AI画像生成と戯れる ③

先に書いたようにStable Fusionが使える三つの画像生成プラットフォームで遊んでいたが、どれか一つに絞ったほうが良いのではと思ってきた。

以下はJon Stokes氏の解説の受け売りになる。
①画像生成の基本式は seed+prompt = image(画像)
 seedとは画像生成の種(seed)となる整数で、コンピューターが決めている
promptとは単語または文章による指示で、現状英語しか使えない。
だから、画像とseedを指定すれば、そのpromptを出力できるはずであるが、そのようなソフトはまだどこにもない。

②seedの整数値は、画像生成の際にコンピューターが勝手に決める。
 seedを指定して入力することもできるが、数字がちょっと違うだけでも出力する画像に大きな変化が出る(ので予測困難)

③だからpromptをどう書くかで出力画像を変化させる。
prompt に記入するのは大別して、style と subject になる。
style とはどんな風の絵を描こうとするのかを指定し、
subjectとはなにを描くかを指定することである。

それぞれのプラットフォームで生成する絵はちがっているが、どのプラットフォームが良いということではなく、結局どういう指示(prompt)を出せばどういう絵(image)を生成するかを自分で会得するのが一番肝心という事になった。
という事で私は現在 PlaygroundAI.com を使っている。決めた理由はたった一つ Jon Stokes 氏が個人的に使っている(I’m personally using and recommending PlaygroundAI.com right now)からである。

以下は PlaygroundAI.com での説明になる。他のプラットフォームでも似たような仕組みをとっていると思うが、各自確認してほしい。

④ promptに書くstyle は Filter として 50種類位用意されている。大体はこれを使うようになるだろうが、none を指定して独自に prompt に定義していくことも可能。

⑤ subjectは描きたいものを言葉で表現するのだが、英語しか使えない。だから一から指定してゆくのも大変と思うが、便利な仕組みが用意されている。Playgroudのプラットフォームを使って生成されたユーザーの投稿を見ることができる。描画したい絵に近いものがあれば、そこで使用されたpromptをコピーし、適宜改変していろいろ試せるようになっている。

⑥ またExclude From Imageの欄があり、不要なものを出力させないようにできる。

まぁ細かく考えているよりも、まずAIに画像を出力させてみて、あれこれ捻っているうちにそれなりのものになってくる。

いゃ~実に優れた性能を持っている。
子供のころから絵が下手と馬鹿にされて続けてきた私から見たら、まさに神器である。

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