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【レポート】こうち女性起業家塾『SHE program』 「プログラム構築と見直し②(プランの見直し)」

第5回目となる、こうち女性起業家塾は『プログラム構築と見直し②(プランの見直し)』をテーマに、実施しました。

2019年11月21日、「こうち女性起業家塾『SHE program』」の第5回目がKochi Startup BASE®︎(以下KSB)にて開催されました。起業を考えている、新しい事業を始めてみたいなど、自分のプランを形にしていきたいという女性を対象に基本的な事業創造手法を学ぶ連続講座として実施しました。

<ゲスト講師>馬場 加奈子さん(株式会社サンクラッド/学生服リユースshopさくらや)

2011年 学生服リユースshopさくらやopen。3人の子育て中のシングルマザーがどこにもなかったビジネスに着目し地域共感型ビジネスを展開し現在さくらやパートナーを全国52店舗に拡大している。
自身の経験からお母さん、女性の働き方について発信し高松信用金庫と女性起業応援塾を開催しメンバーは120人となる。日本商工会議所女性起業家大賞史上初の2部門優秀賞、日経WOMANオブザイヤー受賞。がっちりマンデー、ブラマヨのウラマヨ、クイズやさしいね、その他の人に会ってみた、NHKニュースチェックイレブン、NHKニュースウォッチナイン、NHKおはよう日本 他に出演。

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チェックイン
前回に引き続き、今回もゲスト講師が参加した回だったため、全員で簡単な自己紹介を行いました。何度も顔合わせをしているので、受講生たちもリラックスした雰囲気で笑顔も見られました。

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馬場さんによる講演
第5回目のテーマは“「わたし」の想いを形にする”の2回目。
第1回目、2回目は、自分自身の想いの深掘りや掘り起こしが中心でしたが、3回目からは自身のプロジェクトを言語化し、実際に起業をしている方からの意見やアドバイスをもらう内容へと変化しています。

4回目からは、具体的に事業を考えるための内容へと更新していくため、2回構成で実施。
前回11月7日は、ゲスト講師とメンターの2人体制で行いました。前半は、ゲスト講師の町田美紀さん(株式会社and. 取締役/デザイナー、hodoku代表)による講演、後半は、町田さんと大美光代さん(特定非営利活動法人わがこと 代表理事)の2グループに分かれてプランに対するアドバイスや意見をもらう時間となりました。

5回目となる今回は、実際に事業を始めるために必要なことや経営者の視点を学ぶため、馬場加奈子さん(株式会社サンクラッド/学生服リユースshopさくらや)にお越しいただき、起業するまでと、起業をしてから軌道に乗るまでのお話を聞かせてもらいました。

普通の主婦だった馬場さんが、学生服のリユースShop『さくらや』を起業して9年。
事業そのものは、買い取り、補修、洗濯、販売というシンプルな形態ですが、同業種のお店と異なるのは、ここに地域支援活動が加わり、地域コミュニティの核になっていること。

なぜこうした事業を行っているのか。そのはじまりは家族でした。
シングルマザーとして、3人の子どもを育てていた馬場さんの当時の仕事は、ピザ屋のポスティング。裕福とは言えない状況で、成長する子どもの制服の買い替えは、家計に重くのしかかります。周りに「お下がりをちょうだい」と言える人もおらず、子どもが大きくなることを素直に喜べませんでした。

そこで、過去の自分の原体験を基に、学生服のリユースの事業を構想しました。
当初は、これまでにないビジネスだから、と厳しい声が聞かれたり、信用されにくかったりしたそうですが、宣伝費が無い中で、ポスティングやブログの更新、チラシの配布を行い、問い合わせも徐々に増加。「自分の困りごとが、社会の困りごと」だったことに気付きました。

昔に比べて、地域内のネットワークは希薄化し、当たり前にあったお下がりネットワークもなくなりつつあります。
そんな中で、『さくらや』は学生服がツールとなり、お母さんたちが来店し自然に情報が集まります。そこで聞いた話を行政や関係機関に発信しています。おせっかい、と馬場さんは笑いますが、お店そのものが地域コミュニティを担う存在になりつつあります。

後半には、ご自身のこれまでの経験を通じて得た考え方や、価値観に触れる話題も聞かれました。中では、「やりたい、って思ったことをやればいい」とエールを送ってくれる場面も。現場を大切にして取り組みを続けている、馬場さんが発する力強い言葉のひとつひとつに、真剣に耳を傾け、共感している様子の受講生が多く見られました。

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対話の時間
馬場さんの講演の後は、それぞれの受講者が考えてプランの概要を説明し、困っている事柄や行き詰っている部分を共有。受講生がやりたいと考えている内容に対して、馬場さんから「こうしたらどうか?」「私ならこうする」と、意見やアドバイスをいただきました。
これまでになかった視点や、サービスの顧客の先まで考えた馬場さんの言葉に「すごい!」「なるほど」と声があがり、夢中でメモを取る姿も見られました。会話も盛り上がり、笑いの絶えない充実した時間になりました。

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チェックアウト
チェックアウトでは、馬場さんの話を聞いて「色んな人たちに会うことが大切だと感じた」、「とりあえず動いてみようと思う」という感想が聞かれました。
対話の時間にも沢山ヒントになることを得た受講生たちの顔には笑みがこぼれ、中には、迷いがなくなった表情を見せる方もいました。

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※総括
今回は、最終回目前の5回目ということもあり、プランの構築も最終段階になりました。
馬場さんのこれまで行ってきた活動の中には、受講生にとって大きなヒントになるエピソードも多く、有意義な時間になったのではないでしょうか。
次回はついにプラン発表会です。今までの受講生たちのプランがどのような形になったのか、今から聞くのがとても楽しみです。

(レポート:上野 伊代)

お問い合わせ
Kochi Startup BASE®️
住所:〒781-0084 高知県高知市南御座90-1 高知蔦屋書店3F
運営:エイチタス株式会社 高知支社
Mail: ksb@htus.jp
Webサイト:http://startup-base.jp/

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高知 蔦屋書店内に開設された高知県初の共創型スタートアップ支援施設です。新規事業創造セミナーや起業家育成プログラムのほか、ワークショップの開催、貸しスペースの提供等を行っています。また自分らしい生き方や働き方を実現できるきっかけづくりを目指した様々なプロジェクトを展開しています。
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