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「飛行機の離陸時の加速が好きなのと習慣とアンチ宗教心と自分用滑走路」

「飛行機の離陸時の加速が好きなのと習慣とアンチ宗教心と自分用滑走路」

飛行機の離陸直前の加速が好きだ。
コーナーを曲がって直線で一旦停止。そこからスクリューが回り始めて太い音を震わせる。飛行機がゆっくり前に進み出す。あとは迷いなく加速するだけ、加速する1点に集中するのみ。離陸できる速度に達するまで加速する。そこに一切の濁りはなく、今している行動に間違いはなく、1点の究極系を突き抜けている。
俺はこれが好きだ。

習慣は今の自分を作っている。ギター、ダーツ、言葉の選び方、考え方、予想の仕方。考える選択肢が自分に委ねられている、そこに迷いはある。
迷った挙句の後悔もある。今やってることは最善手か、やりたいことに本当にリンクしているか。迷いが多い。なにが正解だったなんて、時間切れが来てからしかわからない。だから考えながら答えを選ぶしかない。これが現実。
いつかは数々の失敗の回顧から積み上げた最善手を迷いなく進みたい、目の前にチラつかされる分岐点に対して「これは前に経験した問題だ、答えは決まってる」と即答していきたい。
加速を止めるものは減り、まっすぐに速度を上げる。
積み上げた失敗の先に、自分専用の最強の習慣ができる。

宗教に熱心な人がいる。それで物凄い業績を上げる人がいる。そういう人らの能力は尊敬するが、人間としては見ていない。俺はそいつらを改造人間だと思っている。
「信じれば実る、全ての物事が自分の為に起こってくれている、唱えれば幸せになれる」幸せそうな顔しやがって。
ムカつく野郎だな。おい、それは借り物だろが。
お前はその借り物のベースを知らずに使って、使ってみたら案外すごく使えたからそのまま人のツール使って途中から積み上げてるだけだ。
いざ足元を払われた時に立ってるのは、迷いながら時間かけて積み上げてるやつだ。
人から示されたものをそのまま信じて成功してきたやつには負けたくねえんよ。

ちゅうわけで、自分専用の滑走路を作る為に毎日失敗してるんだわ。

っていうのに気づきいたのが、さっき食器洗ってるときでした。

つれづれ。

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