朝日杯FS 2023年 気になる馬達


植田氏の『チャレンジング』発言は彼らの仕事がチャレンジングであって金利上昇を意図したものではなかった。
言葉の選び方を間違い、植田氏のコミュニケーション能力に問題があった。
今日のニュースで『植田総裁の発言は単なる一般的な見解に過ぎず、差し迫った政策変更を示唆するものではない』とフォローアップの記事が出て円高方向に向かっている。
これからは発言する前にアメリカの添削が入るんじゃないか?

12月12日の日経は下がりそうに見えたが、円安で自動車などの輸出関連にはプラス。
果たして下がるか上がるか。

過去の傾向

傾向からの候補
ジャンタルマンタル

ナムラフッカー
サトミノキラリ 
ダノンマッキンリー

エコロヴァルツ
セットアップ

前走1,2着がほとんど。
過去10年で前走3着以下は3頭だけ。

前走1着は着差が大きいほど複勝率が高い。
前走0.6~0.9秒差勝ちで馬券になった3頭は全て上り1,2位で3頭が先行。

エコロヴァルツ コスモス賞 1.0秒差 逃げ 上り1位
セットアップ  札幌2歳S 0.7秒差 逃げ 上り1位

ただ、前走札幌は過去10年で2頭だけ。
2頭とも札幌2歳S勝ちだが朝日杯で5,7着。
ジオグリフは前走0.7秒差勝ちしたが5着だった。
なので、今年の2頭も不安はある。

前走で0.3~0.5秒差勝ちはほとんど東京コース。
前走0.1~0.2秒差勝ちも東京の重賞などほとんど東京コースで全て上り1,2位。
今年は完全な該当馬は無し
シュトラウス    東スポ   1着 先行上り7位
オーサムストローク ベゴニア賞 1着 先行上り3位

今年は荒れる可能性が大きくなった。

前走3,4着だった馬は1400mGⅡで1,3番人気。
そして前走東スポ2歳Sで12人気7着だったクリノガウディーを含めて負けても0.5秒差。
ナムラフッカー デイリー杯 0.5差3着 追い込み 上り1位

前走距離は1600mが良く、短縮>延長
前走1400mから馬券になった7頭中6頭が上がり1位。もう一頭は3位。
ダノンマッキンリー 京都1400m 上り1位
サトミノキラリ   東京1400m 上り1位

前走デイリー杯は逃げ先行で上がり1,2位
ジャンタルマンタル 0.3差1着 先行  

前走0.3~0.5勝ちの前走コース

評価

今年も微妙なレベルの朝日杯になりそう。

勝ち負け
ジャンタルマンタル
ダノンマッキンリー

2着候補
セットアップ
エコロヴァルツ

3着候補
エンヤラヴフェイス
シュトラウス 重馬場でチャンス

馬達

ジャンタルマンタル
父パレスマリス(スマートストライクXデピュティミニスターXヌレイエフ系Xロベルト系)
母父APインディ系xミスプロ系
母母父ストームキャット系
デイリー杯は◎で1着ありがとうございました。
新馬は内で前から2番目のいい位置から抜け出して快勝。
やや足長のピッチ走法だがそこそこの回転。
京都の急な下り坂を問題なく走れる馬。
デイリー杯では内1列目の2番手という絶好のポジションから抜け出す簡単なお仕事。
楽な勝ちだが上りは2位で2着を0.3秒離しているのは〇
トモの筋肉もムッキムキで素晴らしい。
現時点での完成度が高い。
ペースは流れた方がレースしやすい。
スローになるとキレのある馬に負けるかも。

ナムラフッカー
スワーブリチャードxルーラーシップ
スワーブリチャード産駒は仕上がり速いね。
これが早熟なのかどうかは今後注目。
少し難しい所のある馬だが瞬発力ある。
腹側のラインがいかにもキレるタイプ。
2戦目は外枠からまーっすぐ走って先頭に立ち直線入り口では差を詰められるも突き放した。
そこそこスタミナはあるが1600ベストかな
紫菊賞ではスタート後に先頭に立つも抑えて2列目に。
後半のスピード勝負で劣ったのはレース中の雨の影響もあったか。
デイリー杯では一番後ろで溜めてこの馬の良さが出た。
溜めてこそだし、脚の運びから軽い良馬場がベスト。
今回も後方待機だろうがとどくかなー?

エンヤラヴフェイス
ヒカリxデビルズバッグ
新馬は圧勝したがラスト1ハロン12.0と大きく失速。
上り3ハロンで大きく差を付けられず今一つ。
上り1位タイのボルトバージは次で勝ち上がるもその後は微妙。
新潟2歳Sでは「前に入られた時に推進力がなくなってしまい、そこから挽回がききませんでした」(騎手談)というように落ち着いたラップの区間で下がってしまった。
重馬場は良さそうなので3着期待してデイリー杯で△で2着。
機動力と持続力のあるタイプ。
内枠をひいて中団前方で競馬できれば3着のチャンスありそう。

ダノンマッキンリー
モーリスx(デインヒルxセクレタリアート)
ダンチヒのクロスでトモの力強さは素晴らしい。
モーリスxデインヒル系はニックスなのでこの馬の活躍は必然。
新馬は先行して楽勝
2戦目はよそ見している時にゲートが開いて出遅れ。
直線では堂々とした走りで追い込んで完勝。
ペースが速くて前が潰れたのもあるがいい勝ち方。
能力高そう。

サトミノキラリ
ビッグアーサーxディープインパクト
母にストロベリーロードもあり京都や小倉やロンシャンで是非買いたい。
新馬は後にファンタジーS2着のドナベティの2着。
2戦目は2番手から勝った。
3戦目はスタート少し遅れて中団後方から徐々に前に進んで差し切った。
いいスプリンターになりそうな走りをしている。
この時期なら相手次第ではマイルでも通用する。
一応GⅠなのでこの馬に先着する馬が3頭はいると思いたい。

セットアップ
宣戦布告xミスプロ系
なんでホープフルじゃなくてこっち?
新馬ではレガレイラのスピードに完敗。
あれは相手が強すぎた。
2戦目に普通に逃げ切り勝ち。
3着を1.6秒も離して勝った。
2着馬も3着馬も勝ちあがり、相手が弱いわけではなかった。
札幌で1600m通過1分36秒0は優秀。
稍重の札幌2歳Sも地味に優秀だった。
稍重の勝ちタイムとしてはブラックホールやダーリントンホールの2019年に近い。
しかも後半に11秒台のラップを2回記録したのは良馬場を含めて他にない。
洋芝や冬の馬場など時計のかかる馬場で強い。
今週は雨も降るし馬場が重くなればこの馬に有利になる。
前進気勢もあるのでマイルのスピードなら好位でついていける。
逃げなくてもいい馬なので好位から早め抜け出しで勝負。

エコロヴァルツ
ブラックタイドxキンカメxAPインディ
この馬もホープフルの方が…
新馬でルシフェルに勝つ。
馬群の外側で雑に外にはみ出しながら強引な勝ち方。
2戦目のコスコス賞で2着コスモディナーに1.0秒差をつけて勝ち。
そのコスモディナーは22キロの馬体重減がなければもっと阪神JFでやれたはず。
それをまったく相手にしなかったエコロヴァルツ。
セットアップ同様に重馬場はこの馬の見方になりそう。

シュトラウス
モーリスxアドマイヤベガ
母にトムフールあり〇
東スポ杯は〇で1着。
新馬はただ周ってきて圧勝。
不良馬場で差が付き易い条件ではあった。
大きなストライドでしっかり走る。
サウジRCは秋の東京開幕日で最初の1ハロン12.2秒と速くて後方から。
次の11秒の区間でかかり気味に少し上がって行ってしまったのは少しスタミナ消耗。
その後は馬群の中で脚を溜めて直線入り口で先頭に並びかけるも3着。
前半で少しスタミナ消耗したのと、脚の回転の遅さによる決め手負け。
長くいい脚を使えるので1600mよりも長い距離の方が良さそう。
そして東スポ杯は先行して完勝。
11.6~12.0秒の間で持続させる走りが得意で瞬発力勝負ではサウジRCのように負ける。
勝つなら前走のようなやや速めの平均的なペースで先行するべき。
重くなればチャンスは大きくなる。

オーサムストローク
エピファネイアxフランケル
馬体がバランス良くて好み。
札幌の連敗は馬場のせいじゃないか?
反発力を使うのが得意そうなのでクッション値高い馬場の方が良さそう。
野芝の秋中山で楽勝。
東京でスローからの瞬発力勝負でも勝ち。
前脚を叩きつける高速馬場が得意な走り。
重馬場や洋芝では割引。

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