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母になっても自分は何も変わらない

今日はちょっと抽象的な話。

母親になって1年と少ししか経っていないが、子供を産んだことでガラッと人生が変わったという感覚はあまりない。

もちろん以前よりもフットワーク軽くは動けないし、友人と会う回数も減ったので、周囲の人々は、「変わったよね、まあお母さんになったんだもんね」という気持ちだろうし、そのように見えるだろう。

しかし、私自身の中では、出産というのは私の人生というレールの沿線にある、大きめのターミナル駅のようなものではあるが、そこが終点で乗り換え必須ではなく、私はそのまま同じ電車に乗って走り続けているような気分なのだ。

私という人間は何も変わっていない。愛する息子と一緒に私は私らしく生きているだけ。

これは、私が仕事をしているからか、それともシングルのなせる技なのか。

もちろん子供に向き合うためにやらなくなってしまったことは本当に多い。

冒頭に述べたような人付き合いはもちろん、映画、本、ランニング、パンプス、お酒、旅行など。数えたらキリがないだろう。
これらに囲まれた生活はそれはそれは豊かで、心地良くて、満たされていた。

しかし、それらは私という人間を形作るものではなかったのだ。あってもなくてもいい、おやつのような物やコト。

では私を私たらしめているものは何か。自分探しの旅を未だにしているのかと恥ずかしくなるが、そのために私はnoteを書き始めているのかもしれない。

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