マイルチャンピオンシップ 2023 気になる馬達


京都はCコースに

先週は日曜日に直線の内ラチ沿い約3mが少し悪くなっていた。
今週はBコース+3mがカバーされてCコースになるので土曜日はバイアスの少ない馬場だろう。

2019年MCSの前日
内有利

2200m
内有利で上位は3,8,9,12人気。

1600m 1勝クラス
内有利だが1,2枠が14,17,18人気で力足りず、2枠の4人気は17番手と後ろ過ぎて届かず7着。

過去の京都マイルチャンピオンシップ

グダグダと書いていますが京都実績以外に強く押せるポイントはない。
内外は年によるので今週の土曜後半。
できれば日曜の馬場傾向を見てから決めたい。

2018年は皐月賞4着以内が1~3着


2019年
土曜は直線の内ラチ沿いがそれほど悪くなくても日曜には悪化している。

1着インディチャンプ 3人気
ステゴ(プリンスリーギフト持ち)xキンカメxトキオリアリティー

2着ダノンプレミアム 1人気
外3列目先頭の不利。
1人気で敗れたのはこの位置取りの悪さもある。

3着ペルシアンナイト 6人気
ハービンジャーxサンデーxヌレイエフxニジンスキー

2人気のダノンキングリーは1番枠だったが直線で内を走ったので伸びずに5着。

逃げたマイスタイル(10人気)が4着。
スワンS2着など京都実績ある馬は注意。

2018年
この日はMCSの直前のレース(1800m外)でも直線で内ラチ沿いが1,3着と内ラチ沿いが悪くなかった。
なので5人気以内の1,2枠の馬が3着以内。

1着ステルヴィオ 1番5人気
カナロアxファルブラヴ
皐月賞4着

2着ペルシアンナイト 
前年皐月賞2着 2番3人気

3着アルアイン 3番4人気
ディープインパクトxAPインディ系
前年皐月賞1着

4着カツジ 16人気
ディープインパクトxホワイトマズルxトニービン
後方から上がり1位タイで惜しい4着はこの条件が合っている。
同じ時期のデイリー杯2歳S2着。
2年後にはスワンSを11人気で勝つなどこの時期の京都が得意。

5着ミッキーグローリー
カツジの全兄!!!
カツジと同じ後方から上がり1位タイで惜しい5着。
この全兄弟の4,5着はこの血が秋京都に合っているのでしょう。

2017年 稍重

この年は稍重で外有利
1着ペルシアンナイト

2着エアスピネル
キンカメxサンデーxテーストxボールドルーラー系
前年皐月賞4着

3着サングレーザー
ディープインパクトxデピュティミニスター
デイリー杯2歳S3着0.1差

前走レース

過去7回の良馬場京都MCSの前走は以下の通り

前走毎日王冠は5着以内、先行又は上がり1位。
エルトンバローズ 1着先行
シュネルマイスター3着上り3位

前走富士Sは京都実績のある馬
今年は京都を走った事のある馬が少ないのだが、
マテンロウオリオン マイラーズC5着0.2差
レッドモンレーヴ 上り1位2着
ソーヴァリアント 3着

春以来で馬券になったのはモーリスだけ。
セリフォス 安田2着、MCS勝ち

前走5着以内がほとんど。
6着以下だった馬は2頭とも1人気だった

エルトンバローズ 1着
シュネルマイスター3着
ナミュール    1着
レッドモンレーヴ 2着
ソーヴァリアント 3着
イル―シヴパンサー4着
マテンロウオリオン5着
ソウルラッシュ  1着
セリフォス    2着

枠はエリ女よりも外有利になっている。
Cコース替わりとはいえ馬場が傷むのだろう。

今年は京都の経験者が少ないがそれでも京都実績は大事。
マイラーズCの上位馬は候補になる
シュネルマイスター 1着
ソウルラッシュ   3着
マテンロウオリオン 5着

京都未出走の馬

過去の京都MCSを見ると京都実績は重要。
しかしながら今年は京都出走歴のある馬が少ない。
過去の京都未出走でMCS好走馬を調べる。
とはいえ京都実績のない馬は本当に少ない。

2016年
2着イスラボニータ
3着ネオリアリズム
2011年
1着エイシンアポロン
2009年
2着マイネルファルケ
3着サプレザ

あえて言えば、東京実績。
ネオリアリズムのように札幌も含めていいかも。
サングレーザーだって札幌と東京得意だった。
サプレザは海外だが血統的に父にサドラーズウェルズ。プリンスキロを複数持ち。母父リボー系。
ネオリアリズムも母父プリキロ系。
イスラボニータも母父母父プリキロ系。
イスラボニータとネオリアリズムはマンノウォー系あり。

下り坂は上半身と前脚が強いといいのでサドラーズウェルズとリボー。
下りから平坦でストライドが伸びた方がいいのでプリキロ。
マンノウォーは燃費が悪いが脚捌きの力強さ。

面白そうなのはセルバーグ

人気

1着は2~5番人気から
想定
セリフォス     1人
シュネルマイスター 2人
ソウルラッシュ   3人
ナミュール     4人
エルトンバローズ  5人

例外
8人気1着ダノンシャークは前年3着で京都マイルGⅢ勝ちもある

13人気1着ダノンヨーヨーの年はレベル低く今年は当てはまらない。
1人気は初GⅠでGⅢ勝ちしかない馬
2人気はサプレザは前年3着で0.2差4着
3人気はマイル重賞勝ちなく久しぶりのマイル

評価

去年も直線で複数の馬に不利があったし、能力が高いからと言って先着できるとは限らないのがマイル以下の短距離。
6頭を選ぶのはもちろん、買い方も難しいレース。

勝ち負け
シュネルマイスター

2着候補
ソウルラッシュ
ナミュール

3着候補
セリフォス 時計かかる馬場は割引
イル―シヴパンサ―
ソーヴァリアント
エルトンバローズ

次点
レッドモンレーヴ
マテンロウオリオン
ダノンザキッド
セルバーグ

馬達

シュネルマイスター
京都のマイラーズCを好時計勝ち。
前走の毎日王冠はラスト1ハロン約10.3秒!
欧州でもキングマン産駒のキンロスが5歳になってGⅠ二つ含む4連勝。
6歳でもGⅡ2勝、GⅠ僅差2着2回と古馬になってからの成長が見られた。
テンパスも6歳で初のGⅢ勝ちで連勝。
シュネルマイスターも今がキャリアベストな状態に見える。
ただ、前半はゆったり入りたいので32秒台で上がってもギリギリだったマイラーズC、届かなかった安田記念の再現がありそう。
過去10回の京都MCSで一番人気は勝てていない。
東京マイルGⅠ勝ちでマイラーズC勝っても必ずしも期待通りの結果を出せないのが短距離レース。
1着の可能性は高いと思うが、2,3着も十分にありえる。

ソウルラッシュ
ルーラシップxマンカフェ
阪神と京都のマイラーズCで1,3着(0.1差)
ならば秋のMCSでも去年4着からの好走が期待できる。
去年は道中で外で風を受けながら走る不利。
勝ったセリフォスは風除けありで脚を溜められて有利。
今回のモレイラ騎手は前に壁を意識できる騎手なので去年以上が期待できる。

レッドモンレーヴ
カナロアxディープインパクトxトニービン
京都経験はない
前走富士S組では好タイムの方がMCSで成績良くないのが不思議。
斤量58キロで上がり1位で2着は優秀ではあるが、MCSでは後ろ過ぎると届かない。
それに前走富士Sは1、5着の成績が良く、なぜか2~4着の成績が良くない。

ただ、富士Sで4人気以内だった馬の成績が良いので4人気レッドモンレーヴも何とかひっかかる。

1人気1着ナミュール、3人気4着のイル―シヴパンサ―の方が良さそう。

セリフォス
去年のMCSはゴチャついた内側をしり目に外側を不利なく走れた。
ドバイターフの走りから軽い高速馬場の方が得意。
春東京の軽い馬場で先行して速いペースだったが2着。
今週の京都の馬場が軽ければチャンスあるが時計がかかるようだと割引。

ナミュール
ハービンジャーxダイワメジャー
牝馬の成績は良くない【0-0-2-27/29】
前走富士Sで1人気1着は【1-1-1-0/3】
2018年の上位馬が皐月賞4着以内だったように2000m重賞での実績があるとMCSで成績良い。
今回のメンバーでは2000m重賞の実績馬が少ない。
シュネルマイスター弥生賞2着
ソーヴァリアント GⅢ2勝、札幌記念3着
ダノンザキッド  ホープフルS勝ちなど
ビーアストニッシドGⅢ2着

ナミュールの秋華賞2着は牝馬だが十分に牡馬に対抗し得る。
休み明けの成績が良いが特にチューリップ賞のイメージが強い。
阪神JFで権利を取れなかったので本気モードで仕上げたチューリップ賞。
そして少し状態が落ちた桜花賞。
しかし、秋華賞のあとのエリ女は良く走っていた。
先着したのはジェラルディーナ、ウインマリリン、ライラック、アカイイトで3頭がその後も含めてGⅠ馬。ライラックは今年もエリ女で4着。
その5着が悪いか?
冬の硬い良馬場での東京新聞杯好時計2着
かつてインディチャンプが東京新聞杯1分31秒9でその後マイルGⅠを勝った。
ナミュールもマイルGⅠで勝負できる力はある。
春の東京2戦は不利で悲しい結果に。
富士Sをモレイラ騎手で勝ち、今回はムーア騎手。
欧州血統ナミュールにもってこいではないか?

イル―シヴパンサ―
ハーツクライxキンカメ
去年の東京新聞杯を鮮烈な追い込み勝ち
去年の安田は後ろ過ぎて上り最速でも届かず
関谷は暑さ
中京金杯をイン差しで勝ち
中山記念は直線でイン差ししようとしたがシュネルマイスターと押し競まんじゅうして失速
安田記念は直線で進路が開かず。
富士Sはハイペースを外で風を受けながら先行。
先行勢では最先着したのは地力のあらわれ。
前走で先行できたのが今回活きると思う。
道中壁を作れて、直線で進路ができることを祈るのみ。

ソーヴァリアント
オルフェーヴルxシンボリクリスエス
前走の富士Sでは速いペースで母父シンボリクリスエスの得意な高速持続力勝負。
初マイルだったソーヴァリアントにとってはマイルで速い時計の勝負にある程度対応できたのが収穫。
MCSでもソーヴァリアント向きの速い流れになるかどうかがポイント。
逃げ馬はセルバーグ一頭だが、バスラットレオン、ビーアストニッシド、エルトンバローズ、エエヤン、ダノンザキッドらの枠の並び次第では速くなる………かぁ?
騎手に暴走タイプがいない。
しいて言えば横山父だがオリオン君で逃げないだろう?

マテンロウオリオン君
ダイワメジャーxキンカメ
何もなければ3着以内は厳しい。
直線の走り方を見れば東京よりも京都の方が合っている。
斤量が1キロ軽かったとはいえマイラーズCでシュネルマイスターから0.2秒差。
ただひたすら不利の無いレースを望む。
グッドラック!
めいざふぉーすびーうぃずゆー!

セルバーグ
エピファネイアxキンシャサノキセキ
プリキロ複数、サドラーズウェルズ、リボー、マンノウォーと鍵になる血を持っている。
エピファネイア産駒は古馬で3勝クラスを勝つようだと重賞で活躍する。
関谷記念は600m勝負になって決め手の無いこの馬には厳しい展開。
京都だと下りの800mから加速していくのでこの馬に有利な流れになりそう。
2019年4着マイスタイルのように楽しませてくれそうだ。

エルトンバローズ
毎日王冠は◎でお世話になりました。
何気に京都マイルの勝ちもある。
しかもラスト2ハロン11.1-11.2
その時のゴール前の走りが足が長いストライドだけど回転も速くてマイル適性高いかもしれない。
毎日王冠のゴール前を見えるとシュネルマイスターには敵わないかもしれないが真ん中の枠から楽に先行できれば前残りできる素質はある。
追切も良さそうで△は付ける。

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