ヘンアイ

【レポート】#ヘンアイナイト vol.3 ~ヘンアイテーマ:お茶~


今回の『#ヘンアイナイト』ではお茶をテーマに、ゲスト講師の柿谷さんのお話を聞きながら、お茶について熱く語り合いました。

#ヘンアイナイトはただひたすら 、自分の偏愛するものを「すき」と言える集いの場。ここに来るのは同じものを愛し、愛でるひとたちばかり。
周りの目を気にせず、とことん愛を語れる場です。


画像1

<お茶好きゲスト>日本茶インストラクター・柿谷奈穂子さん

東京都出身、結婚を機に須崎市へ移住。
津野山農業協同組合にてお茶の販売や普及活動を行い、現在はフリーランスの日本茶インストラクターとして土佐茶のPRに取り組む。
津野山ビールの開発者でもあり、近年はお茶をテーマにしたイベント『ツノチャ・マルシェ』を企画運営している。


まずは、柿谷さんから順番に自己紹介を行なったあと、参加者のお茶に関する知識を確認し、簡単なレクチャーからスタート。
時折、高知県内で栽培されているものを事例に出しながら、お茶の基本的なお話から種類の違いまで分かりやすく説明してくれました。

今回は、座学だけではなく、お茶の葉の香りを嗅いでみたり、色や形を確かめたり、淹れる前の状態の楽しみ方も教えていただきました。

また、煎茶の作り方の映像を交えながら柿谷さんが講義中に淹れてくれたお茶を味わう時間も。参加者からは「へぇ~。」という声や質問が出たり、興味深く頷いて聴き入っていたり、と様々な反応がありました。

画像2

その後、味や香りを覚えるために、様々な種類のお茶を少しずつ飲みながら違いを確かめていきました。合間には、他県の茶産地との比較や高知県のお茶の特徴、ペットボトルのお茶についてなど、柿谷さんならではの裏話やマニアックな情報に参加者から笑みがこぼれる場面も。

画像3

全てのお茶の味見が終わったところで、産地や味わいの異なるお茶の飲み比べをする、きき茶ゲームを実施。
ひとつひとつを味わっていたときは違いがはっきり分かっていたはずなのに、続けて飲むと見分けるのが難しく、参加者が戸惑う姿や悩む様子も見られました。

画像4

最後に答え合わせをして、感想をシェアしました。
次回はお茶と相性の良い食べ合わせや、自分がはまっているお茶の楽しみ方を共有したい、という新しい構想も生まれており終始、和やかな雰囲気で終えることができました。


※総括
今回は飲み比べとトークが中心の構成となりました。実際に煎茶が出来る映像を見ながら、柿谷さんがおっしゃった「機械に及ばない、人の手以上に良いお茶を作るとこができない。」という言葉は、リアルな現場を知っている人だからこその言葉だと感じました。
また、会を重ねることに参加者からの提案が出るのも、このイベントならでは。いただいた声を参考にしながら、参加してくださっている皆さんと一緒に作り上げていく、そんなイベントにしていきたいと思いました。



(レポート:上野 伊代)

お問い合わせ
Kochi Startup BASE®
住所:〒781-0084 高知県高知市南御座90-1 高知 蔦屋書店3F
運営:エイチタス株式会社 高知支社
Mail: ksb@htus.jp
Webサイト:http://startup-base.jp/

皆様からいただいたサポートは、今後の活動・運営に使用させていただきます。