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こうち100人カイギ スピンオフvol.2

地域で働く100人をきっかけに、まちの在り方や価値を再発見し、ゆるく人を繋げる「100人カイギ」

“こうち”でも、Kochi Startup BASE®️(以下KSB)を拠点として、2019年1月よりスタートしています。
ルールは1つ。「ゲストが100名に達したら解散する」。
高知で活躍するゲストを毎回5人お呼びして、生き方やその思いについて語っていただいております。

過去に12回開催しましたが、コロナウィルスの影響を受け、これまで通りの開催が今年の3月からできていません。

しかし、こんな状況だからこそ新しいつながりの作り方を模索したい!
そんな想いから、これまでご登壇いただいた方や登壇予定の方をゲストにお呼びして、スピンオフイベントを企画しました。


今回は2020年8月25日に開催された、こうち100人カイギスピンオフvol.2の様子をレポート。
第2回目となる今回も、YouTube LIVEを使って完全オンラインイベントとして行いました。


オープニング


まずは、司会から100人カイギ及び、今回の企画について説明を行った後、登壇者に登場していただき、ひとりずつ自己紹介をしていただきました。

今回参加してくださったのは、過去に登壇経験のある近澤 朋成さん(近澤メロンランド代表/メロン王子)横田 佳歩さん(デザイン事務所 studio litlo 代表/デザイナー/イヤリング作家)そして、今後登壇予定の和田 栄治さん(土佐塾中高等学校)の3名。

今回も前回同様、普段の100人カイギとはまた違った内容になるように、運営側で3つの共通する質問を考えました。

Q1.100人カイギに登壇してから変化したことはありますか。
(まだ登壇されていない場合はどんなことを期待してますか?)

Q2.活動や生活の中で大切にしている「想い」を教えてください。

Q3.今後行なっていきたい活動や、最近気になっていることはなんですか。


上記、3つの質問を書いたインタビューシートを事前に送らせていただき、それぞれに回答していただいた内容をもとに対話していきました。


登壇者1
近澤 朋成さん(近澤メロンランド代表/メロン王子)
こうち100人カイギvol.6 登壇

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1982年生まれ 高知県土佐市出身 。
2009年に就農。最新の技術を取り入れ、高品質なおいしいメロンの栽培に取り組む。栽培する中で、お客様との距離を実感。伝えること、繋がることを生産者がしなければと考えるように。2020年5月から農協とは別に近澤メロンランドとして個人ブランドを立ち上げ、お客様の繋がりと信頼を大切にする販売を始める。今までになかった農家の形と、新しい価値提供を目指す。

近澤さんのインタビュー回答

Q1.100人カイギに登壇してから変化したことはありますか。

コロナの影響で、今までのビジネスモデルの崩壊したことを感じ、個人でできることに挑戦していこうと行動を始めました。

Q2.活動や生活の中で大切にしている「想い」を教えてください。

・新たな価値を生み出し、提供していくこと。
・人生における豊かさを追い求めています。

Q3.今後行なっていきたい活動や、最近気になっていることはなんですか。

次世代への良い影響を与えて、地域の発展に寄与していきたいです。


登壇者2
横田 佳歩さん(デザイン事務所 studio litlo 代表/デザイナー/イヤリング作家)
こうち100人カイギvol.7 登壇


横田佳歩さん

高知県香南市育ち。2019年に東京から香南市にUターン、studio litloを立ち上げる。東京では店舗マネージャーとして地方都市の百貨店を巡った後、デザインコンサル業や虎ノ門地区での地方創生プロジェクトに参画。そこで得た違和感をヒントに、ローカルアイスで地域をおもしろがる「アイスの文化祭高知プロジェクト」を企画。旅が得意。

横田さんのインタビューシート

Q1.100人カイギに登壇してから変化したことはありますか。

直接お仕事をいただく方は7割ほどが登壇の際に知り合った、その後、知り合った方です。想いが一致する方がとても多く、プライベートでも仲良くしてくださる方がほとんど。知り合いの少なかったわたしにとって登壇は独立後の大きな転機となりました。

Q2.活動や生活の中で大切にしている「想い」を教えてください。

デザインのお話だと、自分がそれをほしいかどうか、参加したいかどうか、を常に考えます。そのため、共感できないお仕事は恐れ多いながらお断りをさせていただくことも..。でもそれが、『わたしが手掛ける理由』に繋がると思っています。

Q3.今後行なっていきたい活動や、最近気になっていることはなんですか。

・オンラインデザイン交流会(スケールよりもカジュアルな、デザインを自分でやってみたい人のコミュニティ)
・高知の素材でアイス開発とサブスクお届けサービス、農家さんとのコミュニティ
・『高知を包む』をアップデートする蜜蝋ラップサンドの展開開始


登壇者3
和田 栄治さん(土佐塾中高等学校)
今後ご登壇予定

和田さん

和田さんのインタビュー回答

Q1.100人カイギに登壇してから変化したことはありますか。
(まだ登壇されていない場合はどんなことを期待してますか?)

新しいまなび』を世の中の皆さんにお知らせすることで、日本や世界が平和になり、1人でも多くの人が幸せに生きられるようになること。

Q2.活動や生活の中で大切にしている「想い」を教えてください。

人口ボーナスも終わり、このままだと日本はどんどん衰退していく一方です。
子どもたちに新しいまなびを提供することで「高知発の新しい教育が日本を復活させる」という『思い』があります。

Q3.今後行なっていきたい活動や、最近気になっていることはなんですか。

『土佐塾まなび創造コース』を日本全国の皆さまに知ってもらうための広報活動を行なっていきたいです。


クロストーク

インタビューシートの回答をもとに、100人カイギを通しての変化や、期待すること、変わらず持ち続けている想いや、新しいアクションなど、深掘りして聞いていきました。

普段の100人カイギでは、10分間の一方的なゲストトークだけなので、登壇時に聞けなかった部分や、100人カイギをきっかけに生まれたプロジェクトやアクションも掘って聞くこともできました。

イベント中は、YouTube Liveに寄せられたコメントや質問なども紹介しながら、登壇者の話を深めていきました。普段の100人カイギでは、ネットワーキング以外の時間では質問や意見を伝える場がないので、より新鮮な参加者の想いが登壇者にも届いたように思います。


YouTube Liveでの本編の配信の後は、希望者でzoomでの懇親会も行い、参加者と登壇者の親睦も深めました。ブレイクアウトルームを3回作成し、少人数で話したためか、どのタームも話が尽きないようで、イベント終了後も残ってお話しをされる方もいました。

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【総括】

2回目となったこうち100人カイギスピンオフですが、前回よりも学生など若い参加者が多く、ワイワイと楽しげな雰囲気が感じられる回になりました。今回もオンラインでの配信と懇親会となりましたが、遠方の方と繋がれたり、よりスムーズな連絡先交換が参加者同士で行われたり、と新しい形での繋がり方に参加者や登壇者の皆さんも積極的に協力してくださったように思います。スピンオフだからこその雰囲気と、100人カイギらしいゆるくつながるコンセプトの両方が詰まった素敵な時間になりました。

(レポート:檜山 諒 )

100人カイギとは
100人カイギは、一般社団法人INTO THE FABRIC 高嶋 大介氏が「同じ会社に勤めていても、1度も話したことがない人がいる」と気づいたことをきっかけに、会社、組織、地域の“身近な人”同士のゆるいつながりを作るコミュニティ活動です。2016年六本木で「港区100人カイギ」スタートさせたのを皮切りに、渋谷区、新宿区、相模原市、つくば市、雲南市など全国各地へ広がっています。

問い合わせ
Kochi Startup BASEⓇ
住所:〒781-0084 高知県高知市南御座90-1 高知 蔦屋書店3F
運営:エイチタス株式会社 高知支社
Mail: ksb@htus.jp
Webサイト:http://startup-base.jp/



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