、エスパシオンやヴェルトラオムの召喚時破壊につなげることができます(イザイザのオオヤシマ単品召喚エンドに似てますね)。この手の戦法において一番怖いゼッパンドンも、自身のレベル3BPが8000なのであまり怖くありません。手札が枯渇している際は視野に入れておきましょう。  

・宙征竜エスパシオン 

コアと手札の管理役。ライサや世界系の裏面などを破壊することもあるので、召喚時があることをしっかり認識しておきましょう。  
単品のカード1枚1枚が超強力なアルパラなどとは異なり、手札の量が生死に直結するデッキタイプですので、2枚ではなく3枚採用です。

・ズィーク・ドラグーン 

装甲ばら撒き。エスパシオンの生存率の底上げと氷刃への対処、系統機竜の枚数の維持という3点から投入しました。今後氷刃の枚数が減ることになれば白装甲の意味合いが薄れるので、採用枚数を抑える流れになると思います。 また、このカードを抜く場合、白色のカードを採用する意義がかなり薄れてくるので、デッキ構築をかなり見直すことになると思われます。

・機龍皇ヴェルト・ラオム/機龍皇ヴェルト・ラオム -G.O.D.モード-

エースその1。装甲貫通できる除去は、真転醒編環境だと主に氷姫に刺さります。後述のラインの黄金と相性が悪く感じる方もいらっしゃると思いますが、結局裏面の効果で除去できるので、手札1枚分の差となります。  

ただし、あんまり調子に乗って手札を切り過ぎると、次の自分のターンで手札に生き物がほとんどいない状態になります。
ご利用は計画的に(ロケッドラの手札補償保険に加入しましょう)。
 
盤面の殲滅にはうってつけのカードですが、単体でライフをもぎ取る力は薄いので、攻める際は赤の世界を絡めた動きがメインになると思います。

・航宙龍アストラ・ドラゴン 

エースその2。
上のヴェルトラオムと異なりライフをもぎ取る能力の塊なので、ライフの削り方に注意しながら大手を振って殴り込みに行きましょう(氷刃やライフ現状バースト、デスアタラクシアなどへのケアの為、ミラージュブーストなどを敢えて使わないプレイングもお忘れなく。この時は赤の世界の存在がとてもキーになってきます)。 機竜を一度でも触ったことがある方なら経験があるかもしれませんが、セットしてあるコスモレッドを絡める場合、コスモレッドを先に剥がしてからスピリット破壊をしましょう。

これらエースについては攻めの盤面においての得意分野が異なるので、枠の都合上2:2としていますが、環境によって3枚に増やしたり削ったりすることも視野かなと思います。ただし個人的には、新カードが出ない限りどちらかを0枚にする(どちらかに攻めのパターンを寄せてしまう)と、相手に対策されやすいように感じるのであまりオススメはできないと思います。

・幻惑の隠者騎士バジャーダレス

読めないバーストその1。
機竜に一番欲しい手札増強を行える他、意表を突くタイミングでの除去により盤面の整理とヴェルトラオムのための手札の節約ができます。  
後のネメアーレオと合わせて「ラインの黄金と喧嘩しないの?」と疑問に思う方がいらっしゃるかもしれません。ですが召喚時メタは「それを引かないと(これ重要)」できませんし、もしかぶったとしても別の役割がそれぞれにしっかり用意されているので、完全に腐るわけではありません。特に覇王のロード→サカターノへの1番の解答になるので、入れる価値は大いにあると思います。 また、ゴッドシーカーなどデッキの内部を見せるカードが無いのでバレにくいところや、手札補充の為に1ターン費やす必要がなくなるところも強かったと感じました。

これらのように、仕事量が結構あるので2枚しっかり採用しています。

・ネメアー・レオSVL-00

読めないバーストその2。
手札が細くなりがちな機竜にとってリサイクルできる効果はありがたく、白シンボルの供給もでき、さらに氷姫のプリヘーリアや覇王の(ロード→)ブレイヴァー、グランツのゼッパンドン煌臨に対してなど活躍できる場面はラインの黄金の有無に関わらず存在するので、とても重宝します。  特にこれからの新章では煌臨時効果が多いので、どのデッキでも採用を検討して良いカードの一つだと思います。
 
重ねて引いてもあまり嬉しくないカードなので1枚だけの採用としました。

・戦車合体ヴィーゼル 

実はこのデッキ、41枚構成です。
このカードを見つけた時、「これこそ最後のピースや!」と思って入れました。 海賊キャスゴへの解答になる他、ミラージュのかさ増しと機竜に嬉しい手札増強の2つもこなせるスーパーカードです。噛み合わない訳がありません。
 
また白軽減があるのもありがたく、先1黄金配置ヴィーゼルセットという(まさしく黄金)ムーヴをキメるだけで相手からは渋い顔をされます。

・AAA ヴンダー

ロケッドラの枚数を実質倍にしてくれるカード。
ドローソースとなるのでしっかり3枚採用しています。 このカードの偉いところは、効果が重複することと相手ターンでもドローできることです。

また、自ターン中はサカターノのバースト効果や煌臨スピリットの煌臨時効果(現環境だと主にゼッパンドン)などから守れるところも使い勝手がとても良いです。

・赤の世界/赤き神龍皇 

最強のライフもぎ取りマシーン。
転醒するしないに関わらず直接相手のライフに関わる効果があるのが優秀です。氷刃やライフ減少バースト、もしくはシーズグローリーや鉄壁ノ盾などを総合的に読んだ上で転醒するかしないかを判断しましょう。

機竜とは関係無いですが、次の環境でカウントがはね上がるとはいえ、転醒せずともライフを狙えることから、様々な赤デッキへの採用がまだまだあり得ると思います。

・ドラゴンズミラージュ 

ネクサス破壊部隊の2人目。
もし初手にこのカード以外にプレイできるものがなくセットか配置かを考える際は、他の手札とよく相談の上決めましょう。例えば機竜だらけの際はセットすることでしっかり相手を牽制できますし、マジックだらけの際は配置してすぐに手札の質を上げていきましょう。

・ラインの黄金 

今回このデッキを握った一番の理由。
召喚時をそこそこ使う環境であり、かつイザイザや赤白の増加を見越して採用しました。 エスパシオンでレベルを上げることでレベル2効果も使いやすく、これまた機竜に嬉しい手札増強ができます。シンボルが白色なのも相性が良いです。

・レーザーボレー  

ミラージュとしての採用の他、相手の先1ゴッドシーカー・ネクサスなどの破壊、耐性のない中大型の処理、白晶防壁への解答などできることが多いです。 契約編に入ると白晶防壁rvの使用が多くなると思うので、対処にはうってつけです。

こちらは3枚にするメリットは(少なくともオーバースターよりも)あります。今回は1枚分をオーバーエンペラーに譲った形としましたが、環境によって戻す選択肢もあります。特に碧雷によってアレックスが減少傾向にある中なら増やすのも一理あると思います。

・オラクルXVII オーバースター

今回は相方のデッキの性質上、アレックスや氷刃を採用できない分永続的な守りが欲しいので採用しました。赤装甲などで除去ができないスピリットもフラッシュ効果で退けることができることが多いので、カウンター札として抱えることも意識しましょう(主にプリヘーリアへの解答ですね)。  
契約系のデッキでコスト7以上を素出しすることは少ないように感じるので、次環境の守りには持ってこいになるかもしれません。

受けを厚くするために3枚にするメリットはありますが、白のミラージュの増加はアステロイダートにとってあまり意味がないことと機竜を一定数取らねばならない関係上2枚にしています。

・絶甲氷盾

アレックス・氷刃以外の守り札として採用しました。エスパシオンが引けていない時にノーコストで打てることも大きな利点の一つです。  
契約系のデッキには「アタックステップを終了できない」効果が比較的少なく、また碧雷に対しても手札保護があり、これまた次環境の守りにうってつけかもしれません。

・オラクルIV オーバーエンペラー  

機竜はズィークがいるため氷刃はカバーできますが、アレックスへの対応は苦手なので一枚だけ採用しました。元々アストラや赤の世界の多重シンボルがあるので考慮しなくても良い時はありますが、5点から一気に減らす試合なども無くはないのでその際は重宝しました。 赤のミラージュのかさ増しになった他、このデッキ唯一の全体除去なので感触は良かったです。


3.動かし方  

通常の赤一色の機竜が速攻で攻めていくのに対し、このタイプは序中盤に相手をある程度コントロールしてから多重打点で攻めるイメージを持ってください。

・序盤  
ネクサスの配置・ミラージュのセットを行います。
先行1ターン目における優先度は

①黄金配置
②ヴィーゼルセット
③ネクサス破壊系ミラージュセット
④オーバースターセット
⑤赤ネクサスの配置
⑥レーザーボレー・オーバーエンペラーセット

の順と考えています(真転醒編環境で相手のデッキが不明な場合です。これからの環境の動きなどで柔軟に変更して下さい)。相手をジャミングするものほど優先度が高いです。ネクサス配置系ミラージュが3番目の位置にある理由(貼らなくてもよい訳ではない理由)は、先述のコスモレッドの部分に書いてある通りです。

・中盤  
上記のネクサスやロケッドラ、エスパシオンなどで土台を作り上げたら、手札増強をどんどん行いましょう。 特にズィークがない限り速攻で突っ込みにいくと返されやすく、メタカード多めのこの構築では相手の返しをさらに捲るパワーが十二分にある訳ではないので、無策な速攻はやめておきましょう。 もしオーバースターが刺さる対面で有れば、それを維持しながら1点ずつ押し込むのもありです。途中で貼り替えていきなりドンと削りに行くのも作戦の一つですので、その場合だと2点程度刻むのが目安です。

・終盤  
大型機竜や赤の世界を交えてライフを削りましょう。アストラや赤の世界のところでも書きましたが、ライフ減少時バーストなど相手の受けをある程度コントロールすることができるのがこのデッキの得意技なので、中盤までで得た情報から逆算して計算しましょう。

4.不採用カードの紹介  

採用を見送ったカードやこれからの環境を見据えたカードを紹介します。

・防御系
①氷刃血解/ミブロック・バラガン・オリジン

→相方のデッキを踏まえて今回は見送りました。
1デッキ制なら入れても大丈夫だと思います。特にカウントを上げるデッキでもないので、入れる価値はあるかなと思います。

②選ばれし探索者アレックス

→上に同じく相方の影響で見送り。
ただしこれについては普通に組むとしても今はあまり採用したくないカードと考えています。理由として「ロケッドラやヴンダーと異なりドローの際に相手の邪魔をしていない」ことと、「機竜を複数積まないといけないのにアレックス3枚に割く枠が無い」ことの2つが主に挙げられます。

③白晶防壁

→全然採用しても良いカードではありますが、今回はエスパシオンがいない際にコアが足りなくなる事態を恐れて見送りました。  
普通に使えば、赤装甲に邪魔されない除去(rv前)や効果によるライフ減少へのメタ(rv後)などができるので、状況に合わせた防御の採用をしましょう。個人的にはrv前の方が強く感じます。

・航宙龍艦ドラグ・ノーチラス/航宙龍機ドラグ・ノーチラス・アサルト

→機竜と言えばのネクサス。
今回プリヘーリアを処理することを一つの課題として考えていたので、装甲を貫通できなければ意味がないと判断し抜きました。投入するとネクサスが14もしくは15枚となり、流石に入れすぎなのも原因です。環境を見据えてラインの黄金との入れ替えを検討しましょう。

・マジックのドローソース
(特に双翼乱舞・コスモドロー・リボルドロー・宇宙世紀憲章)

→枠が無いこととドローすることのみで1ターンかかることがあるのをきらって見送りました。 
もし入れたい場合、一番個人的におすすめなのはリボルドローです。ヴェルトラオム召喚時やアストラの破壊効果の上限を上げられるので、更なる盤面制圧に使えます。赤のミラージュの量がもっと欲しいと感じた方は試してみてください。

・他のバースト候補
①闇輝石六将 砂海賊神ファラオム

→発動して一番相手に痛手を負わせられるびっくりドッキリメカ。
ただ、発動できるかが相手のデッキタイプ次第なことと、ラインの黄金と完全にケンカすることから見送りました。

②メガトータティス

→機竜と同期の奇襲系バースト。
バーストがもう少し多めに採用できれば発動が難しいと判断した際にすぐに入れ替えられるのですが、今回はそれが難しい以上効果とデッキコンセプトとの噛み合い度合を見て外しました。ファラオムのようにターンを飛ばすのではなくステップを飛ばすだけなので、インパクトが足りないことも外した理由の1つです。

・砲凰竜フェニック・キャノン

→系統「機竜」持ちのブレイヴ。
ネクサス除去はメインギミックに含まれているため打点補助が主な仕事になりますが、赤の世界やアストラで十二分に足りているので見送りました。これを採用することで夢の1+4プランを作ることができます。

5.各対面一覧

①氷姫(微有利)  
初動のネクサスを無意味にし、またライサ・シルバーオールをラインで無効化できるので、序盤さえ掴めればこちら側に引き込むのは容易いです。ただし手札量がものを言うこのデッキにおいて白き機神のハンデスは恐ろしいものでしかないので、そこには本当に気をつけましょう。エリザの存在もあるので、ネクサスに頼り切りにならないプレイングも心がけると良いでしょう。

一つ覚えておきたいのは、オーバーエンペラーの「アタックステップ中、起幻がデッキから召喚できない効果」です。サウザンタイマイに対して有効なので、おさえておきましょう。

②グランツ(微不利〜不利)  
ネクサスは破壊できるものの、メインギミックへの直接の影響はあまり無いので意味が薄いです。またラインの黄金もあまり刺さりません。 オーバースターを比較的剥がしにくいデッキなので、そこで時間稼ぎをするのが一番良いと思います。 ズィークがあるからと安心してロケッドラを残したままにすると見事にシーズグローリーのエサの出来上がりなので、そこにも注意しましょう。

③夜族、紫起幻(有利)  
相手のネクサスや小型を出汁にして破壊しながらロケッドラやヴンダーでドローを重ねることで、相手はほぼずっと更地から展開することを強いられます。また軽減がないところからいきなり展開できる魔術皇転醒プランも、ラインの黄金で9割5分粉砕することができます。

デスタメントとデスアタラクシアにはしっかり配慮して展開していきましょう。ズィークの存在とその上のコアの数がカギになります。

④イザイザ(有利)  
土地基盤であるイザイザのラブラブカップルはコスモレッド達によって破局へと追い込めますし、周りにいるスピリット達も黄金やネメアーで本来の力を削がれています。 ただ、黄金がない状態であまり長く引き伸ばすと、1ターン中でイザイザ配置からのリーサルを取られるので、メタを張れたからと言って油断してはいけません。早めに倒しましょう。

⑤赤白(微有利〜五分)  
オモイカネがいなければ実はラインが刺さります。ツヴァイも召喚時が打てません。また、オモイカネがいなくなれば天照界放もしづらくなります(アマテラスを壊せるため)。つまり、オモイカネの存在がこの対面のキーとなります。幸い、ヴェルトラオムが12000以下破壊なのに対してオモイカネのレベル2も12000なのでしっかりと対処していきましょう。
 
また、鉄壁ノ盾は効果によるライフ減少まではカバーできないので、赤の世界は敢えて転醒しないプランもとることを視野に入れましょう。

⑥導魔(微有利〜五分)  
ネクサス基盤の破壊やラインによる召喚時止めはできますが、それができなかった場合にオーバースターの除去が比較的しやすく、また破壊の無効化やこちらのライフを守るギミックの無さ故に守りがガタガタになります。氷刃が欲しくなる対面です。  
他にも様々なデッキタイプがありますが、新環境に移行していくのでこれくらいにしておきます。もしこの対面のキーを知りたい!というような質問などがございましたら、私の方にDMをいただければお答えします!

6.新シリーズへのヒント

ここまででいくつか契約編に向けての内容も合わせて書きました。
まだ全ての新タイプデッキを完全に回せるようになったわけではありませんが、契約編のカードプールから推測できる性質などを加味した上での考察となります。  

また、一つ思いついたのがスターク・クリアウォールセットです。

スタークの採用によって機竜で一番恐れるべき機竜だらけパターンの事故を防げる他、スタークを1枚でも採用すればクリアウォールのバースト効果をしっかり発動できる上、バースト効果発揮がダメなら手札から発動するだけなので、1:2もしくは1:3で試してみると良いのではないかと思います(新弾のネクサスにはカウント4以下だと効果を受けないものもあるので、そういったものに対してカウントをスタークで増やすことで機竜お得意の破壊につなげることもできます)。 

ただしこのプランの欠点としてアステロイダートの転醒が封じられる点(カウント3以下の為)が挙げられますので、その時はスタークで増やしたコアを活かして大型機竜を素出ししていきましょう(赤の世界の転醒は上記の通り転醒せずとも活躍できるので大丈夫です。かさばっていらなくなった赤の世界は、ドラゴンズミラージュのドローで捨てればよいでしょう)。  
他にもまだ見ぬ新弾のギミックがあるかもしれません。研究の上編み出して、親和性の高いものを旧環境のデッキに織り混ぜられると面白いと思います!

7.最後に

ここまで読んで下さった皆様、ありがとうございます!  
長い解説となってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
是非ご意見ご感想やご質問を頂ければと思いますし、必要に応じて追記なども検討してまいります。 バトスピの新しい夜明けを全力で楽しむヒントとなれば、これ以上に嬉しいことはございません。
また結果を出せれば皆様にお届けしようと思います!

それでは、ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?