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【レポート】こうち観光実践しゃべりば#2 ~高知県の自然観光を語ろう~

「こうち観光実践しゃべりば」は、「高知県が好きだ」「高知の観光を盛り上げたい」「観光業にかかわってないけど、観光について語りたい」といった人々が集い、観光に対する自身の活動や想いを語り合う場です。意見交換を通して新たな着想を得たり、互いを認め合い応援したりすることで、高知の観光に緩やかなつながりを生み出すことをねらいとしています。講師の話を聞くのとは異なり、参加者同士で話しながら、自分の想いを見つめなおすことで、明日から使える、より実践的な学びを提供しています。

第2回目となった今回は、『高知県の自然観光を語ろう』と題して、高知県の新観光キャンペーンである「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」を切り口に、自分の住んでいる地域にはどんな自然資源があり、どんな体験ができるか、またそれをどう観光につなげていくのか、参加者同士で意見交換を行いました。

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地元でできる自然体験を掘り起こす
「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」についての概要説明を行う前に、まずは自分の知っている高知県の自然・体験について思い起こしてみようということで、それぞれが住んでいる地域の自然資源や、それを活用してできる体験について掘り起こすワークを行いました。
子ども時代に川に飛び込んだり、川エビを獲って遊んだりと、幼い頃の思い出を語ってくださった方もいれば、今まで観光資源として捉えていなかった、山菜採りや農業体験も、地域でできる体験として提案できると述べられた方も。
また、“人”が重要なカギを握る体験もたくさんあるという話が上がり、例えば「ひろめ市場」(高知市にある集合型の屋台村)に行けば、地元の方から声がかかり、一緒にお酒を飲んだりすることも、外から来た人には感動体験の一つではないか、という意見も出ていました。
参加者はお互いの話に耳を傾け共感し、さらに情報を加えて、地元の自然・体験について掘り起こし、共有を行いました。

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「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」について知る
 自分の身近なところにある自然・体験について思い出したところで、高知県観光に詳しい岡林コーディネーターから、高知県の新観光キャンペーン「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~」についての概要が説明されました。
参加者はキャンペーンについての疑問点を投げかけたり、こうすればもっと外部の人に効果的に伝わるのでは、といった考えを発表しました。

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自分にできる関わり方を考える
最後に、このキャンペーンや高知県の自然観光について、自分ならどう関わっていきたいかを自由に語り合う時間を設けましたが、引き続き自分の仕事を通して関わっていくという方や、県や市町村に「もっとこうしよう」と投げかけてみたいという方など、それぞれが自分の得意なこと・好きなことで関わっていこうと決意を新たにしていました。
関心事の近い方たちが自主的に集まる様子も見受けられ、イベント終了後も話し合いや情報交換が活発に続き、参加者の熱意をひしひしと感じました。

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総括
第2回目となった今回は、初回よりもさらに話が弾み、参加者の方々の高知県観光に対する熱意と意識の高さを感じました。「このように語り合える場があることは、自分にとっても励みになる」という参加者の感想があったように、1人1人が持っている熱意をこの場に集めることで、互いに支え合う仲間ができ、さらなる可能性が生まれるのではないでしょうか。
参加者の中で、改めて語り合う機会を設けようという動きもあるようなので、ぜひアイデアを持ち寄り、次々に化学反応を起こしていってもらえればと思っています。

(レポート:陶山智美)

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