安田記念 気になる馬達

リピーター

過去10年で前年3着以内だった馬が翌年出走した時の成績は【0-6-2-5】

着外の5頭の内4着が2頭(ダノンシャーク、インディチャンプ)と惜しい。

他の3頭中2頭が7歳で力が落ちて着外。
過去10年ではロゴタイプだけ1着→2着

モズアスコットが5歳で6着だったが0.3秒差。
これはさらに言えば前年よりも6着の年の方がインディチャンプとアーモンドアイがいてレベルが高かったと見る。
モズアスコット自身は前年よりも0.1秒速く走っているのだから。
騎手もルメール→坂井だったし。

基本的に前年4,5歳で3着以内だった馬が順調に出走してくれば4着以内の可能性が高い。

今年も昨年4歳で1,2着だったソングラインとシュネルマイスターは共に前走マイルGⅠ、Ⅱを勝っていて上位の可能性が高い。

ソングラインに関しては、過去にアーモンドアイとグランアレグリアがヴィクトリアマイル勝って安田記念2着、ヴィルシーナは8着。
両方勝つのは難しいと言ったところか。

更に、前年4着馬が翌年出走したのは3頭いて【1-0-1-1】と好成績。
去年4着のセリフォスはレーン騎手で可能性がある。

5月東京GⅠの好走馬も安田記念で成績がいい。

ダノンスコーピオン NHKマイル1着
マテンロウオリオン NHKマイル2着
ソダシ       VM1,2着

シャンパンカラー NHKマイル1着だが、今年のNHKマイルは雨で内x外〇のハッキリとしたバイアスのあった馬場で力を出せなかった馬が多く評価を下げる。

マイラーズカップで1分31秒台

過去10年では京都で2014、2018の2回。
2014年は安田記念が不良馬場で全く傾向の違うレース。
しかし2014年2着のフィエロはその後良馬場の安田記念で4,3着。

2018年1着サングレーザーは安田記念2年連続で0.2秒差5着、2着モズアスコットはその年の安田記念勝ち、3着エアスピネルはその後安田記念を走らなかったが前年に0.2秒差5着。

京都での1分31秒台は信頼できる。

1着シュネルマイスター 1分31秒5
2着ガイアフォース クビ
3着ソウルラッシュ クビ
5着マテンロウオリオン 1分31秒7

中でも3着のソウルラッシュが外枠から風を受ける時間が長くこの中ではもっとも不利だった。
ガイアフォースとソウルラッシュには逆転の可能性はある。

マテンロウオリオン君は中間の状態次第。
今年の成績だと少し足りず5着前後。

東京新聞杯も1分31秒台だった

過去10年で31秒台だったのは2019年だけ。
その年の勝ち馬インディチャンプは安田記念も勝った。
3着サトノアレスは前年の安田記念0.2秒差4着。

今年の東京新聞杯は800m通過45.8秒で、これは安田記念でよくあるペース。
2019年の東京新聞杯も45.7秒で安田記念に近い流れ。

今年の東京新聞杯2着のナミュールがVMで結果を出せなかったのは途中で12.0-12.3秒とペースが遅くなったため。

去年の安田記念も遅い流れで脚を余した馬が何頭もいた。

去年の天皇賞秋、今年のダービーで2番手グループが遅かったりと最近の東京はペースを上げない傾向にあるのかもしれない。

ペースが速くなって後半に失速ラップになればナミュールにもチャンスがある。

同じハービンジャー産駒のノームコア様がVMを勝った時は12.6-10.6-10.8-11.1-11.3-11.2-11.5-11.7と途中で全く緩まない高速ペースの失速ラップ。

評価

今年はチャンスのある馬が多く、展開、枠順、騎手で大きく左右される。

今のところの印象だと

ナミュール
セリフォス
ソウルラッシュ
ガイアフォース
ダノンスコーピオン
ウインカーネリアン
イル―シヴパンサ―
去年の安田記念で目一杯脚を余した展開負け。
今年はイン差しも見せているし可能性はある。

実績はあるが人気との兼ね合いでおさえにしたいので上の7頭の中の2頭との入れ替え要員
ソングライン
シュネルマイスター

応援枠
マテンロウオリオン君
ダイワメジャー産駒過去10年【0-0-0-13】で今年も今一つではきびしいかな。

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