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保護者と教員のゆるーくつながるお話会オンライン ~オンラインの学びって何ですか?~

2020年6月18日、「保護者と教員のゆるーくつながるお話会オンライン」がKochi Startup BASE®️の主催にてオンライン上で開催されました。

今回は、実際にgoogleサービスのアプリ「Google Classroom」を使って、オンライン上でのやり取りを体験していただきました。

自己紹介
まずは、コーディネーターである野崎さんから自己紹介と現在取り組んでいる活動についてお話がありました。野崎さんは現在、土佐塾中学・高等学校の教員として勤務しながら、高知から教育を発信する『Tosa Educator’s Guild(以後TEG)』を運営しています。
TEGは、高知県を中心とした面白い先生や保護者、教育機関に携わる大人たちが、子どもたちのための教育の場を考え、学校の枠を超えての情報共有や様々な人たちが学校外で子どもたちに関わることができる場づくりを行っています。
その流れから、話は現在の教育現場における状況へ。
今回の新型コロナウイルスの影響により、子どもたちは学校に行くことができない状況を強いられてきました。そんな子どもたちの学びを止めないため、今、オンライン授業が注目されています。オンライン授業といえば、授業風景を配信するものが主流となっている中、野崎さんの授業は一風変わった取り組み方をしています。課題を配信し、生徒1人ひとりに取り組んでもらった上で、その課題をもとに対話をするという授業。
今回のイベントでは、生徒が実際に行っているその方法を保護者や教育に携わる方々にも体験してもらい、「こんなやりかたがあっても困らないよね」と伝えたいと話しました。

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Google Classroomを使ってみる
今回の参加者は、スタッフ含め8名。野崎さんからの『Google Classroom』というアプリの説明を行ってもらった後、まずは出席をとることからスタートしました。アプリに名前を入力して、「参加する」「参加しない」のチェックをしてみるという簡単なところからはじめ、徐々に入力項目を増やしていきました。自分の好きなもの、興味のあるものを入力。その後は、他の参加者が入力した内容にそれぞれがコメントを入れていくなど、オンライン上で参加者同士が対話できることを体験しました。時々わからないことがあっても、野崎さんがその都度丁寧に説明してくれ、また参加者同士でも声を掛け合いながら、進んでいきました。

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感想のシェア
体験後、感想のシェアを行いましたが、せっかくなのでと感想もオンライン上で入力。「実践的な内容が知れてよかった」「新しい学校のことが見えてきて、オンラインもいいのかなあと思いました」など、オンラインに対して前向きなコメントが多く聞かれました。
さらに、野崎さんに聞いてみたいことがないか参加者に振った際には、県外からの参加者の方から、各県でのオンライン授業での進み具合や高知県内でも地域差があることなど、各自が現在保護者として不安に思っていることや疑問についても話すことができ、それぞれ必要な情報をシェアできる機会となりました。

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統括
今回はオンラインでの開催でしたが、『Google Classroom』をはじめ、参加ツールである『zoom』も使うのが初めての方ばかり。しかし、野崎さんの声掛けやフォローによって、皆さんが楽しんで体験することができていました。最後の感想では、「やってみればなんとかなる!」という言葉に、参加した皆が笑顔でうなずく場面も。子どもたちだけでなく、大人も一緒に新しいことを楽しんで学び合う場所がこれからは必要なのでは、と考えさせられる回となりました。

(レポート:公文 順子 )

問い合わせ
Kochi Startup BASE®️
住所:〒781-0084 高知県高知市南御座90-1 高知 蔦屋書店3F
運営:エイチタス株式会社 高知支社
Mail: ksb@htus.jp
Webサイト:http://startup-base.jp/


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