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長い友の形を迷った日

〝坊主〟と言えば、あまり良い雰囲気では無い気がする。下手をすれば悪口寄りとすら思える。個人的にはどうしても「生臭坊主」とか「悪徳坊主」とかのイメージが拭えないからかも。

「ボウズ」という発声ならばイメージとして浮かぶのは丸刈り、お坊さんの二択が一般的だろう。釣りが好き人なら釣果が無い時の釣り用語の方も思い浮かべるかも知れない。

しかし実はこの〝坊主〟と言う言葉は本来なら尊称なのである。坊の主と書いて坊主。坊は房とも書き換えができ、僧房を指す。寺で自身が僧房を持つ事が許され、同時に僧籍を保持している者が〝坊主〟と呼ばれる。それ以外の人は僧侶、もしくは法師となり、武術を鍛えれば僧兵も併さる。


坊主は=頭を丸めている、という外見イメージも避けられないと思います。髪型としての坊主頭は個々の事情が無ければ「ハゲ」とか悪口で言われる事も有るかもですが、仏門に入る時に剃髪といって髪を剃っています。厳密に言えばスキンヘッドの方が坊主頭な筈なのですが、普通の人なら髪を短く刈った人の方で、髪が有る方が坊主頭と言う認識かと思います。散髪に行って注文する時もバリカンで坊主頭ですしね。

散髪する時の坊主頭は(店によって誤差は有るでしょうけど)だいたい2〜20mmの範囲の長さで、坊主頭の一種?の五分刈りは9mm前後。

中学生時代、提出率のあまりにも低い生徒や遅刻の多い生徒に対して、懲罰で「五厘にするぞ!」と一部の先生に脅されていました。あくまでも大昔の話しで、今だったら大問題かも知れませんが、当時は普通に聞き流していたものです。完全に時代の流れですね。

中学に入ってから初めて五厘刈りという髪型を知って、ちょっと違和感が有ったのを今でも憶えています。因みに、五厘刈りは青刈りとも言われ、長さは1〜1.5mm前後。見た目はスキンヘッドに近いけど、剃り残しが見える様にする髪型の事。


当方はあまり良い生徒では無かったので実行され、教室で髪を狩られた経験も。まぁ、先生は脅しで「五厘」とは言ってましたけど普通に五分刈りでしたが。更に、小学生時代も殆ど五分刈りの坊主頭で過ごしていましたし、成人してからも二度ほど坊主頭の期間が有りました。

野球の経験は有りませんよ?


で、現在。

髪型に関しては紆余曲折を経て20cmほどのしっぽヘアー?短いポニーテールに。

コロナ渦で散髪しに行くのをサボり、伸ばし放題にしていた結果なのですけども、男のポニーテールとかしっぽヘアーって

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コレ↑の可能性が上がりますよね……。

当方は丸顔でもメガネもかけていませんけど、ファッションに気を使わないし、オシャレとか分からない、ダサい印象は否定できない。

かと言って、そういう部分を改善したいのか?と問われれば〝否〟と答えるだろう。

理由?面倒臭さと諦め。


さて、このまま伸ばすか髪型を変えるか……。

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