箱男

初めて映画のジャパンプレミアに行った。監督と俳優の舞台挨拶と箱男がいた。原作より明るかった。匿名性を求めて箱男になったのに箱男であることにアイデンティティを感じてるのが皮肉だった。エンドロールで携帯の着信音が流れ始めた。一方的にスクリーンを見てるだけだったのが急に僕たちにスポットライトを当てられそうになってちょっと焦った。

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