デイリー杯2歳S 簡易反省


われわれは他人の馬券が外れるのを当たり前だと考え
自分の馬券があたらないことにはいつも納得がいかない

東スポ杯を予想する前にこのレースの反省をしないといけないと思いました。

デイリー杯2歳S

勝ち馬 セリフォス
勝ちタイム 1分35秒1
レースラップ 12.7 - 11.4 - 11.8 - 12.8 - 12.6 - 11.4 - 10.5 - 11.9

去年の1000m通過が58.1秒で今年はそれよりも3秒2も遅い1分1秒3。
去年は開催3日目、今年は11日目なので馬場が痛んでいたのは確か。

勝ったセリフォスはこれまでの2戦でも前半1000mが60秒台からの後半の瞬発力勝負。
今回も得意なレース展開だった。
無傷の3連勝だが厳しい展開を経験していないので個人的に信用ならない。

今回もスタートはゆっくりで35秒までは離された後方。
その後レースペースが12.8と落ちた所で自分のペースで前に詰めれた。
これは小頭数だからできたことで、多頭数の内だとできないし、前に強い馬がいてペースが落ちなければ後方のままになる。

逃げたプルパレイがペースを落とし過ぎ。
アメリカ的な馬なので瞬発力勝負では劣るのだから持続力勝負に持ち込まなければいけないのに。

ソネットフレーズは予想よりも走る馬だったが、内でスタニングローズの後ろでじっくりと溜められたのは大きい。
無駄のない競馬で負けたのは残念。

スタニングローズは馬体重減が物語るように順調ではなかったか?
吉田騎手のコメント
「ペースが遅くなると思っていましたが、良い所でハマりました。勝ちに行った分、最後甘くなりました。ずっと使われてきたので疲れがあるのか、いつもの良さが出ませんでした」
スローペースを番手で進んで残り600mでスリップから抜け出して外へ。
直線半ばでバランスを崩しかけたようにも見えるが、それも含めて順調ではなかったのか。

ドグマにはマイルは忙しすぎる。
ジワジワと加速していく方がいいのにスローから12.6-11.4-10.5-11.9というギアチェンジが必要な流れは向かない。
次は2000mを走ってもらいたい。

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