大阪杯 気になる馬達

今週は気温が上がる

去年クッション値10.3
先週は雨で8.8でしたが、今週の20度を超える気温で一気に乾くでしょう。
乾いていく馬場なので、内前に注意したいですね。

去年のように前半が速くなったり、2018年みたいにまくったりしなければ、内前有利。

去年は分析を軽視して失敗

『重馬場で傾向の違う去年は例外として、2017年のGⅠ昇格以降の勝ち馬は母父か母母父がTHEアメリカ血統のボールドルーラー系』

『GⅠ昇格以降の良馬場の大阪杯の上位3頭で東京2000~2400mGⅠで3着以内か0.3秒差以内の実績がなかったのは2頭だけ』
この条件に合うのが体調が戻っていなかったウインマリリンとマカヒキだけ。
『ボーダーラインを下げても
ヒシイグアス   天皇賞秋5着(0.8秒差)
ポタジェ     天皇賞秋6着(0.8秒差)
キングオブコージ 2500mGⅡ勝ち』

この二つの条件にあったのがポタジェ。

しかし、ポタジェを善戦止まりと考えて無印。
条件が合うことの重要性を理解しました。

評価

頭数多くなったが、混戦模様で枠の並びで左右されるので。

勝ち負け
ジャックドール
ラーグルフ

2着候補
ヒシイグアス
マリアエレーナ

3着候補
ヴェルトライゼンデ
スターズオンアース

次点
ダノンザキッド
マテンロウレオ
キラーアビリティ
ジェラルディーナ

リピーター枠
ポタジェ

馬達

ジャックドール
去年は騎手が他の馬のスタートの速さに『自分の馬が遅いんじゃないか』と騙されてハイペースにしてしまった。
秋天でも2番手以降の超スローペースからの瞬発力勝負にしてしまった。
香港カップは内枠で出遅れ。
しかも前日に水を多めにまいたせいで内がやや重い馬場。
一日を通して直線で内よりも外が有利だった馬場。
ストライドの大きな馬が内でなかなか加速できず、それでもゴール前は伸びている。
参考外参考外参考外!!!
ジャックドールはこんなもんじゃないんだーーー!!!
やや外枠で2列目の先頭でいい。
むしろ内枠でスタートの不安があるよりはやや外枠でいい。
前半は無理せずに、ロングスパート勝負に持ち込めれば強いぞ!
東京の2000mが強い馬は阪神の2000mでも強いんだ!

ラーグルフ
今年はモーモーパラダイスか?
覚醒モーリス産駒。
中山記念では△2着。
体重は増え続けているし今がまさに旬!
注目は母方の血。
母父は母父ボールドルーラー系
母母父も母父ボールドルーラー系。
実は高速馬場も行ける血統背景がある。
去年秋の東京2000mの好時計勝ちも裏付け。
夏の野芝新潟でも勝ち、冬の洋芝が強い中山でも勝つ。
馬場不問の強い馬になっています。
内でもそこそこうまく立ち回れるんだけど、ベストは真ん中か外で溜めて直線で外に出す競馬。
去年のアリーヴォかヒシイグアスのような競馬でどこまで。
うーん、レースぶりからは1着はないかなー。
戸崎騎手だしね。
力はあるんだけどなー。
ここで少し足りなくて宝塚記念ってパターンか?
中山記念の好走から香港やオーストラリアでもよい。

ヒシイグアス
去年の4着。
母父父のストームキャットは母父ボールドルーラー系
母母父もボールドルーラー持ち
前走の中山記念勝ち。
どちらかといえば、前走からのレース間隔が短いのが少し不安。
前走は枠の並び的にあの位置になったが最後に大きく失速する展開で位置的には大外を回ったラーグルフよりも有利だった。
外過ぎない枠がいい。
今年もチャンスがある。

マリアエレーナ
前走は直線で何もできず。
全く力を出せなかった。
内枠って怖いよねー。
父クロフネも母母母ブロードアピールもボールドルーラー持ち
去年の秋天は不利があっても7着。
そして去年のアリーヴォもそうだけど小倉実績は阪神でけっこう通用する。
時計的な裏付けもあり、前走も進路をさがしながらいい走りしていた。
先週の乗り替わった方が勝つの再現もあるかも。
〇か▲をつける

ヴェルトライゼンデ
ダービー3着、ジャパンカップで0.1秒差などは過去の好走馬と重なる。
しかも好位で競馬できるのも大阪杯では有利。
2000mで速い時計もある。
ローテもいい感じ。
いかにも好走しそうな馬。
罠か?

スターズオンアース
この馬は広い阪神外回りと東京でGⅠを勝っているけど、実はけっこう器用な立ち回りを多く経験している。
内をついてくるレースを何回かしている。
秋華賞も絶望的な位置から馬群を縫ってきた。
堅実。
これ以上ないほどの安定性能。
ミスプロ系の器用さとモンスンの影響だと思われる。
内枠で好スタート切れたら勝ち負けまである恐ろしい馬。

ダノンザキッド
血統的にはプラス要素はない。
ただ、MCSや毎日王冠好走組はけっこう走る。
2000mは中山と香港でしか走っていない。
中山はGⅠも勝ったコースなのだが皐月賞以降はダメダメ。
前走は1番枠で内ラチ沿いでストライドロス。
そして前で600m過ぎからの11秒台ラップを長く続けてスタミナ切れ。
筋肉量が多く燃費の悪い馬なので2000mはペースをよく考えないともたない。
2000mでは香港のように前半はゆっくり入った方がいい。
そして内ラチ沿いよりも真ん中から外の列。
前走は度外視したほうがいい。
穴馬っぽい雰囲気がある。

マテンロウレオ
ハーツクライ産駒で勝ったスワーブリチャードは母母父ボールドルーラー系
マテンロウレオは母母母父がボールドルーラー系。
セーフ!
前走は勝ったドウデュースがプロ部門だっただけで一般部門では勝った。
今年の4歳世代は層が厚い。
キラーアビリティとはレースによって勝ったり負けたりする関係。
持続力が要求される展開で好位から抜け出せばレオ。
足を溜めて直線で爆発させればキラー。

キラーアビリティ
父ディープインパクトで母母父ボールドルーラー系と、血統面で劇推し君。
前走はムルザバエフ騎手が前目で競馬させたけどそれまでは後方待機でそれでは大阪杯は難しい。
誰が乗るかはわからないが、折り合い重視だがせめて中団でレースできれば。
ダービーでも1.0秒差。
去年のダービーはバケモノ2頭がワンツーで上位も強い馬。
順調でない中であのメンバーで1.0秒差は能力の高さ。
絶対に前に馬を置いて折り合いたい馬。

ジェラルディーナ
どちらかといえば続けて使っている方が調子がいい馬。
ロベルト系らしいモーリス産駒といったところか。
エリ女や有馬は外差し馬に有利な馬場。
ここはオールカマーのような立ち回りが要求される。
休み明けの影響を考慮したいし、外差しになったら3着まで。
騎手的にもここは叩き台か?







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