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mRNAワクチンのひみつ-コロナワクチンが癌の原因となる物質で汚染されていた!?【イタリアで活躍する免疫学者•荒川央先生の解説】

【表紙】mRNAワクチンのひみつ
mRNAコロナウイルスワクチンにはコロナウイルスのトゲトゲ部分の設計図であるmRNAが含まれていて、打つと体内でコロナウイルスのトゲトゲ部分が量産されるんだ。 そのコロナワクチンに癌を作る原因になる物質(汚染DNA)が混入していたことが分かったんだ。 イタリアで活躍する免疫学者・荒川央先生がその経緯と汚染DNAの危険性を説明してくれたよ。
【コロナワクチンに 汚染物質が混入していた!?】2023年に入り、複数の研究グループによって、コロナワクチンの中にDNAの断片が大量に入っていることが明らかになりました。 ワクチン製造時に、mRNAの鋳型として使われたDNAが、除去されていなかったのです。 コロナワクチンは、mRNAが細胞に取り込まれやすくするために、LNP(脂質ナノ粒子)という物質に包まれています。 当然、混入しているDNAも細胞に取り込まれやすくなり、更にファイザーワクチンには、SV40エンハンサーという、汚染DNAを核に移行させる塩基配列も入っていたのです。
【汚染DNAがガンと遺伝病を引き起こす?】 汚染DNAによって懸念されるのは、癌と遺伝病です。 ヒトには、父親由来と母親由来の遺伝子があります。片親だけの変異では何ともなくとも、両親から受け継いだ癌抑制遺伝子の両方に変異が入ると、癌の原因となります。 生殖細胞(卵や精子)で遺伝子変異が起こったら、それは世代を超えて受け継がれます。 遺伝病の中には、母親と父親から同じ遺伝子変異を受け継ぎ、いわばゾロ目になったことで初めて発症するものや、複数の遺伝子変異の組み合わせで病気を発症するものもあります。 そして、場合によっては、ヒトのヒトたる由縁を左右するほどのゲノム改変が起こる可能性もあるのです。
【そもそもDNAって何?】 DNA(デオキシリボ核酸)は、A(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)の4種類の塩基から出来ています。DNAの情報がmRNA(メッセンジャーRNA(リボ核酸))にコピーされ、リボソームという細胞内の工場でmRNAの遺伝暗号をアミノ酸に翻訳します。例えば、成長ホルモンの分泌を高めるアミノ酸・アルギニンの塩基配列はCGA(シトシン、グアニン、アデニン)です。アミノ酸が多数つながった物がタンパク質で、例えば、酵素などのタンパク質が生命活動のために働きます。言葉にたとえると、DNAの塩基配列が文字、遺伝子が文章ですが、遺伝子が書かれている部分はゲノムのうち1~2%くらいです。ヒトゲノムは暗号文のように難しいため、まだその一部の働きしか分かっていません。
【たった1個変えられることの恐ろしさ】 鎌状赤血球症という遺伝病は、ヘモグロビン(血色素)というタンパク質の、グルタミン酸がバリンに置き換わった結果、起こる病気です。グルタミン酸に対応している塩基配列GAGの真ん中の、AがUに変わると、バリンになります。つまり、たった1個の塩基が置き換わっただけで病気になってしまうことがあるのです。 簡単に変異してはいけないので、DNAは何重もの防御システムによって守られているのです。
【それでもmRNAワクチンを作り続ける日本】 日本ではmRNAワクチン工場が次々に建てられ、コロナ以外の感染症や癌に対するmRNAワクチンや、mRNAが自己増殖するレプリコンワクチンの研究が推し進められています。 これ以上被害を拡大させないために、次の世代への負債を増やさないために、この問題を一人でも多くの人に知っていただくことが必要です。


【荒川央先生】1991年 京都大学理学部卒業 1996年 京都大学理学博士 (分子生物学、免疫学) バーゼル免疫学研究所 (バーゼル)、ハインリッヒ・ペッテ研究所 (ハンブルク)、ヘルムホルツ研究所 (ミュンヘン)、マックスプランク研究所 (ミュンヘン) を経て分子腫瘍学研究所 (ミラノ)所属
先生の許可を得て掲載しています。

イタリアで活躍する免疫学者•荒川央先生のnote記事「コロナワクチンのDNA汚染が危険な理由:子ども達や親御さん及びこの問題に詳しくない方へ向けて」よりhttps://note.com/hiroshi_arakawa/n/ndb18bda3fe5d

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