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【レポート】子育てが楽しくなるママの時間vol.4 「あなたのパートナーに対する愛情表現ってなんですか」

2019年10月30日、Kochi Startup BASE®(以下、KSB)にて、子育て中のママを中心にカウンセリング技法をもとにした質問形式のドリルを使って、「自分の愛情表現ってなんだろう?」「パートナーの愛情表現ってなんだろう?」ということに目を向けたセミナーを実施しました。

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講師紹介
講師:川村祐奈さん(心屋認定カウンセラー)

奄美大島出身。高知県立大学を卒業後、精神科病院や一般科の病院でソーシャルワーカーとして約5年勤め、結婚を機に本山町へ。保育所での勤務を始めたことから独学で保育士を取得。第一子妊娠後に退職、2年後に第二子の出産。5年間、専業主婦で在宅育児をしていた。2年前に友人の自殺をきっかけに心理カウンセラーになることを決意しカウンセリングスクールに通い、2017年11月に個人事業主として開業。現在カウンセリング活動を行っている。


チェックイン(自己紹介)
まずは、自己紹介を兼ねてチェックインを行いました。自己紹介の最後に、今日はどんな気持ちで来たか、朝食べたものを発表してもらい、シェアしました。
どの参加者からも「ワクワクしています。」という声が聞かれ、これから始まるワークに期待をしている様子が伝わってきました。

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ワークの説明
次に、講師より自身の自己紹介も含め、このイベントに至った経緯とワークの説明がありました。参加者の多くは深く頷きながら川村さんのお話に共感していました。
とても気さくで笑顔の素敵な川村さんと接しているうちに、緊張気味だった参加者の表情がどんどん柔らかくなっていき、心を許しているように感じました。

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ワークの様子
2人1組のグループになり、ワークが始まりました。同じグループ内で異なる質問の回答を記入しました。質問2通りで、ひとつは「愛情表現について」、もうひとつは「家と暮らしについて」。記入し終わると、一方がインタビュアーとなり、もう一方が回答したテーマについて質問をしていきました。その間、「もうちょっと詳しく聞かせて」、「理由考えるのが難しい」など様々なやりとりが見られました。
また、自分が書いた回答の近くに同じグループの人の回答を記入し、見比べました。このことを通じて「自分と相手とは同じ人間ではない。違う人間と認識することが大事」だということを、改めて実感したようでした。

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チェックアウト
ワーク終了後、感想のシェアを行いました。参加者からは「自分はすぐ忘れてしまうので、たまに読み返して思い出したい」という声や「ちょっと勇気がいるけど、相手と話してみます」など、積極的にアクションを起こしたい、という前向きな意見も聞かれました。

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総括
今回は少人数で、リラックスした雰囲気の落ち着いたセミナーとなりました。参加者の中には、未就学児を育児中の方がいましたが、忙しい毎日の中で少しだけ緊張がゆるむ時間を提供でき、良かったと思いました。
セミナー中には、プライベートなお話をする機会もあり、似た境遇の参加者が共感してくれることで、自分だけではない、という安心感が与えられたのではないでしょうか。
子育て中のお母さんがちょっとの時間でも自分と向き合いながら、ほっとできる場所をこれからも提供していきたい、と思いました。

(レポート:時久あすか )


お問い合わせ
Kochi Startup BASE®
住所:〒781-0084 高知県高知市南御座90-1 高知 蔦屋書店3F
運営:エイチタス株式会社 高知支社
Mail: ksb@htus.jp
Webサイト:http://startup-base.jp/

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