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強さと弱さ、紙一重だとつくづく思う

 清原和博さんは、PL学園の時代からホームランバッターで、自信ありげにバッターボックスに立つイメージでした。『番長』な感じ・・・いかつい感じで。強い、どっしり構えた人なんだと思っていました。

薬物依存症の日々』
帯の、長男さんの言葉、温かいです

薬物依存の苦しみ

 プロ野球を引退して心に空いた穴を、お酒薬物で埋めていきます。コントロールできるはずと思ってもどんどんはまっていき、妻子と離れることになってしまいます。逮捕、薬物治療後にうつ病を発症。死にたくなる、朝が来るのが怖い・・・苦しい日々が書かれていました。

転機はお子さんたち、元奥様

 離婚してから、離れて暮らしていた次男くんが野球のことで悩み『誰かに相談したい』と漏らした時に、長男くんが『それならアパッチ(清原さんの愛称)しかいないだろう』と声をかけたそうです。それがきっかけで再会、元奥様からもお子さんたちの動画が送られてくるようになったそうです。
大切な人たちのためにも薬物には手を出さない、でも不安はつきまとっている・・・薬物に関してはNo!ですが、清原さんの、地獄のような苦しみから、お子さんや周りの人に支えながら気持ちが変化していく様は人間らしさを感じてしまいました。

そして、元奥様のことも知りたいと思い、購入しました。

『家』
めちゃめちゃチャーミングで、心は男前でもある亜希さん

元奥様の懐の深さ

 今は、清原さんの個人事務所の代表までやっている亜希さん。一時期は離婚して、清原さんとの連絡を断ち、お子さんたちをマスコミから守ることや生活していくことに必死だった中で、清原さんのことを悪く言うことは一切なかったそうです。それには清原さんも感謝していました。だからこそ、お子さんたちも自分の目でみて、会って感じて、清原さんを受け入れることができたんじゃないかな。(うまく表せてないですが・・・)
お弁当の写真も沢山載っていて、愛情たっぷり感がはんぱないです。また、飾らない笑顔がチャーミングで。モデルさんでキレイな人というイメージから、肝っ玉母ちゃんのイメージがプラスになりました。
色々乗り越えて、強くなっていったんでしょうね。
この本。最近の私の元気の素になってます。

カッコいい女性

 元ご夫婦の二人の本ですが、清原さんの視点、亜希さんの視点それぞれでみることができます。
清原さん、長男くん、次男くんを支えた亜希さん、かっこいい、素敵です💟

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