キーンランドカップ 気になる馬達

札幌1200m

札幌競馬場も6週目になると洋芝が傷んで時計がかかるようになります。
特に内が傷んで内の先行馬が苦労するようになる。

去年は道中内の2番手を進んだレイハリアが勝ちましたが全体的に外の勢いが優勢でした。

今年は先週の時点で去年よりも馬場が傷んでいるので今年は去年よりもタフな馬場でさらに外優勢。
日曜に雨の可能性もあるし、2020年のような馬場になりそう。

リピーターというか札幌1200m実績

先週の手稲山特別も去年2着のモンファボリが1着。
キーンランドでもエイティーンガールが2年連続で連対。

今年は、
エイティーンガール(キーンランド1,2着)
レイハリア   (キーンランド1着)

8、9月札幌1200m
メイショウミモザ (2勝クラス1着)
ジュビリーヘッド (2勝クラス1着)
ロードマックス (オープン1着)
ヴァレトニ   (北海道4戦4勝)

これらの馬を中心に考える。

評価

勝ち負け
ロードマックス  インヴィンシブルスピリットの血が騒ぐ!
ジュビリーヘッド 堅実
メイショウミモザ 流れに乗れれば

3着候補
マイネルジェロディ ホー騎手ならうまく乗ってくれる
トウシンマカオ  3歳代表
エイティーンガール リピーター女子
ビリーバー    大外一気

悩む
ヴァレト二 不安も多いが札幌得意で母もこのレース勝ってる。


馬達

エイティーンガール
今年は前哨戦のUHBを使っていない点がポイント。
おそらく目標のスプリンターズSにフレッシュな状態で出走させるためなんだろう。
そう考えれば今回の仕上がりも余裕を残すものだと思われる。
悪くはないが、少し割引は必要だと思う。
外枠に入ったら上位の可能性高い

レイハリア
去年は51キロの軽量ハンデを活かして2番手から抜け出しての勝利。
今年は去年よりも馬場状態が悪く先行馬は苦戦が予想される。

メイショウミモザ
欧州的な血が入っている馬が好走するこのレース。
去年のレイハリアもトニービンを持っていた。
ミモザはトニービンにサドラーズウェルズもある。
北海道での1200mの成績が良く1200mで巻き返しを期待
前走は前半が37.6秒と短距離を使ってきたこの馬には遅すぎるペースで前に出てしまった。
阪神牝馬Sを勝てたのは高速馬場でスプリント適性の馬でも勢いで走れたため。
洋芝の札幌では距離が長すぎた。
この子は高速馬場の反発力を活かした走りもできるし、手稲山特別の走りのように洋芝の走りもできる。
安田記念は流れに乗れなかった。
速い1200mの流れで差してくる。
5,6枠が欲しい。

ジュビリーヘッド
函館SSを評価したい。
ナムラクレアは1200mではGⅠ級
その他の馬の中では抜けていた。
青函Sでは前半のペースが遅かったのに騎手が少し調整していつものポジションにしてしまった。
1キロの斤量差と位置取りと内外のコース取りが勝敗を分けた。
今回は前走よりも速いペースになりそうだし、逆転可能。


ロードマックス
前走UHB賞勝ち。
外を一頭だけ違う脚で追い込んだのは印象的。
母も得意距離は1200~1400m
馬体も母父父のインヴィンシブルスピリットに似ている。
洋芝の1200mはベストの条件ではないか?
肩回りが力強く動いているので重馬場もOK


ヴァレト二
北海道4戦4勝。
母チアフルスマイルもキーンランド勝ち
不安なのは先行脚質は今週末の馬場では不利ではないかという点。
重馬場も良ほど良くはないと思う。
1600mを逃げ切れる体力があるのでそれで少しはカバーできるかもしれないが。

マイネルジェロディ
UHB賞1番人気6着
内ラチ沿いで前に⑭、外に⑩がいて馬が走りづらそうだった。
ムチを打っても前に馬がいると走りたくない馬は多い。
全力で走っている時とはクビの使い方が違う。
ゴール過ぎて前のスペースが開いたら⑭を抜かしたようにバテたわけではない。
不完全燃焼だった。

ウインマーベル
北海道4戦で勝ち上がれなかったのは事実
新潟の重馬場で勝ち上がったがあんまり重馬場っぽくない。
この馬だけでなく他の馬も反発力を使っている走り。
強そうには見えなかった。
それが今年に入って走り方が力強くなってきた。
相手関係もあって強いとは言えないが違いは見せている。
斤量54キロで3歳のアドバンテージもなく今回は厳しい。

トウシンマカオ
3歳なら朝日杯6着のこちら
ファルコンSではプルパレイに逆転されたが直線入り口でどん詰まり。
右隣のウインマーベルと接触してウインマーベルは後退してレース止めた。
マカオの戸崎騎手も下がるウインを振り返って眺めていた。
そんなこんなしている間に4コーナーでは左後ろにいたプルパレイは内をスルスルと抜け出して2馬身以上先に。
マカオが外に出して追い出した時にはもう無理。
斤量も1キロ重く再加速に時間がかかる。
NHkマイルでも1400mまで先頭で頑張った。
1200~1400mの馬だろう。
先行馬だが期待したい。

ビリーバー
2020年の重馬場のキーンランドでは6着
外有利の馬場で内ラチ沿いを走っていた。
コーナーでもポジションを落としていたように流れにも乗れなかった。
去年の10月からレースぶりが安定してきた。
外を追い込んでこれれば

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